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【鉄板絶壁】
放課後の帰り道。
稲場 舞
は我が目を疑った。
二本足でジャンプしたり足を交互に出したりと、ちまちまと動くうさぎが、いそいそとテーブルに敷かれたレースの敷き物を整えながら、可愛らしいお店のようなものを開いている。
「……いやいやいやいやどう考えても非常識じゃないですか、テオはいったい何やってるんですか!?」
「ああ、そういえば。猫の親分に不器用に振舞えって言われてたんだ! いけないいけない」
その声を聞いて、テオの言いつけを忘れていた分、うさぎがきちんと不器用を現すように、両手前足をプルプルし出す。
“ちがう、問題はそこじゃない……!"
心の中で絶叫するが、最早いちいちツッコミを入れてもキリがない。
そして、その心の声を聞いたかのように、うさぎが嬉しそうに舞を見た。
「僕、好きに歳が取れる飴を配っているんだ。おねえさんも一つもらっていってよ」
「歳を取る飴……また妙なものを。
うさぎさん、いいですか? 女性だと常に若くいたいものですし、半日だけとはいえ歳をとるのはちょっと……ハッ!!」
そこで、舞ははたと気がついた。
大人になるという事は、それだけ成長することだ。
つまり、身長はもちろん、胸やら胸やら胸やら胸だって胸だって胸だって──!
「うさぎさん、その飴一つください……! ここはダイナミックに10歳分を……!!」
「よかった。えっと、これとかいいかな」
舞は渡された、綺麗で透明な黄色のニンジンの飴をぱくりと一口。
口の中で華やかなパイナップルの味が一気に広がった。
しかし、
「飴を舐め終わりましたが……何も変化が……」
特に胸──と、言い掛けて。確信だけはしたくなく、口に出しかけた言葉を飲み込んだ。
あれは普通の飴だったのだと、うさぎさんに騙されただけで特に何も変わっていないのだと思い込む。
「ん? きちんと効果が出ているよ。手鏡あるよ?」
「でも、今着ている寝子校の制服が全くきつくならな──」
しかし、そうして見た鏡には映った。目の錯覚等ではない。
胸は──平らだった。ぺったんこだった。鉄板だった。断崖絶壁だった。
「うさぎ、さん……?
これって大人になる飴なんですよね? 私大人になったんですよね?」
「う、うん。見ての通りだよ?」
「じゃあなんで身長も胸も変わらないんですかー!!」
「人間は成長しても変わる箇所と変わらない箇所が──! うぉううぉう──ッ!!」
真実を言いかけたうさぎに、舞は“死んでも聞きたくはない”とばかりに、その肩と思わしき部分を掴み、ガクガクと全力で荒ぶる心が落ち着くまで、半泣きでゆさぶり続けたという──
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担当ゲームマスター
冬眠
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月26日
参加申し込みの期限
2015年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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