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追われる身のはじまり
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放課後、
尾鎌 蛇那伊
は保健委員の活動に勤しんでいた。
冬の気配も間近に迫ってきたこの頃、風邪の予防を啓発する掲示物を目のつく場所に貼って回っているのだ。
廊下にはあらかた貼り終わり、食堂のほうへ行こうと踵を返した瞬間……。
蛇那伊は何かの気配を感じとった。
「……………………」
誰かが傍に近づいてきた様子はない。けれど、はっきりと背中に視線を感じる。
それも普通の視線じゃない。悪意を持って、獲物を狙うような禍々しい視線だ。
蛇那伊は心を乱さないように務めて、口を開いた。
「……あたしに何か用かしら?」
「! すごいねえ〜、話しかける前に俺に気づくなんてよお〜」
「そんな目を向けられたら、気づくわ。あたしって敏感なのよ」
「話が早くて助かるねえ〜。なぁに、ちょっと聞きたいことがあってよお〜」
「聞きたいこと……? マッサージの相談ってわけじゃなさそうね……?」
「へへ、ああ、クローネを知ってるかどうか聞きたくってよお〜」
「……!?」
不吉な名前に、慎重に言葉を選んで答える。
「……クローネを知ってるかと言われても、何のクローネかしら? CMにもクローネ♪ とか言うCMもあるし、黒っぽい猫とかにならクローネなんて普通に付けちゃいそうな名前じゃない。何のクローネかはっきり言ってもらわなきゃこっちも返答に困っちゃうわ」
「……知らないなら知らないでいいけどよお〜」
「!?」
背中がチクリとすると同時に、身体の力が抜けるのを感じた。
「クローネには近づかないほうがいいってこと、教えておいてやるよお〜」
「そう……やる気マンマンみたいね。いいわ、相手になってあげる」
言葉を終えると同時に、蛇那伊は肘鉄からの裏拳を放った。
「——ぐえっ!!?」
相手が怯んだところで、振り返る。
「……ってあら?」
目の前には誰もいない。
「物理法則無視なのかしら、振り向いたら見えると思ったのにまだ背後にいるのね」
「よ、よくもお〜。不意打ちなんて卑怯だろお〜!」
「あら、いきなり人の背後をとるような人に言われたくないわ……ね!」
「ぐはっ!?」
腰を前に突き出してからのストレートヒップアタック!
腰を左右にくねらせてからのフェイントヒップアタック!
足のバネと腰のバネを存分に利かせてマシンガンヒップアタック!
固く引き締まったお尻から繰り出される妙技に、背後の者はなす術無く、打ちのめされていく。
「少しは自分の身を守ったらどうかしら?」
「う、うるさいんだよお〜!」
普通なら多少なりとも防御の姿勢をとるはずだが、この敵はそれすらしなかった。
後ろの様子は見えないが、蛇那伊にはなんとなくその気配だけはわかる。
「自分の身を守らなかった……じゃないわね。守れなかったと言ったほうが正しいかしら?」
「お、俺はゆっくりしか動けないんでねえ〜。けど、お前の力ももうすぐなくなるんだ〜。それまで耐えればよお〜」
「我慢比べをしたいってこと? うふふ、残念ね、相手が悪いわよ」
「……ハッ!?」
ヒップアタックを繰り出しながら、蛇那伊は壁際に移動していた。
瞬間的に力を爆発させ、自分の身体と壁で敵をサンドして、一気にプレスする。
「ぐわあああああっ!!」
「鉄山靠、正式名称は貼山靠なんだけど、これは背中側への打撃法なのよね」
「う、ぐ……ま、まだまだあ〜!」
「あらあら、頑張り屋さんは嫌いじゃないけど、引き際も肝心よ」
蛇那伊は大きく息を吸い込む。
次の瞬間、ドンッという音をともに、背後の者は押し潰された。
密着状態から相手を打ち倒す中国拳法の技術『寸剄』というものだ。
「……ちょっとやりすぎちゃったかしら?」
壁から身体を離すと、背後の気配はもうなくなっていた。
その代わり、影のようなものが床に張り付いている。
蛇那伊がそれに手を伸ばそうとした途端、ひゅっと床を滑るように影は扉の隙間を抜けて消えてしまった。
「……なるほど。どうも厄介な奴らが動いているみたいね……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月11日
参加申し込みの期限
2015年09月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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