this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
水曜日の教室
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
浅井が南校舎を見回りしていると、やたらと大きな声がキャッキャキャッキャと聞こえてくる。
1年7組だ。
吸い込まれるようにのぞきに行くと……
「あ、浅井先生!」
といきが真っ先に気づいて声を上げた。
「おう。青物、こんなところにいたのか。何やってんだ?」
「先生こそなんでいるのー? もしかして、女子の会話に混ざりたいにゃ?」
「ち、ちちちちがう! 大きな声が聞こえたから――」
「一緒に話したくなった、ということね~」
グイッとその手を引っぱると、他の女子もあっという間に協力して、輪の中に引きずり込んでしまった。
浅井が女の子に弱いことは有名だから、ひとつ愛をこめてからかってやろうということだ。
しかし、こういうときの女子のチームワークは凄まじい。
浅井は完全に取り囲まれ、目の前には明美の大きな胸がどーん。
「ぐ……」
「せんせい、この服どう思うー?」
ファッション誌を広げて見せてくるのは、この場を楽しんでしまおうというベガ。
「男子って、やっぱりこういうのが好きなのー?」
「こ、こういうの……?」
透け透けネグリジェのような、いつ誰が着るのかわからないような目のやり場に困るセクシー衣装。
「制服もこういう風にアレンジして着こなしてみた方がいいー?」
「ば、ばか言うんじゃない……」
真っ赤になってタジタジの浅井を見て、みんなでにやにや。
といきはそんな浅井の様子を楽しみつつ、同時になんだか胸がきゅんっとして、抱きしめてあげたいような、なんとも言えない気持ちが湧き上がるのを感じた。
自分で仕掛けておいておかしな話だが、助け船を出してあげようと数学の教科書を広げる。
「浅井先生! この問題わかるー?」
「お、おう、問題か。なんだなんだ」
救われた思いでさっそく教科書を見るが……
「これは……わからない!」
教師による潔い敗北宣言に、取り囲む輪も崩れて場が和んだ。
そのとき浅井の視界に入ったのは、廊下を通りがかった1人の生徒。
「や、八神! この問題を解けるか?」
「浅井先生?」
同級生にはよく勉強を教えている成績優秀な
八神 修
だが、まさか先生に声をかけられるとは。
新聞部の活動に向かう途中だったが、少しくらいなら時間がありそうだ。
教室に入ると、黒板にさささっと数字や矢印を書いて説明していく。
「ここは、この公式を使えばいい。考え方を切り替えて、こう組み合わせて、ここをこうしていくと……」
「おお!」
思わず感嘆の声をあげる浅井だが、わかっていたかのように、
「うん、八神ありがとう。その通りだな。みんなもよく勉強するように!」
修は状況を察して苦笑い。
「普通科は凄いな……」
芸術科の明美は感心するばかり。
「普通科はすっごいなのー」
同じく芸術科の詩歌も感動している。
「普通科はほんとすご……あたしも普通科だった~☆」
ベガはようやく自分がどこにいるのか思い出したようだ。
しれっと混ざってるベガに、修もようやく気がついた。
「瑠璃条。屋敷野が探してたぞ」
「ほえ? なんで?」
「さあ。数学の質問ではないと思うけどな」
修の数学教室はまだまだ続く。
女子トークで盛り上がっていた面々も、これはわかりやすい解説だと、ついでに疑問に思っていた数学の謎を聞き出したり、宿題をまるっと質問してみたり。
修は新聞の編集作業が大詰めだったが、乞われると断りづらい。
「俺にとっても理解が深まるから歓迎だしね」
半分本音、半分は優しさといったところだろうか。
「ほら、回答のある問題ってパズルみたいだろ」
「うんうん!」
と熱心に聞いてるうちはまだいいが、しまいには「胸を大きくするための公式はないか」「勉強しないで大学受験に合格する勉強法はないか」という無茶な質問が飛び交い出して、さすがの修も困惑した。この女子軍団に対して、適切な解法を導くことは難しい。
部活の前の僅かな時間ではあったが、どっと疲労を感じながら教室をあとにするのだった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
水曜日の教室
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月18日
参加申し込みの期限
2015年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!