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寝子島高校
ピンク愛らんどの一日
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「ふー、やっと授業終わったぁ……」
軽音楽部の
千明 優輝
は部活に行くため、廊下を急ぎ足で歩いていた。
「部室行ってライブの練習しないと……あ、そうだ、着替えて来ようっと」
悶々とパンチラを狙う男子を横目に男子更衣室に。数分後、更衣室から出てきたのはメイド服を着た女の子。
近くにいた男子たちは男子更衣室と女の子をちらちら見ながら、頭にハテナを浮かべている。
寝子高で時々、見られる奇妙な光景である。
実は優輝はメイド服で演奏する男の娘(?)キーボーディストなのだ。
ウィッグを被って、ロングスカートのメイド服。ちゃんと下着も女の子のものに……ちょっと恥ずかしいけど。
今日は昨日より上手く演奏できそうかも……と部室への道を急いでいると、なんだか男子の視線が刺さる。
「……? なんか、男子の様子がいつもとちょっと違う、ような……?」
でも、たぶん気のせいかな……と部室に行こうとしたとき、ぐいっと後ろからスカートを引っ張られた。
「な、なに……!?」
見れば男子がスカートをむんずと掴んで捲ろうとしている。
しかし、ロングスカートなので上手くひらりといかないのか、漁師が投網をたぐるようにわたわたとしているようだ。
「くっそー、捲れない!」
「わわ、離して! ……わ、人が集まって……!?」
「おお、皆! 手を貸してくれ! 3人掛かりなら……どりゃっせーーーいっ!!」
「ひゃあっ!?」
次の瞬間、すぽーんとロングスカートが空中を舞った。勢い良く引っ張られ、スカートが脱げてしまったのだ!
「!? !? ちょ、スカートがー!?」
白地にイチゴ柄の彼のイチゴパンツが今、白日の下に!
「メイドさんのパンツ! きたこれ!」
「わー、みちゃダメー! 恥ずかしいよー!!」
涙目でぽかぽかと男子を殴る優輝。急いでスカートを穿くと、そのままダッシュで逃げ出す。
「なんでこんな目に……、……ん? うわわわっ!?」
気配を感じて振り返ると、男子たちが蛍光灯に集まる虫のようにわらわらと優輝のイチゴパンツに引き寄せられてきていた。
「うわーん! 追いかけてこないで!」
***
「今日は1日、男子が騒がしかったわね……」
男子の様子には気づいていたが、特に気にせず
仙藤 紫
は1日を終えようとしていた。
まあおそらく神魂の影響でしょーもないことを考えているんだろうな……ぐらいに思っているのだが、まさかパンチラのことしか頭にないとはしょーもなさすぎて想像だにしていなかった。
まあそれはさておきである。
今日の放課後は水泳部の練習に参加する。高校3年生だと普通は引退なのだが、AO入試で既に大学進学を決めているので、気分が向いたときは練習に出たりしているのだ。
この時期は寝子島スポーツセンターで練習しているので、自転車置き場へのんびりと向かう。
——うーん……、気のせい、じゃないわよね……?
自転車置き場に向かう道すがら、ちくちくと男子の視線を感じる。
——妙に熱くて、妙にぞわりとする……、なんなのあの目つき、気持ちが悪い……。
思わず鳥肌が立つような男子の目線は、自分の下半身、より具体的に言えば、制服のスカートにそそがれているのことにはたと気づいた。
——ま、まさか、男子の様子がおかしいと思ったら、パンチラのことを考えて……!
ようやく紫も、現状を理解することができた。
しかし気がつけば、自転車置き場までの間に男子がたくさん。咄嗟に、ここから自転車置き場までの距離を頭の中で計算する。
——一気に突っ走って、自転車に乗りさえすればパンチラ小僧どもを出しぬける……はず!
ぎゅっと鞄を抱き締めて、紫は走り出した。
「これでも運動部なんだから、甘く見ないでよね……!」
スカートを狙って迫る男子をくぐり抜けて、紫は走る。
ひとり、ふたりと男子の包囲を突破していくが……、さすがに多勢に無勢だった。
立ちはだかる男子の壁に足が止まった瞬間、背後から男子の手が伸びる。
「しまった……!」
もはやここまで……と思ったそのとき、角からメイドさんが飛び出してきた。
「えっ!?」
「ひゃあ! ご、ごめんなさぁ〜いっ!?」
メイドさんはもちろん、優輝。ふたりは絡まり合うように転がった。
彼に押し倒されるような形になった紫、スカートは捲り上がって、パステルグリーンのパンツが露に……!
男子たちからおおおおーーっ! と歓声が上がった。
「み、見るなー!!」
普段マイペースな彼女もこれには頬を染めてしまう。
「あ、あなた、早くどいて……!」
「は、はい、今すぐ……ひゃあ!?」
再び彼のロングスカートを捲ろうと男子が集まってきた。
「夢のダブルパンチラ、もらったーーーーーー…………ん?」
ガッと勢い良く手を振り上げようとした男子が固まった。
「今、何か……女子に存在してはならないものに触れたような……」
「? 何言ってんだ、どけ! 俺がやる!」
続いて、スカートを捲ろうとした男子も途中で真っ青になり、手を止めた。
「い、いいいい今の感触、まさか……お、男!?」
ずざざざと男子たちが後ずさった。
「ハッ! 今よ!」
紫は慌てて立ち上がると、優輝の手を引いて自分の自転車まで走り抜けた。
自転車に飛び乗り、彼を後ろに乗せて、学校を後にする。ひとまずピンチは脱したようだ。
「どうにか撒けたみたい……。ありがとう、あなたのおかげで助かった……」
そんな優輝は後ろで暗い顔……。
「うう、変なとこ触られちゃった……」
「ま、まぁ気を落とさないで。今は学校に戻るのは危険だし、今日は帰ったほうがいいと思う」
「は、はい……」
ちりりんとベルが鳴り、ふたりを乗せた自転車は街のほうに向かう。
先ほどまで空を染めていたピンク色は少しずつ薄まり、いつもの夕焼けが顔を覗かせていた。
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あとがき
担当マスター:
梅村象山
ファンレターはマスターページから!
マスターの梅村です。
シナリオにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
よく考えたら、前のシナリオがSMで今回がパンチラって……。
ろくなシナリオやらないマスターと化しているような気がしてなりません。
とは言え、パンチラは皆を幸せにしてくれる現象なので、
少しでも皆様が幸せになってもらえたのなら、マスター冥利に尽きます。
それでは、また別のシナリオでお会いできたら嬉しいです。
梅村でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月17日
参加申し込みの期限
2015年06月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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