神無組の敷地内のある木。 最近誰かがいるような気配がする……。
(コミュ主さんから許可貰って立てさせてもらいました!)
そっか、そりゃ良かった。
(常闇の頭を軽くポンポンと叩き
頭から手を降ろす
ああそうだ、常闇は甘いもの好きか?
…………(目を瞑って、撫でられて)
…………いいものですね。理由はわかりませんが、落ち着くといいますか。
(気持ちよさそうな雰囲気を出して)
あ、そうなのか。
なんかその、悪い…。
そういうことだなあ…。
はは、不真面目でなきゃこうして
常闇と会うこともなかったかもしれないし
全部が悪いことってこともないよな。
(明るく笑い、改めて常闇の頭を撫でる
頭を撫でる、ですか?……嫌いというわけではないのですが。
その、恥ずかしいことなんですが……撫でられたことがほとんどなくて。
(サボり癖云々を聞いて)
そしてそんな癖のおかげでこんなところに来てしまったのですね。
……出会いの切っ掛けという意味では、感謝するべきでしょうか(苦笑ではない、やや自然な笑みを浮かべて)
おう。
あんまり無理はするなよ?
(常闇の頭を撫でようとして途中で動作をやめ
っと…。
もしかして、常闇も頭撫でられるのは嫌いだったりするか?
聞いたのは俺なんだし
気にすることないんだぞ。
常闇はいい子だな…。
俺は…サボり癖が治らんことが
悩みといったら悩みかね。
気づいたらこうフラフラすることに足が向いちまってさ。
まずいとは思ってるんだけどなあ…。
忘れる、ですか…………。(自嘲ぎみに、やや歪な笑みをうかべ)
忘れることはできないかもですが、少しばかり時間をおいてみるのもいいかもしれませんね。
私ばかり言うのもなんですし、聞いて欲しいことがありましたら……(やや上目遣いにおそる、おそるといった様子で)
ふむ…。
なんの職業かはわからんが
常闇にとってはそれが重要だったんだな。
今迄出来たことが出来なくなるのは辛いことだが
それで自分を欠陥品と呼ぶことはないと俺は思う。
こんな言い方をするのはあれだが
常闇を大事に思う奴にとっては
常闇が何をできようとできなかろうと
常闇のことが大切だろうしな。
大切に思ってくれる奴が一人でもいる以上
人は欠陥品にはならない、というか…。
少し忘れて休むのもいいんじゃないか?
休んでる内にまたできる様になるかもわからんし
無理をして続けるのも辛いだろ?
……例えばです。
はんば強制的に覚えさせられた職業があったとします。それ以外を学ぶ機会すら与えられず、それのみに文字通り血のにじむような努力をした、と。あまり褒めれた職業ではありませんが、その時までその筋では腕がいいと言われていました。
しかし、最近になってその職業ができなくなってしまった……。
私という存在は欠陥品になってしまった。
これから私はどうしたらいいのか……。
すみませんね。抽象的な話になりましたが、大凡の悩みはこんなかんじなのです。
そういや娘がいるとか言ってたなあ。
あの人が親だと苦労してそうだ…。
そうだなあ…。
俺は頭も良くないし、
気の利いたこと言ってやれないかもしれないが
それでもよければ話してみてくれないか?
他人の意見を聞くことで
何か得られるものもあるだろうしな。
とはいっても、相手が俺だと
何も変わらないかもしれないが…。
(困ったように頭をかき
私の名前は常闇 月といいます。
私はここの神無組の……神無月ひふみさんの、(少しだけ言いよどんで)友達ですから……(気恥かしげに)
考えすぎるのも問題ですか……。
そうですね。少々、……いえ、大きな問題に当たってどうしたものかと考えていました。
いや、なんでもないんだ。
気にしないでくれ…。
ふむ。
何を考えてたのかはわからんが
あんまり考えすぎるのもよくないと思うぞ?
納得のいく答えがでたなら、
それに越したことはないが
そんな感じでもない、か…?
そうか、ありがとうな。
俺は堀 和哉という。
その制服を見る限り、あんたも高校生だよな。
この家は高校生の溜まり場にでもなってんのかねぇ…。
………?(なぜ視線をそらすのでしょうか?)(※気づいてなかった
なるほどそうでしたか。私は考え事をしていましたが……答えはでているようなものですから(どこか遠くをみるような目で)
私でよければ、あなたのお話にお付き合いしましょう。
おい、危な…くなかったか…。
女の子なのに凄いな…。
何か見えた気がするが、気のせいだ。
俺は何も見ちゃいない…。
(ボソボソ言いながら気まずそうに視線を逸らし
俺は、そうだなあ…。
暇つぶしかね…。
連れの気晴らしに付き合ってたんだが
中々我儘な奴でな。
用済みだから何処かにいけって
追い払われちまったんだ。
確かに木しかないが、今はあんたがいるだろ?
あんたさえ良ければ
世間話にでも付き合ってくれると
嬉しいんだけどな。
問題ありません(いいながら猫のようにほとんど音を立てずに着地、一瞬だけ黒の下着が見えたようなみえなかったような気がした……が、気のせいにしてもいい(※服装は学生服です)
ただ、少々考えことをしてただけです……。あなたこそ、こんな場所に何用でしょうか。
自分でいうのもなんですが、ここには木以外なにもありませんよ。
ん?
なんだ、葉っぱか…。
(木を見上げ、枝に座った常闇の姿を見つけ
他にも人がいたのか、気がつかんかった…。
入り込んでる身で言うのもなんだが、
子供ばっかだなここ。
最近のヤクザの本拠地ってこれが普通とか、ないよな…。
そこでなにやってるんだ?
木からおりれない、とかじゃないよな?
大丈夫か?
……………(誰でしょうか。神無組の関係者には見えませんが?)
(少しだけ身を動かすと、がざりと木の葉が一枚落ちて、堀さんの体にはらりと落ちて)
何処へでも行けって言われてもな…。
置いてったら置いてったで、怒りそうな気がする…。
女が皆ああだとは思いたくない…。
はあ、女の子って、難しいもんだな…。
(木にもたれかかり溜息をつく
「………………………………」(木の上の頑丈そうな枝の上に座っている)