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◆
時子の午後の授業は、
五十嵐 尚輝
先生の化学だった。
今回は特別授業ということで、他のクラスの人も一緒だ。
席も自由にしていいとのことで、声が出なくなったもの同士美弥子と隣同士の席である。
時子の席は前の方の窓辺の辺り、鳥さん達がよく見える。
ただ声が出ないため『鳥の囀り』を使っても話しかけられない。
そのせいか心なし心配そうな鳥さん達の眼差しに、優しく微笑みを返す。
大丈夫ですよ、と伝えるように。
そんなふうにしていると、
『鳥さんと仲良いんだね』
隣の席に座っていた美弥子がノートの端っこに書いて見せてきた。
にっこりと微笑み返す時子。
そうこうしていると、チャイムが鳴って尚輝先生がやってきた。
そういえば、と美弥子。
『五十嵐先生は声出るのかな?』
時子は鳥のメモ帳を取り出して、
『どうなんでしょうか……。大丈夫だと、いいんですけど……』
ちょっと心配になって、教卓の前に立つ先生をまじまじと見つめる。
「おはようございます。授業を始めますよ」
いつも通りの、聞き慣れたボソボソ声。
尚輝先生はちゃんと声が出るみたいだ。
よかった、とほっと時子は安堵する。
一方、美弥子はよく聞き取れなかったみたいで。
『えっ、御巫さん今の聞こえたの?』
『はい……。ちゃんと聞こえましたよ……』
きょとんとしている美弥子の様子にくすりと笑んで、視線を前へ向ける。
席が前の方だから、尚輝先生のことは良く見える。
時子にとっては、とても幸せな時間だ。
今日の特別授業の内容は、実験だ。
だけどグループに分かれて実験を進める最中、わからないところがでてきてしまった。
美弥子もわからないみたいだし、同じグループになった
佐藤 タカシ
に『わかりますか?』と視線を投げると、
「……」
無言で首を横に振られた。グループ全滅である。
ということで、挙手して尚輝先生を呼んだ。
「どうしました?」
わからないところを説明しようとするけれど、相変わらず声は出ない。
ほんの一瞬考えて、時子は尚輝先生の手をとった。
首を傾げる先生を見上げながら、『こえがでません』と手のひらに指で書く。
ただあまり心配はかけたくないので、表情や仕草で『声以外はいつも通りです』とアピール。
「おや……」
どうやら伝わってくれたようで、尚輝先生は納得したような表情を浮かべてくれた。
時子と美弥子を見やり、それからタカシに「君もですか?」と声をかける。
「……」
やはりタカシは首を横に振った。
それはそれとして。
さっきも使っていた鳥のメモ帳に、実験のわからない部分を書いて見せるという形で伝えることにした。
書いて伝えようとすると、なんと書き表せばいいかわからないところもあったりする。
だから、少しだけもどかしい気持ちになったりした。
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ブロンズシナリオ(100)
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3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月10日
参加申し込みの期限
2015年04月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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