九夜山の頂上に位置する展望台。
昼とは打って変わり静寂に包まれた世界・・
柔らかく光る街頭の灯は温かく
訪れる人たちの心をすこしだけ、癒してくれるかも。
また、寝子島有数の天体観測スポットしても知られ
星空を眺めに足を運ぶ人もいたりします。
※日が沈んでいる時間の雑談スレです。
ねむる…。
…うん。
貴方がそう望んでくれるなら
例え何があろうともずっと
私は貴方の友達でいるわ。
(差し出された手をそっと自身の両手で取って)
…教えてよ。
貴方がどんな事件に関わって
何に立ち向かおうとしているのかを。
…まあ、大体予想はついているけどね。
私は貴方の勝利の女神なのでしょう?
それならばきっと私にも何か
手助け出来ることが有るはずだわ。
必ずに、貴方を勝利へと導いてみせる。
・・やっと分かった気がするよ。僕が君を好きになった理由が
自分が傷つくことも躊躇わず、手を差し伸べてくれる
僕達は似た者どうしだったんだよ。だからこそ互いに傷つけてしまった
僕はこれからも君がピンチな時は駆けつける
逆に僕がピンチになったら冴来さんの名前呼ぶから
だからこれからも・・友達でいてくれるかな、冴来さん。(そっと手を差し出し
…私も怖い。
私はずっと、普通の生活が欲しかった。
大切な人達に囲まれて
一緒に笑いあって生きていける様な
そんな普通の生活が欲しかったの。
この島に辿り着くまでの私には、それがなかった。
この島に来て、漸くそれが叶ったの。
それなのに、私の大切な人達は
とても優しい人ばかりだから
誰かを救うために、何かを守るために
危険なところに行こうとするの。
自分の身を犠牲にしてでも、何かを守ろうとするの。
私は大切な人達を誰一人として失いたくないのに。
少しも傷ついて欲しくはないのに。
貴方の気持ちは痛いほどよくわかる。
だけど、もう無理。もう限界。
何も出来ずにただ無事を祈るだけでいるのには
もう飽き飽きしてしまっているの。
私が危険な目にあったとしても
それは貴方のせいじゃない。
そうすると決めた私自身の責任。
貴方が気に病む必要はない。
助けの求め方がわからないなら、わからないままでいいわ。
私は無理やりにでも、貴方の事を助けるから。
最初から、貴方に拒否権なんてないのよ。
・・怖いんだ
去年までは普通の中学校生活を送ってきてたはずなのに
今の僕の日々は少しずつ、自分の中に神魂が宿ってから
平和な日常から遠ざかっていく・・
冴来さんの気持ちは、痛いほど伝わってくるよ・・
けど僕は、僕のせいで君が危険な目にあってしまったら
・・きっと自分自身を許せない
こうして話を聞いてくれるだけでも嬉しいんだ
こんな話、学校じゃ絶対にできないからさ・・
・・僕は自分から助けを求めたことってあまりないから、どう伝えたらいいのか全く分からないけど
これからは少しずつ君を頼れるよう努力するよ。ごめんね、冴来さん
…どうしてそうなの。
どうしてそうやって一人で抱え込もうとするの。
何故頼ろうとしないの。
どうして私を遠ざけようとするの。
何の為の仲間なの。
何の為に私は貴方の友達でいるのよ。
危険だから巻き込めないって、なによそれ。
一人で危険に向かわれる方が余程迷惑だわ。
貴方はいつもそう。
貴方はいつもその優しさで、私の事を傷付ける。
自分の力で決着をつけたい気持ちも
他の人を巻き込みたくない気持ちもよくわかるけど、少しは頼ってよ。
私に出来ることなら、なんだってするから。
守られるだけのお姫様でいることなんて
私は少しも、望んでいないのに…。
そうだといいけど、もし彼が自分の意思で裏切ってたのなら
仲間に話すことはできないよ。これ以上危険な目には合わせられないからね。
ま、この件に関しては僕がケリをつけなきゃならないなぁとは思うけど
(ゆっくりと立ち上がり冴来さんの方を向き
話を聞いてくれてありがとね、冴来さん。少しだけ軽くなった気がするよ
とりあえず、英語勉強しなきゃなぁ。前は通訳がいたからコミュニケーションできたけど
自分の思いは自分のことばで伝えたいからさ、ウォルター先生にでも頼んでみるかねぇ
(言い終えたあと、眠そうにあくびをひとつ
(真剣な表情で話を聞き)
…成る程ね。
別人というと、誰かがその人になり変わったとか
若しくは、その人が何らかの精神操作を受けていた…
ということかしら。
仲間の人達にはその事を話してみた?
