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魔界エステ『サロン・ド・ディアブル』
その名も、『サロン・ド・ディアブル』。魔界流エステサロン、などという触れ込みだけでも相当に珍妙ではあったが、その施術がまた、強烈な代物であるようだ。
サロン内へひっきりなしに響く、端的に表現するところの、悲鳴……としか言いようのない声を聞きながら。待合室にて順番を待つ
高梨 彩葉
は、
「うわぁ、そんなにスゴイのかな……どのくらい綺麗になれちゃうんだろ? 楽しみですねー、エレナ先輩♪」
「ふふ、そうね。この私の美貌にふさわしいものであれば良いけど」
剣崎 エレナ
とともに、これが案外、わくわくと楽しそうにしていたりした。愛しの恋人のためにも、美しくありたいという欲求には抗えなかったらしい。
隣では
三宅 葉月
も、
「魔界のエステ、ね……」
芸術や美には並ならぬこだわりを持つ彼女のこと、自身の美しさを磨くことにもまた、興味はあったのかもしれない。
「次の三名様、どうぞ~」
呼ばれるままに、三人は施術室へと足を踏み入れた。
「……ぎゃああああああ!?」
誰の悲鳴だったものか……というより、三人の口からはまんべんなく、そんな声が漏れていたような気もする。
魔界流エステの施術は、その名に違わず過酷を極めた。
「この強烈な電流が、身体の中を隅々まで駆け巡って、血流やリンパの流れを矯正してくれるのです!」
「~~~ッ!?!?」
悪魔の施術士、その両手からバリバリと迸る稲妻が葉月の身体を絡め取り、容赦なく貫く……ずばばばば、どばばばば!
「あ……熱、熱うっ!?!?」
彩葉が横たわるプレート……そのものずばりの鉄板を、直下で煮えたぎる、溶岩があたためている。いやあたためるなどというレベルじゃない、じゅうじゅうと肌が焼ける音がする。熱いっ!!
「溶岩浴で、遠赤外線やマイナスイオンをたっぷり浴びて汗をかいて、身体に溜まった毒素や老廃物を一気に排出してしまいましょう!」
「私の知ってる溶岩浴と違うーーー!?」
続いて浸かったフットバスは、こぽこぽと小さな泡が絶えず湧き立っていて、これは気持ち良い……と思いきや、そこはもちろん魔界流。
「い、痛ーっ!?」
「こ、これ……中に何かいる!?」
「魔界の小魚たちですよ。何でも食べる上食欲旺盛ですのでね、古いお肌を綺麗に食べてくれた後は、ツルツルのピカピカになること請け合い!」
良く見ると泡の中に、小さなピラニアのような、鋭い歯を持つ魚がうようよ、たくさん!
「た、食べられてる……私食べられてる……ッ!!」
「いっ痛い! 痛い痛い痛いってばこれーーー!?」
などと、阿鼻叫喚ではありながらも。
どうにか全ての施術に耐え切り、鏡を覗いてみれば確かに、
「ほ、本当だ……私、綺麗になってるよ……!?」
彩葉の肌は艶やかにきらめいて、つるつる。大変に血色良く、触れれば滑らか。いつもは少々子供っぽい彼女が、黒い翼を得たことも相まってか、まるで小悪魔のような可憐さ、美しさ。
「これは、しばっちに見せてあげないとね♪ 悪魔の施術士さん、ありがと~!」
「お気に召していただけて、光栄です」
満足げな彩葉は、エレナと互いの美を称えながらに、サロンを出てどこかへ歩いて行った。
葉月は、とくとくと高鳴る鼓動を抑えきれない。鏡の前に立つ自分の美貌はさらに磨かれて、どこか凄絶な美しさ。それに、施術中に感じていた、ほんのりと身体の芯を疼かせるような、あの感覚……。
「気持ち良かったでしょう?」
「……!」
そう、確かに葉月は、あの電流を浴びながらに、快楽を感じていた。
そして何より、自身の美がより極まったものへと押し上げられていくことへの、抗いがたい快感も。
「いかがでしょう、お客様。お望みなら、さらなる上級コースもご案内できますが」
「……さっきのより……さらに?」
ごくりとひとつ喉を鳴らして、葉月は怪しく微笑む施術士に背を押され、再び施術室の中へと消えていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
151人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月01日
参加申し込みの期限
2016年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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