this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
進路相談、君等の道2【普通科編】
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
●エピローグ:無口な佐藤くんのその後
放課後、天気が良かったので
佐藤 タカシ
はデジカメを片手に旧市街を歩いていた。
目的は猫。
タカシは猫好きなのだ。
猫の写真を撮ってネットにアップするのは彼の数少ない趣味である。
可愛くはないが愛嬌のある鼻をした虎猫を発見し、柔らかい笑みでカメラを構えたその時だった。
ぎゅるぎゅるぎゅるぅぅぅぅん!
激しいドリブル音とともに、赤のレトロなミニが狭い路地を勢いよく曲がって現れた。
当然逃げる猫。何が起こったか把握しきれないうちに、車はタカシの前で土煙を上げ急停車した。
勢いよく開く助手席の扉。
「乗りな!」
若い女の声。
車の中を覗き込むと、そこにいたのは――、
「せんせい……?」
この驚きがタカシのその日はじめての言葉だった。
そう。運転席に座っていたのは
島岡 雪乃
その人だったのである。
「ぐずぐずするな!」
怒鳴られてタカシは訳も分からず助手席に乗り込む。
先生はいったいどうしてしまったのだ?
いつものどもりがちで穏やかな彼女とはまるで人が違っている。
ハンドルを握る雪乃の姿はまさに、修羅!
「ベルトしときな。飛ばすぜ」
アクセルを踏み込み、ドリブルで市街地を抜ける。
雪乃カーはまもなく海沿いの通りに出た。
豪快に開けた窓から吹きこむ海風で、雪乃の髪もタカシの髪も痛いほど乱れた。
「てめぇ、あんまり人生舐めんなよ」
雪乃はハンドルを握って前だけを見たままそう言った。
「猫、好きなんだな」
タカシは頷く。頷かざるをえない迫力が雪乃にあったからだ。
「そういうのが『種』だぜ? 育ててみりゃいいじゃねぇか」
にやり笑って雪乃は派手にアクセルを吹かす。加速する。
――その日、雪乃カーはタカシを乗せて寝子島中を走り回った。
家のそばまで送って貰い、助手席から這い出してきたタカシは満身創痍。
その日は夢も見ずに眠ったという。
<了>
<< もどる
1
…
11
12
13
14
15
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
笈地 行
ファンレターはマスターページから!
ご参加いただき、誠にありがとうございました。
リアルタイムも4月になって、新生活を始められた方も多いのではないでしょうか。
入学、入社、引っ越し……春はいろいろありますね。
このシナリオを機に新たな一歩を踏み出すぞ!
執筆しながらわたしもそんな気持ちになりました。
新しい先生(設定上は前からいたことになってますが)を書くことができたのも楽しかったです。
今回登場しなかった先生もおいおい他のシナリオで登場するかと思いますのでお楽しみに!
それではこれにて3連発の進路相談シナリオは終了です。
例のごとく進路相談シナリオでは基本的に個別コメントは控えております。ご了承くださいませ。
また他のシナリオでご一緒できるのを楽しみにしております!
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
進路相談、君等の道2【普通科編】
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月16日
参加申し込みの期限
2015年03月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!