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【中間テスト】テスト狂想曲 ~先生問題作ってよ?!~
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美和とメイが僅かにもじもじする。泰五は思わず「ってくぼちゃんも瓜ちゃんも高校生じゃあるめぇし?!」と突っ込んでしまう。
「まぁ、積もる物もあるだろうしここは先生の話をトコトン聞こうじゃないか。だけど……」
解理がそういうものの、実は前もって1つ聞きたいことがあった。それは、これである。
「久保田先生は、男関係はもはや歴戦(?)と呼べるレベルで様々な経験をしていると思う。けれど、それにめげずに新たな『愛』を求めて生きるのはなんでだろう?」
「え?! その……」
解理の質問に、美和が慌てる。顔も真っ赤になっており、なんと答えればいいのかわからない、といった様子だった。それは急に言われたからなのか、それとも経験が『無い』若しくは『少ない』のか。それは想像にお任せするとして、美和は混乱していた。
だが、実はそんな質問をしているうちに何故か解理の顔も僅かに赤くなっていた。
「僕なら、多分……好きな人にフラれたら立ち直れない。あ、いや、仮の話だ。今好きな人が居るとかではなくて、だな? 仮に居たならばというシミュレーションだ!」
最後の方はしどろもどろ、顔も真っ赤になっている。そんな様子に可愛いと思いながらも泰五はうんうん、と肯いた。
「まぁ、その気持ちも解るぜ? 俺だってナンパしてフラれると何気来るもんがあるからなぁ。……ん?」
不意に足音がし、振り返ると赫乃、華菜子、五月の3人も合流。彼女たちはしょんぼりしたままの担任の姿に胸を痛める。その中でも、赫乃は酷く胸が痛むのか、自然と胸元を押さえていた。
「先生、私たち、先生の話を聞きにきたアル」
優しく笑いかける華菜子。やはり、美和には笑顔で居て欲しい、と思う彼女は自然な心で口を開き、赫乃も頷く。
(喉がカラカラかもしれませんね)
その間に五月は少し離れ、人目を避けて両手を合わせる。そして美和の為に集った仲間へ感謝の気持ちを述べれば目の前に水の自動販売機が出現する。五月のろっこん『天分水』だ。
水を手に入れた五月は綺麗なハンカチと共にそれを美和へと差し出した。美和は不思議そうに五月を見たが、ややあって小さな声で「ありがとう」と頭を下げた。
水をゆっくりと飲み、落ち着きを取り戻した頃。生徒たちの輪に加わった月詠と膨らんだビニール袋を手に持った蒼志だった。彼は「どーもっす」と挨拶し、徐にそれを持ってくると、美和達の前にぽん、と置いた。
「えっ?」
「買いすぎました」
ビニールの中には購買で買ったシュークリームやワッフルなどの甘いお菓子。そして、紅茶などのお菓子に合う飲み物が入っていた。実は、蒼志一人でも充分食べきる事ができそうだが、こういう時は生徒として先生にお願いするように言った方がスムーズにいくのでは、と考えての行動だ。彼は、メイや皆にもどうぞ、とお菓子を勧める。
蒼志がお菓子を置いている近くでは、月詠がメイに声をかけていた。
「やぁ、瓜山先生。その様子だと、フラれた久保田先生にとっつかまった、と。……久保田先生については、引き受けても?」
「……でも、心配で……」
月詠の挨拶に会釈し、メイは提案に少し表情を曇らせる。しかし、月詠もまたテスト問題の事を口にすれば苦々しい顔で俯いてしまった。
「ご心配なく。落ち着かせたらお返ししますから」
そう月詠はそういい、今度はメイと生徒たちに視線を巡らせた上で美和に向き直る。
「さて、久保田先生。溜まってるあれこれ、ありのままをぶちまけてください。アドバイスができることはしますし、できないなら適当に流しますから」
彼女はそう良いながらあれこれと道具を呼び出し、「紅茶は好きですか? カモミールでも入れますよ」と朗らかにいう。
「……少し恥ずかしいけど、ここまできたら聴いてもらおうかな……」
美和は涙を拭いながら小さく笑うと、静かに口を開いた。
その話を聞きながら、瑠奈は1人、抱えていた物を抱きしめる。真面目な顔で美和に向き直り、言葉をかみ締める。
(……うん、私が持つ言葉のどれも……)
瑠奈は心の中で溜息をつき、もう一度荷物を抱きしめた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月26日
参加申し込みの期限
2015年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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