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水曜日の教室
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1年7組の騒々しい声は、2年3組の教室にいる
葉利沢 倫理子
にも聞こえていた。
なんだか騒がしいな、と開いていた教室の窓を閉める。
窓から見えるのは、校庭で走り回るサッカー部の面々。
人はそれぞれに傷を持ち、思いを抱えている。しかしこうして遠くから見ていると、元気にボールを追いかけて走る彼らには悩みがないように思えてしまうし、自分とはかけ離れた遠い存在のように感じてしまう。
倫理子はカーテンを閉め、外界と壁をつくった。
ポツンと椅子にすわって、時計を見る。
今日はカウンセリングへ行く日だったが、どうもそんな気にはなれなかった。
カウンセリングを受けたところで、自分の傷が癒えることはない。何かを失った心は変化しない。そう思っていた。
そんな彼女に、最も相性がよくないであろう教師といえば、元気はつらつの
浅井 幸太
先生だ。
「おーっす! 元気かー!」
放課後の見回りにやってきたようだが、倫理子はチラッと見るだけ。
「むむ」
さすがの浅井も張り詰めた空気に何かを感じたようで、いい天気だなーなどと言いながら教室に入ると窓をあけた。
「空気を入れ換えた方がいいな」
「……」
「ほんとは、窓をしめにきたんだけどね」
「……」
「帰るとき、しめといてくれるか?」
「……はい」
「うん、ありがとう」
浅井は近づきすぎないように気をつけて、その場を去って行った。
倫理子はうつむいたまま、ため息をついた。
どうせカウンセリングをすっぽかすなら、さっさと桜花寮に帰ればよかった。暗くなったら寮にも帰りたくない、もうどこにも行きたくない、そう思った。
カーテンがゆらゆらと揺れていた。
廊下に出た浅井は、ふうと一息ついた。
心配そうに教室を一瞥して、しかし気を取り直して歩き出す。
と、すれ違った女子生徒と接触。
彼女はスケッチブックを落とした。
「おお、ゴメンゴメン!」
と慌ててスケッチブックを拾う。
手渡された生徒、
三宅 葉月
は小さく会釈して頷くと、足早に去って行く。
葉月は人を避けるように南校舎をあとにして、北校舎の1階にある美術室へと向かった。
美術室に行くと、ちょうど生徒が出ていったところだ。
誰もいなくなった教室。
人見知りの葉月はすこしホッとした。
窓から差し込む黄金色の西日、気だるげな秋の一日の終わり。
まっすぐ帰る気がしなかった葉月にとって、時間を潰すにはもってこいの場所だ。
窓際の椅子に腰掛けると、スケッチブックを開く。
さて、何か描いてみようか。
……。
遠くからいろいろな音が聞こえてくる。野球部の金属バットがカーンと鳴ったり、掛け声をかけながら走る運動部、どこかの教室からは女子生徒のきゃっきゃ騒ぐ声……。
描けない。
葉月はスケッチブックを膝に置くと、椅子に端然と座っていた。
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担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月18日
参加申し込みの期限
2015年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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