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みんなで、かぼちゃ三昧!
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【3】
千聖は、椅子に座ってむっつりと教室内を見渡した。
どの調理台でも、皆、せっせと調理に励んでいる。座っているのは、彼女一人だ。
「も~! これじゃ、私が一人サボッているようではありませんか」
小さく叫ぶと、彼女は立ち上がった。
そのまま、まっすぐに中央の調理台へ向かうと、かぼちゃの処理をしている面々に向かって言った。
「仕方ないですわ……。私もその錬金術のような儀式に参加しますわ。ささ、その術を私にも教えてくださいまし!」
言われて一同は、思わず顔を見合わせる。
「錬金術とは、面白いことを言うナ。……たしかに調理も化学変化を利用しているから、あながち間違ってはいないガナ」
苦笑して言ったのは、月詠だ。
「それでは、私は切れ目を入れる方に回りますので、レンジからかぼちゃを出し入れするのを、かわってもらえますか」
露草が微笑んで言うのへ、うなずいて交代した。
しかし。
「きゃ゛あ゛あ゛あ゛~っ!!」
かぼちゃを持ち上げた途端に、凄まじい悲鳴を上げる。
教室内の全員が一瞬手を止め、そちらを注目したほどだ。
「ど、どうしました?」
「虫でも、いたのですか?」
露草とクルジッカが、同時に声をかける。だが、千聖の方は、そんな問いなど聞いてはいない。
「私のゆ、指に、つつ……土汚れがつきましたわ!」
叫ぶなり、かぼちゃを手に流しに突進した。
「この土……万死に値する! 滅せよ!」
言葉と共に、千聖はそこにあったスポンジたわしで、かぼちゃをゴシゴシと洗い始めたではないか。
そんな彼女を、誰もがただ声もなく見つめるばかりだった。
……ともあれ。
かぼちゃは、どんどんと割られて行く。
そんな中。
「取った種とわたをいただいて、よろしいですか?」
言ったのは、露草だった。
「ウチはいいよー。でも、それをどうするの?」
うなずいてから問うたのは、侑だ。
「調理します。……わたや種も、食べられるのですよ。種の食べ過ぎは非推奨ですが、少量なら大丈夫です」
「へぇー。知らなかったにー」
答える露草に、侑は目を丸くする。
「種は、ワタシもいただきたいです」
傍からクルジッカが言った。
「料理は作れませんが、試食の時に、種のお茶を提供したいと思っておりますので……」
「いいんじゃねえか? 基本、捨てるものだからな」
庚が言うのへ、他の者たちもうなずく。
そんなわけで、露草は種とわたを、クルジッカは種をそれぞれもらった。
やがて、彼らがもらって来たかぼちゃの処理は、終わった。
が、露草とクルジッカは、集めた種とわただけでは足りないと感じて、他の調理台へと足を伸ばした。
「種とわた? いいよ。俺の作り方だと、どっちも残っちゃってもったいないなって思ってたんだ」
言って、二人に種とわたをくれたのは、水色無地のエプロンを着けた
花厳 望春
だった。
「ちょうどいいアル。誰かが使うかもしれないと、取っておいたのがあるアルヨ」
猫柄のエプロン姿の
畑中 華菜子
も言って、種とわたを差し出す。
「わたは捨ててしまったが、種なら、あとで焙ってお菓子みたいにできるからと、取ってあるよ」
エプロンと三角巾をまとった都も言って、「焙る暇があるかどうかわからないから、必要ならどうぞ」と置いてあった種を二人にくれた。
それをもらい、クルジッカは種を入れたビニール袋を見やる。
「これだけあれば、充分だと思います」
うなずいて彼女は、改めて都をふり返った。
「あの……もしよろしければ、ワタシにお手伝いさせていただけませんか?」
「そうだの……」
都は少し考え、うなずく。
「わかった。……では、手伝ってもらおうかの」
「はい! ありがとうございます」
跳ねるように頭を下げるクルジッカに、都はさっそく玉ねぎを刻んでくれるよう言った。
そんな彼女に別れを告げて、露草は更に調理台を回る。
案外皆、種やわたは使わない者が多く、教室内を一回りすると、それなりの量が集まった。
そこで、中央の調理台に戻って来た露草は、まずは種を使ったお菓子を作ることに決め、種に残ったわたを取り除く作業を始めた。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月27日
参加申し込みの期限
2015年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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