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水曜日の教室
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ベガは文芸部とコスプレ部に入っているが、今日はたまたまどちらもお休み。
明るい性格のベガは、友だち誰か残ってないかなー? と1組の教室に戻って、固まった。
「え……」
誰もいない暗い教室で、御剣刀が1人ふんぞり返るように椅子に座って、天井を見つめていた。
その迫力にベガは思わず、
「あ、部活が……あれだから……あの……」
と口ごもる。
「またか。部活なら、あるけど、ない」
「へ? ……うん、なるほど☆」
ベガは何がなるほど☆なのか自分でもわからないが、まったね~☆と教室をあとにして、刀は再び天井を見つめた。
ベガは、じっとしてたらどこか寂しげにも見えた刀の世界に引きずり込まれそうで、慌てて逃げるように廊下を駆けていく。
そんなベガを再び明るくしてくれたのは、7組の教室にいる“だべり女子軍団”だった。
彼女達はまた廊下で獲物(ベガ)を見つけて、引きずり込んだのだ。
「この問題とけるにゃー?」
青物といきが数学の教科書を見せるが、ベガこそ数学は苦手なのだった。
「うん、とけない☆」
「だよにゃー。んじゃこのお菓子知ってる? つちのこの里の新味だってー」
「おー、テレビのCM見たことあるかもー☆」
「あ、あのドラマのとき流れたやつにゃー?」
と“だべり女子軍団”の会話はすぐに数学から離れていくのだった。
かと思うと、教室に戻ってきた別の生徒を見つけると、あえてまた数学に戻ったりもする。
「キミキミ、この問題はとけるかにゃー?」
「え、問題?」
声をかけられたのは、
冬月 詩歌
。
小学生か、百歩譲っても中学生にしか見えないが、れっきとした高校生である。
詩歌は戸惑った。いつものクラスメートだけでなく、他のクラスの女子もわいわいしていて、なんだか盛り上がっているのだ。
「あー、小学生には無理か?」
「しょ、小学生じゃないもん」
うっそー。
いいからいいから。
よしよし。
こっちにおいで。
なでなで。
むにょむにょ。
むにー。
愛のあるイジリに囲まれる。
詩歌は必死に抵抗するも、愛だけは伝わっているようだ。
といきに
「つちのこの里の新味だにゃー。あーんっ」
と口元にお菓子を持ってこられると、思わずパクッと食べてしまうのだった。
「よし、餌付け成功だね~」
明美がにやりと笑う。
「なにそれウケるにゃー」
「え、餌付けなんて……」
ベガもまた「なるほど☆」と納得して、
「小動物みたいで可愛いもんねー☆」
と詩歌のほっぺをつんつん。
つまみつまみ。
ひっぱりひっぱり。
ぺったんぺったん。
なでなで。
むにょむにょ。
むにー。
「しょ、小動物じゃないもん」
「そうかにゃー? あ、君はどう思うー?」
近くにいた男子生徒、
篠崎 響也
にも話を振ってみるが、彼は「ああ、そうだね」と生返事を返すだけだった。
「やっぱりそうだよにゃー」
「そ、そうじゃないのに……」
今度は髪の毛に興味が移ったといきは、
「この小動物は髪がずいぶん奇麗だにゃー。シャンプー何使ってるにゃー?」
「え、あの、アメリカの女優さんが宣伝してる――」
「あ、あれ! やっぱいいんだ? 今度買ってみようかにゃー」
と詩歌の髪をなでなで。
さすりさすり。
くくって、ぶらんぶらん。
ひっぱりひっぱり。
さらさら。
しゅるるるしゅるるる。
なでなで。
むにょむにょ。
むにー。
「あ、ていうか、あの、小学生でも小動物でも、ないのです……!」
「この胸で?」
豊満なボディの明美が詩歌の前にどーんと立つと、たゆんと揺れた。
詩歌は自分のぺったんこな胸と比べてしょんぼりしつつ、まだ男子も残っている教室での胸の会話に戸惑う。
近くには、ぼんやりとケータイの画面をじっと見つめて耳のピアスをちょんちょんと弾くように触っている響也が視界に入る。
指で触れるたびに、空色のピアスが見えたり隠れたり。
詩歌はふと不思議に思った。
(ずっと、同じ画面を見てる、気がする……)
響也はケータイをしまうとふらっと出て行ってしまった。
女子を避けたわけではなさそうだが、どこかいつもと違う感じが詩歌は少し気になるのだった。
それはそうと、“だべり女子軍団”は構わずきゃっきゃと話し続けて、その騒々しさは1年7組の教室の外まで届いていた。
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担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月18日
参加申し込みの期限
2015年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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