神無組の敷地内のある木。 最近誰かがいるような気配がする……。
(コミュ主さんから許可貰って立てさせてもらいました!)
(安心した様に表情を緩め、息をついて
『ありがとう
でも何処に行けばいいんだろう
何処に行けば会えるんだろう
家を知っていればいいんだけど
私あの人の家を知らない
どうしたらいいのかな』
(悲しげに目を伏せ、再び手を動かし)
『私 あの人のこと全然分かってないみたい』
...いいでしょう
ここで相談を受けたのもなにかの縁でしょうし、おつきあいしますよ
…。
(ふと、顔を上げ思い悩んだ表情。
ふる、と首を振り付け足した一文に線を引いて消し
新たに文字を綴る。)
『やっぱり、会って謝りたい。
でも一人じゃ勇気がでない。
一緒に来てと言ったら貴女は来てくれる?』
(綴り終えた後、不安を湛えた瞳で月さんを見つめる)
『会いたい。会って話したい。
でもきっと会って貰えない。
私はクロウディアを傷つけた。
私はあの人を追い詰めた。
沢山優しくしてもらった。
なのに私酷い事を言った。
大好きなのに傷つけた。
きっと呆れられた。嫌われた。
寂しい。悲しい。どうしよう。怖い。』
(震える手でここまで文を綴り
躊躇った後に、再び手を動かす。)
『貴女にお願いしたら、あの人に会った時に
本当に伝言してくれる?』
クロウディアさん……あの時の彼ですか
これは手紙のやり取りよりはお二人で顔を合わせてたほうがよろしいのでは?
…。
(しゃくり上げながらふるふる首を横に降り
再び文字を綴る。)
『分からない。
彼に謝りたいのか
謝ることを口実に彼に会いたいだけなのか
どっちが本当の気持ちなのか分からない。
学校の教室に彼への手紙は書いたけど
彼が読んでくれるか分からない。
あの手紙に書いた気持ちも
何処まで本当の気持ちか分からない。
ただ彼を傷つけたことが悲しくて苦しいことは本当で
彼を傷つけた私が憎くて大嫌いで
自分のことばっかりで
彼を少しも大切に出来なかったことが凄く悲しい。
クロウディアに会いたい。寂しい。』
…………(手紙を読みつつ)
要約すれば、その人物に謝りたいということでいいのですか?
手紙なりなんなり書いて、その人物について教えてもらえればメッセージをお伝えしますが。
…。
(涙を零しながら震えた手で
ペンとメモを再び手に取り文字を綴る)
『一番傷つけたく無かった人の心を傷つけた。
ちゃんと会って謝りたい。
でも、もうきっと彼は私に会いにきてくれない。
どこに行けば会えるのかもわからない。
会いたいと思う資格も私にはない。
彼が世界で一番好き。
ずっと一緒にいたい。
この想いを無くさないと彼を苦しめる。
でも無くしたくない。
ずっと好きでいたい。
どうしたらいいかが分からない。
もっと一緒にいたかった。
傷つけたくなかった。』
(文字を綴り終えた後
両手で顔を覆い、ぐすぐすと激しく泣き出す)
…。
(逡巡した後メモとペンを取り出し、何かを書こうとするが
ふるふると首を降り、静かに涙を零す
あからさまですが……ない、と言い張るのであればそれ以上は追及しません。
…!
(はっと顔を上げ、取り繕う様な笑みを浮かべて
何でも無いという風に首をふるふると横に振って見せる
…………如何しましたか?(木の上にいたようだ)
…。
(疲れ切った様子で木陰の元へ歩み寄り、座り込む。
眠たげに瞼を閉じるも
眠気を振り払う様にふるりと頭を振り
沈鬱な表情で小さく溜息をつく。
地下にダンジョンがあるかは定かではありませんが、地下室があったのは記憶しています。
……中を見たことがありませんが。人形を作る工房があったと思います。
どんな人か、ですか……言葉では言い表せない人物ですね。
ただ、自分のことを壊れていると表現してたことがあったような。
どこがどう壊れているのかは聞いたことがありませんけどね。
……私からは止めはしませんが、あまりかかわらないほうがいいかと。
いや、直接話したことはないが
この間送って行ったとき
ちらっと見えた人がそうだろ?
雰囲気的に近寄り難いというか…。
どんな人か興味はあるけどな。
何処までも続く深淵、か。
RPGか何かにありそうだな。
実はあの店の地下にダンジョンがある
とかだったら面白いんだが。
……? 私の義姉とあったことがあるんですか?
あの人の性格や思惑は私では計り知れないところがありますから。
どこまでも続く深淵を覗いているかのような印象を抱いてしまいます。魔女……ありがち間違いじゃないかもしれませんね。
それならいいんだ。
喧嘩でもしたのかと思ってさ。
常闇の姉さん、綺麗な人だよな。
だが何処か魔女っぽいというか…。
俺も正直あの人はちょっと苦手だ…。
(気まずそうに頭をかいて
元の家、といいますと義姉さんのところですね。
「こっちよりいい環境とおもうわぁ」とのことで快諾ですね。
……正直にいえば、あの人は苦手ですから(済まなそうな表情で)
へぇ。
じゃあ今は此処が常闇の家なんだな。
…元の家で何かあったのか?
まだ言っていませんでしたか。
先日から、ひふみ姉さん……神無月さんのところに居候することになりまして。