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ボール……にゃ!?
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●コカンに……生えたにゃ?!
少々時間は遡って。
体育館とテニスコートの間に位置する、体育倉庫前。
体育委員が倉庫整理のため出した机と椅子を利用し、優雅にゲームをしている者がいた。
アフロヘアにサングラスの男が、ハードボイルドな雰囲気を出しながら烏龍茶をグラスに注いでいる。
山田 与太郎
はウィスキーのように烏龍茶を飲みながら、携帯ゲーム機でケモノミミオンリーギャルゲーの最中だった。
「ネコミミ……二次元でのみ存在、少女の可愛らしさと動物の愛らしさの融合の果てに生み出した存在、一つの理想……三次元に存在できぬ悲しき現実です」
そんなことを呟いている与太郎を、体育館やテニスコートに向かう生徒たちはぎょっとしながらも見て見ぬふりをして通り過ぎていた。
だが、しばらくして叫び声が上がり、ガタガタと倉庫からボールが崩れて転がり出す。
「……何か騒がしいでやすね?」
ふと目を上げた与太郎は、体育倉庫や体育館から飛び出してきた猫耳女子生徒の姿に驚愕して立ち上がった。
「今、現実(三次元)に存在してる……海に散った親父、あっしは生きてて良かった」
いや、漁師である与太郎の父親は今日も元気に漁に出ているのだが……
「今日も楽しくハンマー投げ~っ♪ 今日こそ、記録伸びっかな~? ……って、何だか五月蠅ぇなぁ、倉庫の方が」
お好み焼き屋『うさぎ屋』の次男、
宇佐見 望月
は、陸上部へ向かう途中阿鼻叫喚の騒ぎに気付いた。
「しゃーねぇ、助けに行ってやるか! って、えっと……何だこれ?」
状況を観察してみると、どうやらボールに触ると耳が生えるようだ。
「猫と猫耳少女と猫化したおにゃの子?
……あ、ある意味パラダイスだよな、ギャルゲーとかエロゲーの世界だよな……
でも、清く正しく逞しくが信条の俺様には、そんなの興味ネェ! ハイ、おっぴっきゅー!(古)」
「興味ネェ? 逞しいのに? これは痴情もとい地上のパラダイスでやす!」
与太郎が大きく首を振る。
「どわぁ! ……俺様の独り言聞いていたのかよこのアフロマッチョ?」
そこへ、校庭の生徒の目を避け逃げてきた解理が現れた。
与太郎と望月の姿にぎょっとして立ちすくむ。
「にゃぁ……み、見ないでくれにゃぁ……」
顔を隠しながら涙目で訴える。
「おお、これは……主砲にエネルギーが満ちていく……見ていてくれ親父、夜の海で船を導く灯台の如きビームを発射しやす」
「って、コカンが何だか光り始めた?! マヂやばくね?」
何だかよくわからないが、とにかく危険を感じた望月。
周囲の猫たちもパニックに陥り、慌ててガラスに頭をぶつけている者もいる有様。
「せ、センセー、金た(ぴー)はボールに入りますか?」
迷っている暇はない、と望月は決意した。
「……さよなら、俺様の貞操……『必殺、大福潰し!』」
望月は、力の限り与太郎の『コカンのアレ』を握り潰した!
「?!&%$#”~!!」
形容しようのない悲鳴が響き渡った。
貞操はともかく、与太郎の意識がさよならしそうである。
そのとき、強い風が吹いてきた。
テニスコートのほうから一枚のお札が飛ばされてきて、たまたま与太郎の股間に張り付く。
さらに、どこからか飛んできたバスケットボールが、ダメ押しとばかりに与太郎の股間を直撃!
「とりあえず危ないのを片付けたら、アレだ、怪我している奴らを何とかしネェとな……オイ、手当てしてやるからこっち向け!」
パニックでケガをしている猫たちに向き直る望月。
「って、そっちのを放っておいていいのか……」
悶絶する与太郎のほうを見る解理の言葉は聞き流して、猫の傷口に触れる。
「……あれ? 触っただけで治った? ……これが、姪っ子が言ってた『ろっこん』ってヤツか?」
考え込んでいた望月は、治してやった猫に腕を引っかかれた。
「いててててっ、ひっかくなこのボケ猫! ったく自分で治せるからいい……あれっ?」
腕に触っても、傷は消える様子がない。
「……自分の傷は治せないのかな? 何か損な役回りだな」
「確かこちらのほうに……お、どうしたのにゃ?」
練習を切り上げ術符を追ってきた零は、与太郎に尋ねた。
体を丸めた与太郎は絞り出すように答える。
「女には分からぬ痛みでやす……」
が、痛みは意外に早く引いていった。
「ふむ、分からぬこともにゃいのじゃが……おお、その術符は、にゃんと」
零は与太郎のズボンに気づく。
ズボンの異変は、くっついた術符だけではないようだ。
「あっしの大事な主砲は無事でしょうか?……」
顔を上げた与太郎は、ズボンからはみ出してこんにちはしているモノを見た。
そっと触れて確かめる。
「あっしの主砲の周辺に生えてるアフロから猫耳が生えてますね……」
マダムのハートを射抜くようなダンディな笑顔で、与太郎は言った。
そのとき、ベルトが切れ、パンツのゴムも切れて、ソレが露わになった……
「体積が増えたせいでやすか?」
思わず顔を覆った解理が、指の隙間から見えたモノに目を見開く。
「にゃあ? ね、猫……だと?」
「主砲が猫の顔に変化してやすね……」
ムンクの叫びのような顔で、与太郎は悲痛な声をあげた。
「ビームが発射できない……あっしの存在意義が……!」
そのまま与太郎の姿はアフロ猫へと変わっていく。
「危なくはなさそうだが、これは手当てしたくねえな……」
つぶやく望月だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月29日
参加申し込みの期限
2013年05月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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