「二ヒヒ…完成だよぉ。量産型ロボ『メカナマズ』!!
さぁ、地下帝国の名を世に轟かせるのさぁ!!」
猫鳴館の地下に潜む、
地下帝国。
ここで
骨削 瓢が両手を広げると、猫鳴館はパカッと真っ二つに割れた。
次の瞬間、メカナマズがどばーっと寝子島にあふれ出した。
「おやぁ~、これは奇妙だねぇ。灰色の猫……おたくの仕業かい?」
瓢はすぐに気がついた。
そう、ここは寝子島であって寝子島でない、不思議な世界。
メカナマズの1匹に食われそうになりながら、おっととと……と態勢を立て直したのは、
テオだった。
「やれやれ……オレじゃねえが、教えてやろう。クローネの仕業か神魂の悪戯か知らねぇが、メカカラスが溢れちまったようだ。ここにいる連中は何かしらのメカ軍隊を操れるようだから……あとはわかるな?」
瓢の視界には、大量のメカ焼きプリンを見て「食べられない」とか「歩いていかないで」とか呑気なことを言ってる
白沢先生もいた。
そこへメカカラスの大群が押し寄せると、メカ焼きプリンをついばんで去っていった。
白沢先生は「ああ~」と嘆いて気を失ってしまった。
夢でも見てるのかイビキをかき始めたところを見ると、放っといてよさそうだ。
「さぁて……メカナマズの試験も兼ねて、やってみようかねぇ」
何故かメカカラスが大量に現れて暴れています。
元の寝子島に被害が広がらないように、早めに倒してください。
暴れているメカカラスの攻撃方法は以下です。
1:口から火炎を放射する
2:触れるとメカが溶ける成分の羽根を飛ばす
◇
参加者は、ひとかもれいびかを問わず1人につき1メカ軍隊を持っています。
メカサンマ、メカ焼きプリン、メカ猫、メカふんどし……
戦闘に向いているものから向いていないものまで、なんでもオーケーです。
他のPCと重複しても構いません。
メカ軍隊は、意思で自由に動かすことが出来ます。
が、ものによってはコントローラーが必要なこともあります。(好きに選んでください)
メカ軍隊は、2つまで攻撃方法があります。
メカの元となっているものの特徴にあわせて、アクションで指定してください。
メカ軍隊とその攻撃方法は、基本的に自由ですが、現実世界に存在するものです。
また、あまりにも強すぎるものは認められません。
メカ太陽でこの世界そのものを終わらせるとかはNGです。
多少こちらで調整して弱めたりすることもあるので、ご了承ください。
なお、戦わずに遊んでても構いません。
その場合、メカカラスが現実世界に侵食しだして、フツウが壊れる可能性が出てきます。
一見ふざけたシナリオですが、みんなの生活のためには真剣さも必要です。
◇
舞台は、少しおかしな寝子島です。
いろいろなものが、若干インチキなメカになっています。
猫鳴館がパカッと割れてメカナマズが出動できたり、観覧車が車輪のように島をくるくる走り出したり。
アクションにあわせて、世界が変わります。
◇
では、リアクションでお会いしましょう。
つーかメカ焼きプリンってなんだ?