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仮面舞踏会は、ほどほどにして抜け出した。
御剣 刀
は執事、それも、マヤ文明を思わせる半仮面をつけた怪人執事に扮していた。
舞踏会、刀は彼女と楽しく過ごしたが、それでも彼の本当の目的は仮面舞踏会そのものではない。
だから舞踏会の途中、『月曜日の野良猫』の演奏が終わった頃に、刀は彼女にそっと耳打ちしたのだ。
「……外にささやかなパーティを用意している。良かったら、ここを出て一緒に行かないか?」
彼女は、無言でうなずいた。
パーティの灯りを背にして、刀が向かったのは星ヶ丘寮の温室だ。事前に許可は得ており、鍵も借りてある。
温室は様相を一変していた。その入口から中央までずらっとカボチャ型のランタンが飾られており、そのすべての内側からあかあかと、橙色の光が点灯していたのだ。
「さあ、ここへ」
刀が進んだのは温室の中央、そこに設置した透明の硝子卓に彼女を案内し、椅子を引く。
彼女が座って見回せば、そこはまるで寝子島の、いや世界の中心のよう。
頭上には満点の星空、中天には月、そして温室中の黄色い薔薇。
しんと静謐で、それでいて壮大で、しかしすべてに、調和が取れている。
「お嬢様、本日のお茶はダージリンのセカンドフラッシュ(夏摘み)になります」
刀は、彼女の前にそっとティーカップを置いた。ことりとカップが音を上げた。
そして世界に、馥郁たる紅茶の香りが漂いはじめたのである。
「いかがでしょう、この景色。ライトに照らされる温室の薔薇や見上げた時に目に映る星空と月、すべて最良の状態を楽しんでもらえるよう、椅子の配置を調整しました」
すると彼女は言ったのだ。
夢のようです、と。
「夢のよう……それはなによりの褒め言葉」
けれど刀は小首をかしげた。
どうして「夢のよう」なんて言うのか、実際自分たちは、夢の中にいるというのに。
――あれ?
大きな振り子が揺れるようにして、危うく刀はテーブルに頭を打ちそうになった。
目が覚めた。
ステージでは『月曜日の野良猫』がアコースティックセッションを行っている。ワルツ調の曲はもうじき終わり、つぎはチークタイムに入るようだ。
ここはまだ、仮面舞踏会の会場なのだった。どうも、準備を急ぐあまり、疲れが出て眠ってしまったものらしい。刀は慌てて時計を見るが、まだそれほど時間はたっていなかった。
温室に誘う予定の彼女を探す。
いた。むしろ彼女は、彼に気づいて差し招いている。
数分の後、刀は彼女にそっと耳打ちしていた。
「……外にささやかなパーティを用意している。良かったら、ここを出て一緒に行かないか?」
彼女は、無言でうなずいた。
温室の硝子卓に案内すると、刀は、彼女の前にそっとティーカップを置いた。ことりとカップが音を上げた。
「お嬢様、本日のお茶はダージリンのセカンドフラッシュ(夏摘み)になります」
そして世界に、馥郁たる紅茶の香りが漂いはじめたのである。
「いかがでしょう、この景色。ライトに照らされる温室の薔薇や見上げた時に目に映る星空と月、すべて最良の状態を楽しんでもらえるよう、椅子の配置を調整しました」
すると彼女は言ったのだ。
夢のようです、と。
「夢のよう……それはなによりの褒め言葉」
けれど刀は小首をかしげた。
どうして「夢のよう」なんて言うのか、実際自分たちは、夢の中にいるというのに。
――あれ?
大きな振り子が揺れるようにして、危うく刀はテーブルに頭を打ちそうになった。どうも、準備を急ぐあまり、疲れが出て眠ってしまったものらしい。
数分の後、刀は彼女にそっと耳打ちしていた。
「……外にささやかなパーティを用意している。良かったら、ここを出て一緒に行かないか?」
彼女は、無言でうなずいた。
すると彼女は言ったのだ。
夢のようです、と。
どうして「夢のよう」なんて言うのか、実際自分たちは、夢の中にいるというのに。
――あれ?
すると彼女は言ったのだ。
夢のようです、と。
――あれ?
夢のようです、と。
――あれ?
夢の
――あれ?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月09日
参加申し込みの期限
2015年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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