(しばらく考え込んだあと、ゆっくり話し始め)
ある事件に巻き込まれた際にね、異国の男性を助けたんだ
その人はお礼に僕自身のことも助けてくれたけど
最後は僕と仲間の敵として立ちはだかり姿を消したのさ・・
(左腕の袖をまくり包帯を見せ)
この火傷の痕は僕自身が犯した罪の証でもある
だから今も消さずに残してるんだ、治療系のろっこんに頼れば簡単に治るのにね・・
(袖をそっと戻し深呼吸、いつもの穏やかな表情に戻り)
僕は今でも助けてくれた彼と、敵として立ちはだかった彼は別人だと思ってる
でももし、彼が本当に裏切り者だとしたら・・僕自身の手で止めなきゃならない
仲間のなかには彼を危険人物と捉えている人も多いはずだし
全く、どうすりゃいいのか・・って感じだよ
…嘘つき。
大丈夫じゃないくせに。
体の傷は塞がっていても
それを負った時の心の傷は少しも塞がってないくせに。
だから悩んでいるんじゃないの?
それとも、これは私の思い違い?
…ねぇ。一体、何があったの?
え・・(動揺した様子で冴来さんの方を見つめ)
・・あ~バレちゃってたか、参ったなぁ
少し前に腕を怪我してね、心配かけちゃ悪いかなと思って黙ってたんだ
ごめんね・・でも傷はもう塞がってるから大丈夫・・うん、大丈夫だよ。
(一瞬目線を逸したあと、笑顔で応え)
ええ。本当に奇遇ね。
(ねむるさんの隣にそっと腰を下ろし)
迷っている、か…。
貴方も、そうなのね。
そうね。
貴方はいつも私を守ってくれる。
貴方の優しさに、私は何度も救われているわ。
どれだけ感謝の言葉を並べても足りないくらいよ。
…今も、貴方は私を守ろうとしてくれている。
でも。…でもね。
私にはそれが、哀しいの。
…ねぇ、ねむる。
どうして左腕を隠そうとするの?
あ、こんばんわ冴来さん。またここで会えるとは奇遇だねぇ
(いつもと変わらぬ笑みを浮かべつつ、さりげなく左腕を見えにくい位置に動かし)
悩んでいるというより、迷っているのかもしれない
あの時どうすればよかったのか、これからどうすべきなのか・・
・・ねぇ冴来さん、今までの僕は君のことを本当に守れていたと思うかい?
たまに不安になる事があってね、そんな事を考えていたんだよ。
……。
(ベンチに腰掛けるねむるさんの姿を見つけ
その雰囲気に、声をかけるべきかを躊躇って。
暫しの逡巡の後、慎重に傍へと歩み寄る)
…今晩わ、ねむる。
どうしたの?何か悩み事?
(ねむるさんの顔を覗き込み、努めて明るく声をかける
(ベンチに腰掛け左腕を強く握り締め)
まだ、思い出すと痛くなる・・傷は塞がってるはずなんだけどな
これも貴方のプレゼントですかね、アダムさん?
(自嘲的に呟きながら)
この島なら宇宙人が来ていてもおかしくなさそう。
人体実験をされるのは嫌だけど
空飛ぶ円盤にはのってみたいな。
もし自分のものに出来たとしても
そこで住んだりすることも難しいだろうしね。
火星への移住を計画している国もあるって聞いたけど
どうなるんだろ…。
そう?
じゃあ、本番が近づいたその時にでも。
…時間なんて止まってしまえばいいと思っていたけど…。
先に楽しみがあると、時間が進むのも
悪くないかなって思えるね。
(穏やかに微笑みを返し
夜空を見上げて月へと静かに手を伸ばす)
へ~UFOかあ・・
ちょっと前の僕はきっと、そういうの信じなかったんだろうなあ
今じゃ身近で不思議な出来事がよく起きるし、ここいらで観測してたら
案外見つけれるかもねえ・・
おまじない?う~ん、今はまだ受け取らないでおこうかな・・
きっとそういうのって本番に近づいた時に欲しいかもだしねえ。
ありがとうね、冴来さん。今は君のその優しさだけ受け取っておくよ。
(優しく微笑みながら)
どちらかといえばUFO探すのがメインです
おや、それは楽しみですね、武運を祈ります。
月の土地は買えるそうですけど
法的な正当性はどれほどのモノなのやら、程度ですしねぇ
星自体を購入するのはどうなのでしょうね
衛星も惑星も、綺麗だよね。
沢山あるんだし、一つぐらい私のものに出来ないかなあ。
まあ、難しいだろうけど。
そう、大会が…。
…ねぇ。貴方が試合で勝てるように
私がおまじないをしてあげましょうか?
(くすりと悪戯っぽい笑みを浮かべて
へえ・・裏表があるってとこに何故か人間味みたいなものを感じるよ
えっと、望遠鏡とか持ってるほどだから天体観測が趣味なんだよね?
そうだね・・もうすぐ運動系部活動の秋の新人戦のシーズンに入るんだ
僕はボクシング部に入ったのが遅かったので公式戦はまだ経験してなくてね
ここがデビュー戦ってわけ(拳を空に向け突き出して)
農耕を司る神様の象徴でもありますね
規律や安定と言った意味がある割に凶星と呼ばれているとか
まぁ、実際の僕の目当ては衛星の方なんですけども
いいですよ、こことここのネジを使ってですね(説明はじめ