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あなたのそばに蕎麦屋すすきのーすすきのー
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それでは、と修は席を立つ。随分長居をしてしまった。
「ありがとうございます!」丁寧に頭を下げる五月に会釈し、戸をカラリと開けようとして――。
修は、その手を止める。
「薄野、将来はこの店の継ぐのか?」
五月ははっとする。
店員としての顔の下に、素の顔、
薄野 五月
の顔が覗けた。
勿論。躊躇うことはない。この店が大好きだし、この町が、この島が大好きだ。
だが、今日一日訪れた人々、その多様な表情は、繊細な五月の心に複雑な綾をもたらしていた。
大人みたいな子供。子供みたいな大人。
随分成長した同級生が身近な悩みを抱えていたり、大人びた振る舞いをしてみせる。
しっかりした大人がくよくよ悩んで、子供みたいな振る舞いに興じる。
人の心にも、いろいろな影があるのだ。
おじいちゃんの蕎麦は、お客によって細かな配慮がなされていた。
女性の客には華やかに盛り、子供の客にはちょうどいいくらいの量。
そして供する蕎麦は天下一品だ。
この蕎麦を、自分は引き継げるのだろうか。
指呼の間にあると思われた夢が、現実味を帯び、にわかに遠く感じられる。
沈黙が流れる。
訊いた修も揺らいでいた。
夢の途上にあるものは、いつだって迷い、悩む。
それでも、しばらくあって。
はっきりと、力強い声で、五月は答えた。
「――私の眼鏡の光るうちは、魂込めて美味しいお蕎麦をお届けできますよう――」
明るい笑顔が、店内を彩った。
「蕎麦屋すすきの、
薄野 五月
、全力で頑張らせていただきます――!!」
店主は背をむけたままで、表情はうかがい知れない。
修は笑った。望んだ答えではなかったのかもしれないが、それが一番いい答えのような気がした。
カラリと音がして、戸が閉まる。
営業終了だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月06日
参加申し込みの期限
2015年04月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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