this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ボール……にゃ!?
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
●猫耳調査
「うっわぁ……」
逆巻 天野
はグラウンドの猫耳と猫たちに茫然としていた。
(何これ、奇抜だな)
とりあえず普通ではないことは良くわかった。
「猫耳とかは猫にあるからいいんだろう……人に生えてもなぁ」
周囲を観察して猫化の原因を探ることにした。
(やけにボールが転がってるな……)
そのとき、ガザガザと茂みで音がした。
茂みの陰から黒い尻尾が覗いている。
その尻尾が、転がっているボールに向かって伸びた。
それは、ろっこんの使い手を探す解理だった。
(今度もボールがあるが、凄まじき忍耐でもってスルー……)
したはずなのに。解理は自分の手を見て目を疑った。
「手が猫に! なんで……」
尻尾が綺麗なカーブを描いてボールを叩いてるぅぅ!
「どれだけ本能に忠実なんだね!」
「なるほど……そういうわけか」
解理の姿に天野は、どうやらボールが原因であるらしいと理解した。
「うわっ、見られた?」
解理は猫の手で顔を隠し、急いでその場を逃げ出す。
(早く使い手を見つけねば本当に大変なことに……早く出てこぉぉい!)
「別に逃げなくてもいいのに」
見送りながら天野はつぶやく。
「あのボールが猫化の原因か? いや、それにしては範囲が広すぎるな」
(ボールを集めて調べてみるか。素手では触れないな)
心当たりを思いついた天野は、部室棟のほうへ向かっていった。
子虎の小さな体には、ちょっとした樹の高さもビル並みだ。
猫たちを集めて一番見晴らしのいい樹の上に登ったからんは、校庭を見下ろしていた。
「にゃにゃにゃ~あ」(とっても気持ちいいでしょ?)
目を輝かせる他の猫たちに満足したからんは、校庭の様子に目を止める。
(なんか虫捕り網でボール集めてる? 面白そう……あれ、あの子?)
そわそわしているように走っていく大きな三毛猫が、何か気になった。
(いけない、そろそろ解ける頃だぞ。もう
真っ裸! 状態
は回避したいんだよー)
ひとしきり楽しんだ後戻ってきたからんは、制服の中に潜り込んだ。
うまく間に合って人間に戻ったからんだが、鞄をとろうと屈みこみ、そこにあったボールに触れてしまった。
猫耳のように見える髪の束のところが、そのまま猫耳に変わる。
だが本人は気づいていない。
(なんかいつもとちょっと違うけどろっこんのせいかな?)
「それじゃまたね、ばいばーい!」
猫たちに手を振ると、しののゐへと向かうのだった。
ボールを集めていたのは天野である。
見つけ次第、某所から借りてきた虫取り網に入れて一箇所にかき集める。
これで新たな被害者を増やすことはかなり避けられるだろう。
「完全に猫化した人はどうしようか」
……とりあえずなでておこう。
大きな声では言わないが、天野は動物が大好きだ。
(あ……意外とふさふさ……ごろごろ可愛いなぁ……)
もふ……もふもふ……
(はっ! 気づいたら頬ずりしてた……コイツ元人間じゃありませんように……!)
何故か三毛猫が一匹、逃げていった。
「そんなことより、犯人を捜そう」
(運動部の使われてない大きい籠を借りてボールを入れよう)
天野は体育館倉庫へと向かう。
途中で、
奈良橋 博美
に出会った。
茶色のトラジマの猫耳と尻尾を生やしている。
「ねぇ、最初に猫騒ぎが始まった場所って何処だか知らないかい?」
「ああ、今調べてたとこみゃ。手を貸してほしいみゃ」
と、メモ帳を差し出した手がすでに猫化している。
「しゃべり方まで変わるのか……一区画だけじゃなかったみたいだね」
「他の人の症状や時系列もなるべくまとめてみたみゃ、手がこれでは筆記が難しくみゃってるみゃ」
天野はメモを受け取り、目を通す。
最初はきちんと書かれていた文字が、後へ行くほど読みづらくなっている。
「体育館やテニスコートのほうからも猫が出てきているみゃ。流れからすると、向こうのほうが先みゃ」
「元凶の本人まで猫化していたら面倒だな。
神魂の影響による局地スポットだろうとは思うんだが……
それが磁場と違い、コロコロ場所を変えて出現するのは少しおかしい気もして」
(神魂って、やっぱり体から抜けた後は他の媒体にまたくっつくのかな?)
天野は引き継いだメモに自分の見た状況を加えながら、博美と共に体育館のほうへ向かった。
「本当、小さな天変地異だなぁ」
<< もどる
1
2
3
4
5
…
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ボール……にゃ!?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月29日
参加申し込みの期限
2013年05月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!