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花愛で狐と秋の花
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◆積み重ねた時間と、自身と
人の気配が消えることはないけれど、赫の園はとても静かだった。
掻き乱してくる何かも、騒々しさもここにはない。
腰掛けるわけでもなく、端の方で
楪 櫻
はただ、この光景を眺めていた。
静かに押し寄せては引いていく。不思議な感覚は何だったろう。
名のない感情と感覚が、静かにここに佇んでいるだけ。
そっと寄ってきた狐は、自身をこの場所に連れてきた狐。
もう見分けもつくようになってしまった。
その場に座った狐、眼差しは座れといっているような真っ直ぐなもの。
(言葉を交わせるわけでもないのに、な)
音でなくとも言の葉を受け取ったような感覚に、自身に苦笑しつつ、櫻はその場へと腰掛ける。
静かで、それが変わることもない場所。
けれど想いで彩られているような、言葉では表現できないような場所。
櫻が振り返ったのは四月のこと。
隣に座る狐と初めて出会った日のこと。
初対面は決して友好的ではなかった。
狐は花を集めるため、自身は其れを探るため。
「お互い、必死だったな」
そんな風に笑えばもう懐かしくも感じる。
狐のまた、こちらを見つめては、微かな頭を下げた。
必死だったとはいえ、気にしているのかもしれない。
責めているわけではないと、言葉に出すよりも手のひらで優しく撫ぜたなら、その手のひらに頬擦りが返る。
早いものでもう六ヶ月の時間が流れようとしているらしい。
遠いような、けれど近いような。
思えばこの半年にも色々なことがあったと、櫻は思い出を辿る。
不思議な体験をし、時には怪我をし、傷ついて。
日常の中にいながら、それとは異なる感覚を、心も体も覚えてゆくような。
ろっこんという自身の力に目覚め、戸惑いも覚えた。
具現化された形は日本刀、その形に感じてしまうのは何かを傷つけることであったから。
けれど、体験を通して、刀を振るう理由も今ならば。
そう傷つける為ではない、何かを守る為。
自身の気持ち一つで何方にも成り得るそれを知ったから。
能力とは別に出会いも沢山。
非日常の不思議な出会いもあれば、日常が齎す学校生活での先生やクラスメートとの交流も様々。
ふと、櫻の脳裏に浮かんだのは一人のクラスメートであった。
(……何故今、あいつの事を思い浮かべたのだろう)
理由も答えも、今の自分の中には無いらしく、見つけることは出来なかった。
分からない、けど。
何故か悪い心地はない、それどころか……?
「可笑しなものだ」
識らぬ感情だというのに、溢れるのは笑みだというのだから。
「お前は解るか?」
返らぬと知っている問いひとつ。
こてりと傾げられた仕草に、そうだよなと、またふわり手のひらを乗せてやった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月31日
参加申し込みの期限
2015年02月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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