メカメカバトルカーニバル｜リアクション

メカメカバトルカーニバル

●地球が地球が大ピンチ

　夏神零はいつも通り、冷静に異変対処へ向かっていた。

「再び……緑の地球が危ないぞ……か……
　これまで様々なメカとも対峙してきたが……最近多いな…。だが、やるしかあるまい」

　零はフツウの死守が自分の使命なのだと、表情を引き締めて先を急ぐ。

「この調子だとこの世界では拙者の神社もどうなっているかわからんな……」

　神社への道中でも湧き出るように現れた多数のメカカラス軍団の猛攻に晒され、なかなか思うように進めない。

「空にはカラスが縦横無尽に飛び交うのであれば、外を出歩くのは危険か……
　地下帝国の地下通路を利用して、拙者の神社の地下へ向かおう……」

　零はメカカラス軍団の襲撃を交わすために、地下通路を使って自分の本拠地である神社へと向かう事にした。
　マンホールを開け、地下に降りた零がそこで見た予想外の光景とは――