……ん。
人波が肌に合わない奴らの居場所って所か。
吹けば散る溜まり場。生徒会に目をつけられるような事はご法度な。
後は好きにすればいい。寝ぼけて風邪だけはひくなよ。
>斉田
あぁ、しかもうち一組の片割れは俺にとっても特別な……いや、まぁそれはいいとして。
やっぱり経験……というか、そういう類のものなのかもしれないな。
>アリス
うん。(コクコク
お前が幸せならそれが何よりだ(微笑
>ムゲン
えぇ、そうです。
昔よりは今ですよ。
>斉田
お金があって損をしたと感じることは少ないですが、悩みがないわけでもないですからねぇ。
ふっ、この私を誰だと思っているのですか。
裁判なんて起こそうものなら向こう側が不利になるだけの土俵はできあがってますよ。
だから向こうも裁判を起こさずねちねちと粘ってやがるんです。
専属の弁護士が居ないわけでもありませんしね。法律関連はそっちに任せてますよ。
>アリス殿
何と言うか…富豪の悩みを感じるのう
しかし、正式に相続したのならば黙って貰いたい所じゃな
…最終手段で弁護士雇われて、向こうで裁判を起こされぬ内に何らかの手を打たねばのう
裁判となったら、そなたもまた向こうに行かねばならぬとて…
法的効力のある物はあらぬのかえ?黙らせるのにはそれが一番じゃとて…
>ムゲン殿
ふむ…ムゲン殿は双子の人間と縁があるのか…
それならば雰囲気で解るのも解る気がするのう…
>斉田
ふむ……。まぁ、どっちでもいいといえばどっちでもいいか。
まぁあとは……双子の人間と良く縁があるようでな。ひょっとしたらその辺に原因があるのかもしれないな。
>アリス
教会孤児院……。懐かしい響きだな。
うん。ま、今が幸せというのは大切なことだよな。
>ムゲン
えぇ、そういうもんです。
私も実の親じゃありません。養子ですからねぇ。
それまでは教会孤児院のメンバーの一人をやってましたよ。
ま、昔の事なんてどうでも良いんですよ。今は幸せ。それだけです。
>斉田
両親が死んだとたんに冗談ではなく親戚が増えましたよ・・・んなことしてる暇があったら働けってんですよ。バカらしい。
まぁ、ほとんど向こうにとっては時間切れです。正式に相続しているしている以上そろそろ限界でしょう。
>アリス殿
人間の欲は浅ましいのう…
まぁ、確かにトラブルの元にはなる。それが莫大な遺産であればあるほどのう
喧嘩別れするのも無理は無いとて…
>ムゲン殿
ふむぅ…雰囲気で解らないと言う事は無い
どちらも独特ではある物の違いは大きいからのう
ただ、黙って突っ立っているだけだと、一瞬では見分けが付かぬぞよ
…まぁ、ムゲン殿が雰囲気で解るのであればそれでも良いと思うが…
>斉田
あぁ、ややこしくてすまない。一個前の話題についての話だったんだ。悪いな、本当に。
そうだな。確かにそういう身体的特徴もあるが……。こう、雰囲気でなんとなく分からないか?
