白い布製のハンモックがかけられた木陰。
ハンモックの傍には木箱が置かれており
羊柄の可愛らしいブランケットがはいっている。
三人までなら一緒に寝れそうだ。
あー…。道理で妙に視線を感じると…。
冴来に、あれは飛吹か。
あんなとこで見てないでこっちにくりゃいいのにな。
(木陰から顔を覗かせる二人に視線をやり苦笑)
よし、じゃあそうするか。
常闇は何が好きなんだったか…。
前に果物が好きだって言ってたのは覚えてるんだが…。
(常闇さんに視線を戻して応える。
頬を染める二人には気がついていない様だ。)