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【ハロウィン】かぼちゃ城とオバケのパーティー
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いちごショートトイレ・その1
◆
いちごでメルヘン、しかしトイレである。
ずらっと並ぶ個室の群れに、
真境名 アリサ
はちょっとばかり変な顔になった。
居並ぶゴシックドールは気持ち悪いし。
テキトーにぶらつきつつ、又聞きした「悪魂石」なるものを探してトイレを見て回る。
案外、無造作に転がっていたりするかもしれないから。
ちょうど開けた個室の壁を、ふわふわと
花菱 朱音
が通り過ぎていった。
「……トイレの花子さん?」
「えっ、花子さん!?」
ふわふわと通り過ぎた後、ハッと我に返った朱音は慌てて周囲を見回す。
……が、花子さんが居るはずもない。そもそもアリサが朱音のことを指して言ったのだから。
そんなことはつゆ知らず、朱音は再び幽霊の感覚を楽しむのに戻る。
このふよふよと浮いた感覚、次に経験できるとしたらそれはきっと死ぬ時だろうから。
「こんにちは、津止先生。こんな所で先生に会えるなんて、奇遇ですね」
長いウサギの耳を揺らして、
久良木 優菜
は
津止 孝道
先生に声をかけた。
「ああ……久良木か」
ぼーっとふわふわしていた孝道は、ぼんやりとした視線を返す。
「でも先生、どうしてこんな所に……?」
「気付いたら居てな。私にもさっぱりだ。どうしたものか……」
ぴょこん、と優菜の耳が跳ねる。
「ならせっかくのハロウィンですし、ここに似合ったお洋服に着替えてみませんか?」
優菜がさっと取り出したるは、黒基調の熟れた苺のゴシック・ロリータ服。
「ミステリアスな雰囲気の津止先生に似合うと思いますよ」
にっこりと笑む彼女に、
「いや……しかし、私がロリータ服など、」
「かわいいは正義です! 津止先生も可愛くなれますよ!」
ずずいと服を押し出すように、優菜は強く主張する。そんな彼女の様子に気圧されて、
「そ、そうか……?」
「はい、だから着てみましょう! 服の着方がわからないようでしたらお手伝いします!」
「……わかった」
先生は押し切られてしまった。
結局、幽霊なので服は着られなかったが……鏡の前で合わせるやり方で、いろいろ楽しんだとか何とか。
◆
「いやー、お花摘みにきたところでやっと気づいたけど、何この手!? すっごい空気抵抗! そして頭! このとさか! 怒髪天を衝いちゃってるよ! そしていつもよりうるさい声! これは鶏の獣人かなぁ!? 朝も爽やかにおきれるね!」
ひとしきり叫んで、
晴海 飛鳥
は小さく息を吐いた。
「……さて。とりあえず探索にいこうにも、まずはトイレを攻略しなきゃね」
しかし、このトイレやたら広い。
光よりも出口を求めたいくらいだ。
しかも、あちこちにゴシックドールが居る。しかもデザイン的に部屋とあってない。
何故あるんだろう――と。
キラキラお目目の可愛いドール達を見ているうちに、ふと思い至った。
妖しく光る目、光る……光……、
「……まっさかー、流石にねぇ?」
だけどまあ、趣味と実益を兼ねて可能な限りおさわりするのは、悪いことじゃあないだろう。
そうしてベタベタ触っていたら、同じようにドールを触っている少年が居た。
鬼崎 葉月
である。
葉月は、年上のお姉さんであるところの飛鳥を見つけるや、いきなり抱きついた。
「へへっ、お姉さんよろしくね!」
「お、おう? よろしく!」
この間5秒。『インキュバスの誘惑』が発動する。
魅了する力のろっこんだが――まあ精々スカートめくっても怒られない程度のもんである。
あと褒めてもらったりとか。なお、今日の飛鳥はズボンなので捲りようがなかったりする。
「お姉さんもゴシックドールの瞳が怪しいと思ってるんだよね? 一緒に協力して探そうよ!」
「よしわかった、一緒に探そう!!」
まんまと飛鳥と共同戦線を組み、トイレを捜索する葉月。
しかしその頭のなかは、いかに従姉の大きなおっぱいに埋もれて褒めてもらうかでいっっぱいであった。
「へへっ! あやめお姉ちゃんのおっぱいのために頑張るぜ!」
「おーい、君。声に出てるぞ」
「何でもないよッ!」
◆
いきなり美少年ドラキュラに襲われる災難に見舞われた
鎌八 まもる
は、腹が減って仕方がなかった。
ちら、と隣でにまにましている
響 タルト
のポニーテールと、その下に覗くうなじを盗み見て喉を鳴らす。
「にゃんこたん、血をすわれたらどんなか興味あるよね」
「うんー?」
「オレは超ハラへってる。君はどんなか知りたい。一石二ちょ」
「ダメー。というかせっかくドラキュラになったんだし、僕は自分で吸いたいよ」
「それ言ったらオレだって吸いたいんだけど!?」
ええいこうなったら、とがばっと組み敷いてでも血を吸おうと――、
「あ、ポニテ……」
左右にふりふりと揺れるポニーテールに、目線を奪われてしまう。
「いただきまーす」
「え? ちょ、にゃんこたんズルい、あっ」
ちくっとした痛みの後、次第になんだか気持ちよくなってきてへたりこんでしまう。
タルトが満足する頃には、まもるはボロ雑巾みたくなっていた。
「ふー、ごちそうさま。やっぱり運動してる少年の血は新鮮で美味しいね♪ あれ、大丈夫?」
「もうだめだ。オレお嫁にいけない……」
「えっ、お嫁に行くの?」
「あ、うん行かないけどね。そこで目ぇ輝かせないでよ」
気を取り直して石を探しに、とまもるがやっとの思いで立ち上がったその時。
カラスがこちらに向かって突っ込んでくるのが見えた。
――弱ってようが腹が鳴ってようが、ポニテひとつ護れなくて日本男児といえるものか!
「スパイダースバイダーッ」
反射的に叫び、『クモ男』発動。ぽかんとしているタルトを庇い前に出る。
蜘蛛の糸を手当たり次第に発射し、カラス達を絡めとった。
「おー、すごいねムッシュくん。ありがと」
ろっこんを解除し、まもるはやつれた顔で精一杯のキメ顔を浮かべる。
「知ってたろ、オレは寝子島ゴールキーパー世界チャンピオンだぜ。オレの後ろにタマは絶対いれさせ……」
くー。
そして空腹のあまり、ついに限界を迎えてしまうのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
243人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月31日
参加申し込みの期限
2015年06月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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