……やっぱり俺だけなのだろうか、今のところ同意を得たことが無いんだ。
>アリス
そうか。そうだよな。
……そっちの家庭も色々大変なようだな。ま、俺にはそもそも家庭がないが(斉田との話を聞きながら
>ムゲン
まぁ、何処でもお帰りと迎えてくれる所と人が居やがるのは幸せなもんです。
>斉田
別に何もなかったのならばこんなことしないんですけどねぇ。
親の遺産を親族が何かと理由を付けては奪おうとしやがるんですよ。
生活が掛かってる云々の前にムカつきます。
とういうわけで今回も催促されて喧嘩分かれですよ。(やれやれと
>アリス殿
それは確かにめんどくさいのう…
とは言え逃げ出す様に遺産を持ち出してきたとは…
中々、大それた事をするとて…
>ムゲン殿
ん?わらわはシルヴィア殿とアリス殿に関しての認識の誤差と思ってしまったが…
まぁ、一瞬では解らぬ。よくよく見れば解るとて…
アリス殿が右目が青、シルヴィア殿は右目が赤じゃ
とは言え、一瞬ではそこまで判別は出来ぬがのう…
話せば、口ぶりの違いで一発ではあるが…
まぁ、世界が錯覚で成り立っていると言うのは間違ってはおらぬ
例えば、様々な感覚…視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚などは様々な経路を通って脳に伝わる
だから実際に起こった事と脳の処理に若干のラグが発生する。それが錯覚を起こす原因の一つじゃ
完全に物事を捉えると言うのは難しい事じゃとて…
>アリス
ふむ。別に家でもないのだしおかえりは変かもしれないが。
まぁ、寝子島におかえりということで。
実家か……。二度と教会には戻りたくないかな……
>斉田
いや、べつにリュイセンヴェルグ姉妹の話ではないんだけどな。
錯覚、か。この世界の全ては錯覚で成り立っているかもしれない。と言っていた奴がいたな、そういえば。
>斉田
んー?実家に居る世話係とか、親族に顔を出してきたんですよ。
逃げ出すみたいに遺産を持ち出してこっちへ来たので、顔を出すよう求められていたんです。
めんどくさいったらねーですよ(苦笑いしながら
>ムゲン殿
なるほどのう…わらわはラッセル殿やシルヴィア殿…そしてアリス殿は屋上で出会った事があるとて…
そうじゃのう。わらわとて誤認はする。と、言うよりも人間は無意識に誤認で成り立っておる。錯覚が一番の例じゃとて…(続けられた言葉にはあえて言及せず)
>アリス殿
…何だか調子が狂うのう
ともあれ久しぶりじゃ
ムゲン殿が言うには日本にはいなかった様じゃが…何をしておったのかえ?
>斉田
自分で言うのも変な話ですが似てますからねぇ。目をやがって下さい。目を。
お久しぶりです。
>ムゲン
えぇ、ただいまですかね?
ありがとうございます。(ニヤッと笑いながら
>アリス
そうか。おかえり。
また会えてうれしいよ。
>斉田
あぁ、桜井ってのは桜井ラッセルで間違いない。
リュイセンヴェルグってのは……。ま、そこのアリスだ。
まぁ、シルヴィアとも同じクラスだけど、ここで会った事は無い、かな。
ま、誰しも認識に誤差があるのは仕方ない。問題なのはその誤差が決定的すぎた時……あるいはそれに気付いた時……か。(つぶやくように
>ムゲン殿
『自分だけの現実』か…中々難しい物じゃ
特に思春期の若者に取ってはのう。『自分だけの現実』と『社会の中の現実』のギャップで苦しむ事もある
…まぁ、わらわもその年齢なのじゃがのう。色々と悩む事が多いとて…
ふむ…桜井…と言う事はラッセル殿かのう?リィセンヴェルグと言えばシルヴィア殿かと思うが…
わらわが知っている範囲ならばこの二人ではあるが…(そう言いながら顎に手を当てて)
>アリス殿
(声に気づいて木の方向を向けば)
そなたは…シルヴィ…いや、アリス殿の方か。こんにちはじゃ
そう言えばアリス殿もリィセンヴェルグであったのう…
パッと見ただけでは流石に一瞬で見分けが付かぬとて…
ふっふっふっ・・・学校もありやがりますので、それほど休んでられませんよ。
先日帰ってきました。
>アリス
うわぁ! り、リュイセンヴェルグか。
ずっといたのか。すまない、気が付かなかった。
というか、シルヴィアが日本には居ないと言ってたと思ったのだが……。帰ってきたのか?
私はいるのですけどねー?(木にもたれ掛かりながら
>斉田
まぁ、ある意味……だれだって抱えているものだとは思うけどな、『自分だけの現実』。
それにしても全然人が居ないな。前に、ここに来たときは猪野とか桜井とかリィセンヴェルグとか、面白い奴がたくさんいたんだけどな。
いや、お前がつまらないということはないけどな。
>ムゲン殿
そう言う物じゃ。それにわらわ達がこうやって会話をしているだけでも何らかの影響を受ける物じゃとて…
わらわ達は日々変化をし続けている、と言った所かのう
そなたに取っては普通でも他の人に取っては受け入れられないと言う事は多々にあるからのう…