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久保田先生の女子力アップ大作戦! 手芸編!
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「私、頑張った……。綾花ちゃーん、今度は甘やかしてほしいー」
完成品のギャザースカートを片手に抱えた久保田先生が、綾花とあおいのいる席にふらふらとやってきた。
「お疲れ様です。一息入れましょうか。クッキーはお好きですか?」
「好き好き、大好き! 甘い物ばんざーい!」
久保田先生が両手を上げて喜ぶと、あおいがクスッとほほ笑む。綾花も眉を下げて応じた。
「なら、お茶の時間にしましょうか」
「綾花ちゃんのクッキーはとっても美味しいよ! お茶いる人いますかー? 紅茶と緑茶があるよー!」
あおいが紙コップにお茶を準備し、綾花がレースのクッキングペーパーを広げた上に数種類のクッキーを並べる。久保田先生はてきぱきと動く綾花とあおいを見て感心したようにため息をついた。
「いいねぇ。『女の子』って感じだ」
クッキーをひとつつまんで口に放り込む。ココナッツが雪の様にまぶされたそれが、疲れた頭にじんわりと沁みた。
「ふー。クッキーおいし~。
差し入れとか……こういう自然な気づかいも私に足りないところかもなあ」
「私がそこまでできているかはわかりませんが、取れたボタンをさっと縫ってあげたり、裁縫道具を持ち歩くのは女子力が高いかもしれませんね」
綾花の言葉に、あおいもそうだねと頷く。
「うんうん。『女子力』ってなんか、家庭的なイメージあるかも。お料理やお裁縫ができると女子力高そう!
私も料理は全然だめだから、綾花ちゃんに教えてもらおうかなあ……」
「あおいちゃん……私でよければいつでも教えますよ」
「ありがとう! えへへ」
「かわいい子ふたりのやりとり和む。でへへ」
(久保田先生。その笑いかたおっさん……)
と、レオンは思ったが口には出さなかった。
「ムシャ。うま……」
「先生。手芸は、どう……ですか……?」
久保田先生の席にやってきた彩がおずおずと尋ねる。人見知りの彼女だがあおいや綾花は同好会のメンバーだ。知り合いがいるおかげで表情が少しやわらかい。
「久しぶりだったり、初めてだったりで大変だけど面白いよ! 手芸とお裁縫の区別もついてきたかも。彩ちゃんは、今どんなことをやってるの? おすすめがあれば教えて!」
「え、えと。アップリケは……どうでしょう……」
「アップリケって幼稚園の子がかばんに付けてる、布でできたシールみたいなやつのこと?」
「はい。ああいう、のです……。最近、だと、大人向けのも増えてて……かわいい、ですよ……」
アップリケは刺繍や様々な形の布を縫い付ける技法のことを言う。
「ほうほう。検索してみてもいいかな? あっ、こういうのかー! ポロシャツのワンポイントにこういうのあったら可愛いだろうな!」
「これ、羊毛フェルトでも、できるん、です……」
「え? アップリケってアイロンでくっ付けるやつじゃなかったっけ」
「え、えと……」
「あー。一般的にはそういうのなんすけど、布にくっついていれば『アップリケ』扱いになるんすよ」
フォローしてくれたレオンに彩がそうそう!と頷く。
「こ、これは、羊毛フェルトを……作るためのニードルなんですけれど、布をアップリケするのにも、使えます……。ええと、アップリケしたい場所の上に、羊毛を、乗せて……」
彩はフェルトの上に羊毛を乗せると下に専用クッションを敷いて、上からニードルをぽんぽんと刺した。
「針に返し、が、ついているので、立体的なアップリケができます……」
「へえええ! 羊毛フェルト、本屋さんでどういうものか見かけたことはあるけど実際に作っているところを見るのは初めてだよ。こうやってやるんだねえ」
「は、はい。あと、これ、裏から見ると、裏に繊維が突き抜けてます……よね?」
「うん。そのせいで、見た目よりしっかりくっついてる!」
「それを、利用して、裏からフェルトをあてる、と……」
彩がニードルでぽんぽんと羊毛フェルトを叩いて裏返して見せる。
「!? ナニコレ! クレヨンで描いたみたいな柄になってる!」
先ほどより平面的な模様がじんわりと浮かび上がっていた。
「こっちも、ふわふわで、かわいいですよね……」
彩はホワーンと日向ぼっこ中の小動物のような微笑みを浮かべた。
「なんかこれ、楽しそう。私もチクチクやってもいい?」
「もちろん、です。簡単、です、よ(チクチクチクチク」
「あ、すごい。これ、無心でやれる……(チクチクチクチク」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月19日
参加申し込みの期限
2017年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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