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【生徒会選挙】歴代生徒会長からの挑戦状~寝子高バザール!
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●無所属陣営:
トム&ジェーン
『まあ、トム! なんて素敵な品揃えかしら!』
『そうだね、ジェーン! ここで買い物すれば何でも揃う気がするよ!』
というわけでこちらは特定の陣営に与しない人々が共同で出しているお店、『トム&ジェーン』。名前だけの代表者、
屋敷野 梢
が自家製の茶葉、
屋敷野茶
の量り売りをしながら店番を務めている。
「おーやってらやってら……盛況だな」
如月 庚
が顔見知りの梢を見つけて足を止めた。
「屋敷野茶ァ……? ……自家製かよ。どーなんだこれ……」
「そーいうことは買って飲んでから言ってください!」
「あー分かった分かった……買う、買うよ。しっかし……ここ、何屋なんだ?」
「ふふふ、ここは何でも揃うなんでも屋ですよ」
梢が何でも揃う、というだけあって、こちらの出し物は多彩である。
まずは
楢木 春彦
君が持ってきた
モトクロスやバイク関連の本や雑誌
。子供の頃からモトクロス――未舗装のコースで競うオートバイ競技――に親しんできた春彦ならではの出品物だ。
「屋敷野はスペースさんきゅーな。んじゃ折角だしFMXで客寄せでもするかな」
FMXとはフリースタイルモトクロスの略で、ジャンプやトリックなどの技を取り入れた競技である。さすがにここで大技とはいかないが、ちょっと回って見せるだけでも人目を引くだろう。春彦は
スポーツランドNYAGO
に手配して借りてきたモトクロッサーに跨ると、く、と前輪を持ち上げてみせる。
シルクハットに燕尾服姿の
シグレ・ナイトウォーカー
は、春彦にも手伝って貰って
ブルームマジック
をお見せする予定。こちらはのちほどをお楽しみに。
太陽みたいに元気印の
御薗井 E セレッソ
は、
寝子島クラシック同好会、通称NCC
の先輩、
神嶋 征一郎
を誘って、演奏で参加だ。
「えへへーセンパイ! よろしくナノ!!」
セレッソにぐりぐり突かれ、征一郎は照れ隠しめいた皺を眉間に寄せる。梢が感心したように言った。
「御薗井さん、神嶋先輩をよく引っ張り出しましたねー」
「ワタシ、お手柄でショ!?」
それを聞き、征一郎はぶっきらぼうに吐き捨てる。
「自分の柄じゃねぇ事は分かってる、偶々気分が乗ったからだ」
「センパイのヴァイオリンとワタシのチェロで、バザールを盛り上げるための演奏をするノ。いくつか曲を選んで練習してきのヨ!」
そう言って二人が息を合わせて弾きはじめたのは、運動会でもおなじみオッフェンバック「天国と地獄」から、寝子島のスーパーでよく流れているファンシー&シュールな曲へのメドレー。耳慣れたメロディに、早速お客さんが足を止めはじめる。「これを聴くとついつい沢山お買い物とかお片付けしたくなっちゃうっておばーちゃんが言ってたワ!」というセレッソの狙い通りだ。
「いつも聞いてるあの曲もヴァイオリンとチェロだとこんな感じなのヨ! 1曲100円、
Saiten Duo
! リクエストもおひねりも大歓迎ナノ!」
◇
さてここに、まだ秋だというのにスーツにコート、黒手袋に黒の帽子を目深に被ったハードボイルド風の謎の男と並び歩く少年がいた。
宮田 厚
である。
厚は男とは懇意の仲であるらしく、
「御木本さん、楽しい?」
だとか、
「御木本さん、あっちも見ようよ」
などと、まるでデートか何かのようにうきうきと話しかけている。
御木本さんの方は余程シャイなのか小さく肯いたりするばかりで、厚に手を引かれて歩いている。
よくよく見れば、御木本さんの歩き方がぎこちないことに気づくかもしれない。
もっとよく近づけば、御木本さんの顔に筋肉の赤い筋が描かれているのに気づくかもしれない。
それもそのはず、<御木本さん>は厚が所有する人体模型さん。厚のろっこんのお蔭で、「御木本さん」と呼びかけると動くのだ。
「寝子高以外の人達も来ているから俺も御木本さんを連れてきたけど、けっこうバレないなー。良かった! 怪しまれないってちょう信じてたけど、こうやって実際に御木本さんと歩いてると嬉しさ格別だな」
じっさいのところ御木本さんはいかにも怪しかったが、人でない、とは思われていなかった。なにより厚の笑顔が今日の青空くらい爽やかで楽しそうなので、却って人目を引かなかったのである。
「俺の兄ちゃんも寝子高出身だから、選挙の時に毎回何かやるって聞いていたんだけど、選挙にバザー、何か面白いよなこういう組み合わせって」
御木本さんとそんなことを話しながら歩いていると、同じクラスの梢がいた。
「屋敷野茶……どんなお茶なんだ……! めっちゃ気になるんだけど」
「怪しいもんじゃありません。うちの茶畑で獲れた葉で作った屋敷野家の特製のお茶で、ほぼプライベート用ですから希少なんですよ。それをグラム400円って特別大奉仕ですよ! 普段の半額以下ですからね、これ!」
「へえーっ。なんかお得そう。日本茶、番茶……ハーブティもあるんだ」
「ハーブは私が育てました。日本茶に関しては、やや癖の強い味かもしれませんが、私は好きです」
梢のセールストークにすっかりその気になった厚は、早速屋敷野茶をお買い上げ。
「これ、お願い」
梢はいそいそと量って包む。
「はいどうぞ。あ、飲むときは葉を少し炒ってくださいね!」
「ありがとう、がんばってね!」
「はい、頑張りますよー」
入れ替わりにやってきたのは
黒兎 都
だ。
「や、きのこ。焼き饅頭差し入れだのー」
「これはこれは。黒うさ先輩、ご丁寧にありがとうございます。ところで何故焼き饅頭?」
よくぞ聞いてくれた、と都はえっへん、胸を張った。
「差し入れと言えば甘いもの。甘い物と言えば和菓子とかの甘味よね。手ごろなもんだとみたらし団子……つーことで焼き饅頭」
「はあ……わりとわけわかんないんですが」
「ほら、あまじょっぱいって言う点で共通だし、焼いてる点でも共通だし」
最初の勢いが徐々に失われ、しどろもどろになってゆく都。
そんな先輩が妙に可愛らしく思えて、梢はぷっと噴出してしまう。
「いやいやありがとうございます。美味しそうなのには変わりないですから嬉しいですよ」
「そうか。よかった。ところでお茶売るって言ってたよね。買ってこうかのー」
すると梢はにっこり笑った。
「まいどありーです!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月19日
参加申し込みの期限
2015年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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