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そうだ、秋を探そう
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【移ろう季節】
その日、
深倉 理紗子
は寝子島小学校すぐそばの自宅ワンルームマンションの一室で、浅いとも深いともつかぬ眠りから目を覚ました。
理紗子は寝子島総合病院に勤務する内科医だ。
その日常はまさに多忙の一言に尽き、いつもなら日曜日は昼過ぎまで寝過ごすのが最近の彼女の常だった。
だというのに、時計を見れば今日はまだ朝八時。
二度寝をしようにもなんだか妙に目が冴えてしまってそういう気分にもなれない。
「せっかくの日曜日なのに……」
と、理沙子は深いため息を吐いた。
何か予定があるわけでもなかったが、かといってただ家でぼ~っとしてるのも何か寂しい。
「……とりあえずどこかへ出かけてみようかな?」
誰に言うでもなくそうひとりごち、理紗子はいつもと違ってゆったりとした気分で朝の身支度を整え、秋物の服を選んで、外へ出かけることにした。
* * *
「空が綺麗ね」
理紗子はマンションの敷地から出るとすぐに、頭上に広がる空の高さと、その透き通るような青さに気づいて目を細めた。
内科医として働く日々に忙殺されて、近頃はこんなふうに空を見上げる余裕さえなかった。
そんなことに今更ながらに気づき、理沙子は思わず苦笑した。
それから理沙子は特に行き先を思い定めるでもなく風の吹くまま気の向くままに道を歩きだす。
いつもは自宅と職場の往復だけで一日が終わり、あまりよそに行くこともないものだから知らずその足取りは軽くなる。
やがて理沙子は寝子ヶ浜海浜公園にやってきていた。
その名の通り、寝子ヶ浜に面するその公園はときおり秋の風に乗って湿り気のある潮風が吹きつけてくる。
海の香りのする風をすんと鼻先で感じながら、理紗子は飾り気のないショートの黒髪をかきあげて海を見つめる。
波は穏やかで、周期的に浜辺に打ち寄せてくる白い波を見つめていると不思議と心も穏やかなものになる気がする。
「ちょっと散歩していこうかな」
理沙子は呟いて、とくに目的があるわけでもなく公園の中をぶらぶらと歩き始めた。
園内の木々の中はすでにその葉を落としているものもあり、どんぐりや小さな木の実などが地面を転がっている姿もそこかしこで見かけられる。
「……もうすっかり秋ね」
ずっと病院勤務を続けていると、ときどき自分のまわりだけ時間が止まってしまったような気持ちに襲われることがある。
だから、理沙子は何気ない季節の移ろいを感じさせるそれらの景色にひどく心が安らいでいく自分に気づかずにはいられなかった。
最近、ずっと沈みがちだった心が、すぅっと憑きものでも落ちたかのように軽やかになる。
「……こんなに気持ちに軽くなるなんて、何ヶ月ぶりかな……」
秋の風に舞う落ち葉の行方を目で追いながら、理沙子はふっと静かに微笑み、そう呟いたのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月12日
参加申し込みの期限
2015年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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