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ピンク愛らんどの一日
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「穿かない選択でLUCKが上がるのだ!?」
そんな謎の古典ゲーム情報を知ったのはつい先日のことだった。
ノーパン健康法的なものなのか、あえてのノーガード、あえてのノーパンツでリアルラックが強化される……?
なんだか怪しい開運法だった。そんなものを実践するのはよっぽどの奴だけだと思うのだが、そのまさか。
残念ながら、我らが寝子高の元気印・
後木 真央
はよっぽどな奴だった。
「ゲェム情報でも……可能性があるなら試す価値はあるのだ」
お気に入りのパンツをぽいっと布団に投げ捨て、外に飛び出せば、朝の空気もいっそう清々しい。
清々しい……。
清々しく……ん?
あれ? 清々しくないような……???
「やべぇのだ、想像以上にすーすーするのだ!」
スカートの心もとなさは山の如しだった。
——真央ちゃん、早まったのだ! 早く学校に行って、着替えるのだ!
今日は毎朝の日課を諦め、学校に向かう。
もちろん、スカートは鉄壁のガード。前後をすぐ押さえられるように構えながら、向かうその姿に道行く寝子高の生徒も不思議そう。
なんだか見られていると余計に恥ずかしくて、みるみる顔が赤くなっていく。
——うう、恥ずかしいのだ! それに動きにくいのだ!
走れないし、大股でも歩けないし、何より屈むことも駄目。
しかも、今日は何故か男子の視線がやたらと刺さる。妙にスカートの辺りを見られているような気がして、気になる……!
——真央ちゃん、自意識過剰なのだ? ……いや、やっぱり見てるのだ。めちゃくちゃ見てるのだ!
本日は晴れのちピンクの神魂日和につき、頭がピンクになった男子のパンツへの憧れが半端ない。
ある者は果敢にスカートを捲りに、ある者はその機を逃すまいと不乱にスカートを見つめたり。
とにかく、今日の寝子高はちょっと女子には落ち着かない空気になっていた。
「どうして皆、露骨にパンチラ狙ってるのだ……! このままではまずいのだ……! 痴女になりたくないのだ〜……失敗したのだ逆だったのだ、これLUCKがあがるんじゃなくてリアルラックMAXだからできる勇者装備だったのだ反省なのだ」
なるべく人のいないほうへと、真央は踵を返した。
「おはよう、絹織さん!」
「? はい、おはようございます……?」
「はよーっす! ええと、誰だかわかんないけど!」
「!? え、はい、おはようございます……?」
絹織 真由良
は怪訝な顔を浮かべていた。
いつもと変わらない朝……なのに、今日は何故だか男子が積極的に挨拶してくる。クラスメイトならまだしも、全然知らない男子まで。
挨拶をされて無視するのも悪いので、一応返してはいるものの……なんだか気味が悪い。
——なんか妙な日だな……。別に挨拶強化週間……とかでもねーよな、確か。
首を傾げていたそのとき、突然、真由良のスカートが舞い上がった。
「なんじゃとてっ!?」
反射的にスカートを押さえる。
「イケると思ったのに! くっそー惜しいっ!」
振り返ると悔しそうな男子。そして、更にその後ろにはガッカリしている男子たちの姿が見えた。
「なっ……何するんですか、突然!?」
——突然すぎて一瞬素が出ちまったじゃねーか!
一見大人しそうな文系少女の真由良だが、それは実は彼女……いや、彼の本当の姿ではない。
絹織真由良、性別は男。けれど、訳あってこうして女装して生活している。
性別を公言するタイミングを逃してしまったせいで、未だ皆は彼が男だということを知らない。
いずれは正しい性別を言おうとは思っているが、少なくともどう考えてもこのタイミングじゃないのは明らかだ。
「悪ふざけは止めてください……! 私、もう行きますから!」
——ひとまずここは校舎に逃げる! 教室まで行っちまえば……って、なんであいつらついてくるんだ!?
押し寄せる波のように男子たちが追いかけてくる。
——おいおい……まさか俺に惚れたとかじゃねーだろーな? 勘弁してくれ……!? 俺はノーマルだっての!
小走りになって校舎に駆け込むと、素早く校内履きに替え、廊下を走る。
——あっ、曲がり角だ! このまま本気で走って振り切れば……って、女子が飛び出してきた!? と、止まれない!!
出会い頭に正面衝突! 勢い余って、その女子を押し倒す形になってしまった!
「こ、今度はなんなのだぁ……!?」
押し倒されてしまったのは、真央。なんだかよくわからず、くるくる目を回している。
「ご、ごめんなさい……! 今、男子に追われてて……怪我はありませんか?」
「だ、大丈夫なのだ、ちょっとびっくりしただけなのだ」
「すぐどきま……ハッ!?」
——この体勢、思いっきりスカートが捲れてるじゃねーか! 通りで下半身がスースーするわけだ!
視線を感じて振り返れば、男子たちが組体操のように折り重なって、真由良のパンツを覗き込んでいる。
「うおおおお! 水色のストライプ……!」
「所謂縞パン……! イイ……!」
「はぁ〜〜〜! ナンマンダブナンマンダブ……!」
「お、拝まないでください……!」
「なんで念仏が聞こえるのだ……って、のわあああああああああああ〜〜〜〜!!!」
ようやく回っていた目が止まって、真央は状況をバッチリ把握した。
「まずいのだ! スカートが捲れかかって! 真央ちゃん、今世紀最大のピンチなのだーーーーっ!!!」
「わわっ! ジタバタしないで……!」
暴れる真央に翻弄されてしまう真由良。
それを見守る男子たちは「ああっ! 下の子のパンツが見えそで見えない!」と手に汗握る。男子高校生ならではの青春の1ページである。
「今、どくから……」と真由良が身体を起こそうとしたそのとき、むにゅりと未だかつてない感触が掌に走った。
「……むにゅり? 何だ? この柔らかいような懐かしいような感触……ハッ!」
わなわなと彼の身体に震えが走った。
「これはまさか……お、お、おおお……おっ、オッパーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!」
雄叫びを上げながら、真由良は弾丸のようにバックジャンプ!
見守る男子の山に激突し、男子たちはボウリングのピンのように弾け飛んだ!
「真央ちゃんは痴女じゃないのだ〜〜〜〜〜〜!!」
ダダダダダッと猛ダッシュで去って行く真央を見送り、真由良はバクバクと鳴る胸を押さえた。
——こ、こんなところでラッキースケベが! モーニングスケベが! ふおおおおおおおおーーーーーっ!!!
ほんのり余韻の残る掌に視線を落とし、手を合わせた。
「はぁ〜〜〜! ナンマンダブナンマンダブ……!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月17日
参加申し込みの期限
2015年06月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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