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寝子高大掃除で大惨事?
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「そんなっ!?」
かごを拾おうとした瞬間、ミリティアのスカートがめくりあがる。白い素足に、シンプルなショーツ。それを思わず目撃してしまった者がいた。斗南である。たまたま掃除をしているグループの近くで転んでしまったようだ。
「大丈夫……かっ?!」
「きゃあっ!?」
慌てて立ち上がるミリティア。斗南は「ごめんっ」と謝り赤くなりつつ散らかったごみを回収する。あまり会った事の無い男子生徒にミリティアは身構えるも、どうにか籠を回収する。
「けがは、ないか?」
「あ、ありがと」
ミリティアはそうお礼を言って頭を下げるも、見られた事で物凄く恥ずかしい思いをした。彼女は少し人から離れて作業をしよう、と移動する。その背中を見つめ、斗南は少し頬を赤くする。
(……白)
一体彼が何を目撃したのかは言わずもがなである。恥ずかしい思いを抱えながら夏朝たちの所へ向かえば再び突風! 今度はナスティの白いうさぎさんパンツを目撃してしまった! ひらり翻るスカート。うさぎさんパンツ以上に生える彼女の白い太ももと髪。一瞬言葉を失う斗南だが、ナスティ自身はきょとん、としていた。
「ナスティちゃん、スカートめくれてるって!」
夏朝が慌てた様子で言うも、フィギュアスケーターであるナスティにとって、スピンなどでスカートが捲れたりするのは日常茶飯事である。
「? ……スカートでございますか?」
「さっきパンツがみえてたってば! 見られたらどうするの?」
夏朝はそう言っているが、既に斗南に見られている。それに気づかなかったらしい。ナスティは不思議そうに首をかしげ、背を向けていた斗南はというと
(……見事な色白……って駄目だ自分しっかりしろ!)
と内心焦っていたのだった。
――その頃の千鳥はというと……?
「痛いっ!? いたたたっ?!」
実は千鳥もミリティアのすぐ近くで掃除をしていた。そして、タイミング悪く顔に再び枯れ葉がダイレクトアタックしていた。こんな事がなかったらミリティアのショーツを見ていたかもしれないが、これはこれでよかったのかもしれない。
その頃。彩葉と拓郎は2人仲良く掃き掃除をしていた。少しお腹がすいてくる時間にさしかかっており、拓郎は何気なく小腹がすいたなぁ、と校庭の時計を見る。そうしながらも気になったのは、先ほど真央とぶつかったのがいけなかったのか、シャツのボタンが取れかけていた事である。
(……まぁ、掃除が終わったら付け直そう。多分まだ持つ)
そんな事を考えていると、彩葉がにっこりと笑いかけてくる。そんな仕草が可愛いな、と内心照れてしまう拓郎。
「ねぇ、しばっち! この大掃除が終わったら一緒にお昼食べに行こうよ!」
「それなら、甘いものが食べられるところがいいなぁ」
ほのぼのとそんな会話をしていた2人だが、流れをぶった切るように吹く強風! 捲れ上がったスカートから見えたのは、黒いストッキング。その向こうにうっすら見えるピンクのショーツにドギマギした。
風が落ち着き、スカートが元に戻る。突然の事に顔を真っ赤にする彩葉。
「……み、見た」
「っ! 大丈夫、見てない」
平静を装ってそういう拓郎。彼は吹いてくる強風に首を傾げる。
「妙に風が強いよね……。なんか他の人も苦労してそう」
彩葉の言葉に拓郎が肯いていると、美化委員会の委員長である杏奈と風紀委員の咲がなにやら話しているのが見えた。焼き芋がどうこうと聞こえたので掃除の後にでも食べられるといいなぁ、とか思っていると再び強風が! 今度は咲の愛らしいショーツと杏奈の林檎模様のショーツが目に飛び込んできた。
(なっ……?!)
やけにスローモーションがかっておりるスカート。響き渡る咲の悲鳴。彼女は辺りを見渡し、拓郎を見つけると強張った表情で問いかける。
「きっ、君! ま、まさか咲たちのを見た……のか?」
「大丈夫、見ていない。それに、……仮に見えたとしても、すぐに忘れるから……大丈夫」
冷や汗をかきつつぎこちなく答える拓郎。彩葉は真っ赤になりながらスカートを正す。ちなみにそういう問題ではない。
「見ていないならいいんだ。ああ……」
咲は安堵したようにいい、きっ、と鋭い眼光を向けた。
「この風に便乗して愉快犯が出るようなら、この竹刀でしばきますっ」
咲の言葉に、拓郎と彩葉はそういう人が出ないことを切に願うのだった。
たくさんの枯れ葉と、スカートを捲るように吹き抜ける風。これに困っている女子たちの様子に、蓮は心を痛める。
(これは、どうにかしなくてはなりませんね)
蓮はふと思いついて円たちに提案する。
「今思ったのですが、スカートの下にジャージのズボンを着るのはどうでしょう? 無い場合はジャケットを巻くのも手かもしれませんね」
「あ、それはいいかもな!」
博美が指を鳴らし、上着を脱いで早速円の腰に巻いて試してみる。が、ジャケットの生地は固く、巻くのに適さない。
「いい線いってると思ったんだけどなぁ」
円ががっかりしたような声が出ると、蓮はまた思いついたらしく顔を上げた。
「スカートのポケットに何か重い物を入れてみるのはどうでしょう? たとえば生徒手帳とか、スマートフォンとか中々重いですし、いけると思います」
「やってみる価値はあるわね……」
静かに話を聴いていた菜々緒が目を光らせ、早速生徒手帳をスカートのポケットに入れてみる。杏奈や円もそれぞれ何か入れてみる事に。その様子を見ながら刀は少し安堵したような表情になる。
(これで、俺も平穏に掃除ができるかもしれないな)
先ほど股間を円に狙われ大変な目に遭った彼としては、蓮の提案した案がうまくいくことを心から願った。
が、うまくいかないのが人生なのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月12日
参加申し込みの期限
2015年07月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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