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【生徒会選挙】歴代生徒会長からの挑戦状~寝子高バザール!
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●高峰陣営:
新鮮フルーツジュースBar
「いやあ、青野、ありがとな!」
会長候補者の
高峰 一馬
は、ブースの前に彩りよく果物や野菜の食品サンプルを飾り付けてくれた
青野 海仔
に、めいっぱいの笑顔でめいっぱいの感謝をした。
「どういたしまして。これで大丈夫だろうか?」
海のように青い髪をした海仔が尋ねると、一馬は力強く親指を立て、バッチリだ! と破顔する。
海仔はほっとしたように息をついた。
そもそも海仔は、数日前まで一馬とほとんど面識が無かった。しかし、何やら苦戦しながら準備をしている姿を見て声をかけたのを切欠に、そのまま今日まで手伝うことになったのである。海仔はこの流れを悪く思ってはいない。彼は明るくてひたむきな好青年で、そんな彼と一緒に何かするのはむしろ楽しいことだ。
「やはり頑張っている姿はどの分野であってもいいものだな」
「ん? なにか言ったか?」
「……いや、なんでもない」
海仔はそっとはにかんで答える。
黒兎 都
がここにも「差し入れー」と焼き饅頭を持ってきた。
礼を言いつつ、一馬と都はちょっと立ち話をした。
「果物は地元の農家の人と交渉して、傷ものとか安く都合して貰ったんだ」
一馬の店は、新鮮な果物をその場で絞る、フルーツジュースがウリだ。手絞りの
フルーツジュース
はリンゴ、オレンジ、グレープフルーツ、レモネード、バナナミルクの5種類から選べる。輪ゴム鉄砲で食品サンプルの的に当てて、当たった果物でジュースを作る
ミックスジュース
は、リンゴ・イチゴ・桃・バナナ・みかん・レモン・ゴーヤの7種類だ。
「まぁ何より、今日という日を皆で楽しめることが大事、だよなっ」
◇
「お店が出て地域の方々が集まるのを見てると中学校の文化祭を思い出しますね……」
御巫 時子
は近くの梢で羽を休める小鳥たちにそっと話しかけながら、おっとりと見て歩いていた。
手作りのものなど作り手も品物も可愛らしく、時子はそのたび心を擽られてしまう。
お蔭で気づけば両手いっぱいに袋を下げてしまっていて。
「すこし疲れましたね……」
小首を傾げ、肩に止まった小鳥にそう話しかけたとき、ちょうど耳に入ってきた一馬の声。
「絞りたてのジュースはいかがっすかー?」
店先には小学生の一団を見送った海仔が、所在なさげに佇んでいる。
海仔は時子の視線に気づき、輪ゴム鉄砲を見せ『やるか?』と目で合図した。
時子は少し思案した。が、喉が新鮮な絞りたてジュースをご所望だし、なによりちょっと面白そう。
「これは、どうやるんですか……?」
「あの食品サンプルを狙うんですよ。5回挑戦し、当たった果物のミックスジュースが景品になります、このような感じで……」
海仔は試演してみせる。ぺし、ぺし、とゴムは軽い音を立て、リンゴとバナナに命中した。
「やってみます……」
そう言って放った一射目が、図らずもゴーヤの脇をすり抜け、時子は苦笑する。
「ゴーヤ以外を狙いましょう……」
「はは、もしゴーヤ当てちまっても上手く割合を調整するから大丈夫!」
一馬が笑ってそうフォローする。
「当てないように頑張ります……!」
時子は、残り4発を好みの果物に狙いをつけ、ぺし、ぺし、すかっ、ぺし!
「桃とみかんとバナナのジュースですね。どうぞ」
時子は海仔からパステルオレンジのとろりとしたジュースを受け取って、美味しそう、と笑みを零す。
そのときちょうど
海原 茂
が通りかかった。
「お疲れさま。特に問題ないか?」
「おう! 問題ないぜ」一馬が答える。
茂も疲れているのではないかと思った時子は、控えめに声を掛けた。
「あの、よろしかったらジュース飲まれますか……?」
すると茂は、丁重に礼を言ってから断った。
「それは君が飲むといい。君の方が疲れていそうだからな。それに、美容に良さそうだぞ、そのジュース」
先輩の気遣いに、時子ははにかんで頷く。
そのときレモネード、と注文する声。
吾妻 優
だ。優は待ちながらぼそぼそ零す。
「結構賑わってんだな……。ってか何だよ『歴代生徒会長からの挑戦状』って。つくづく、妙な事には事欠かねぇな、ったく……」
聞きとめた茂が思わず笑う。
「それが寝子高さ、諦めろ。さては君、学校行事なんてメンドクサイ派だろう?」
「いや、まあ……そうっすね。生徒会とか自分から面倒事を引き受けようなんて、よくやるよなぁ……と思いますし。ただ……」
優はあたりを見渡した。
「……皆、結構マジでやってやがるんだな、って……」
言葉の端に滲んだのは、羨望みたいなものかもしれない。眩しくて。自分は素直に行けない場所にあるものを見るような、そんな光が一瞬宿り、空に溶けるようにふわっと消えて。
「……。ま、投票位はしっかりやります」
「よろしくな」
茂はぽん、と気持ちよく優の背中を叩いて去って行った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月19日
参加申し込みの期限
2015年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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