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銀髪が特徴的な中学生・
渡辺 美里愛
が跳ねるような足取りで書店に訪れた。面白そうな本を探して書店の一番目立つ場所に向かうと、店員の冬子がこめかみに手を当てて難しい顔をしていた。
「うーん。いつものことながら、難しい問題ねえ」
「どうしたの、おねーさん?」
声をかける美里愛。冬子は美里愛に気付くと、少し恥ずかしそうに口を開く。
「ポスターが上手く描けなくて困っているの。うう、お絵かきは大の苦手なのよね」
「うっ、ミリアも絵は苦手なんだよー。
力になれればいいんだけどなー。何のポスターを描いてるの?」
「来週から始まるミステリー小説フェアの宣伝ポスターよ。
POPだけでもいいのだけど、話題の本がいつものコーナーになかったらお客様が困ってしまうわよね。どうしようかしら」
「安心したまえ。私が来た!!」
逆光を背負った
旅鴉 月詠
が現れる。風もないのにコートのすそがひらめいた。
「ホームズの格好のおねーさんが来たよ!?」
美里愛が瞳をキラキラさせて月詠に注目する。本日の月詠の格好は鹿撃ち帽にケープの着いたコート。完全に探偵だ。
「うちのメイド姉妹がコスプレ好きでね(カメラ目線でウィンク)」
この絵描き、ノリノリである。
「うふふ、かわいい探偵さんね。ポスターを描いてくれるのかしら?」
「そうだとも、話が早くて助かるよ。絵を描くチャンスがあるならば、私はどこへでも現れる!
……というか、実はそちらでバイトをしている知人から話を聞いててね。今日はポスターの提出に伺ったのだよ」
月詠は筒状に丸めて持参していたポスターを冬子に渡した。冬子がポスターを広げ、美里愛がのぞき込む。
「まあ! これ、あなたが描いたの?」
「わーっ。おねーさん上手! プロ級だね!!」
昔の映画のようなレトロな雰囲気の、完成度の高いポスターだった。
ダークブラウンの背景色。中央に置かれた安楽椅子と鹿撃ち帽をスポットライトが照らしている。鍵、歯車、ナイフなどのアイテムも効果的に描かれており、一目見てミステリーを連想させた。白文字でミステリー関連の用語がびっしりと印刷されているのもにくい演出だ。
等間隔に配置された文字はポスターを見る限り手書きのようである。
落ち着いたトーンで統一された中で、赤色で書かれた『ミステリーフェア開催中 ”さあ、謎を解き明かそう”』の文言が目立っていた。
「この文字も、探偵のおねーさんが書いたの? すごいね!」
「ふふ。綺麗にレタリングされた文字もまた、芸術なのだよ」
「ありがとう、かわいい探偵さん。何かお礼を――」
言いかける冬子を月詠が遮る。
「お礼は結構。お役に立てれば十分さ……mission complete」
最後の方は小声でつぶやくと、月詠はコートの裾をバサバサさせて料理本のコーナーに去っていった。
「不思議なおねーさんだったね」
「ええ。確か倉庫に結構いい額縁があったわね。原画はあれに入れて飾っておきましょう」
「このポスターを見たら、ミリア、ミステリー小説が読みたくなっちゃった!
おねーさん。おすすめのミステリーがあったら教えてほしーな。テストでいい点とったら、ご褒美にパパが本を買ってくれるの」
「学生さんはテストの時期なのね。
私のおすすめは『自作自演探偵コネキネマ』よ。キャラクターが可愛いし、セリフのテンポがよくて楽しいの」
冬子が、あれ。とポスターを指さす。にやりと笑った探偵の絵が描かれていた。
「今度アニメ化もするんですって」
「わーっ。面白そうだね! ミリア、この本読んでみたい!」
美里愛がうさぎの様にぴょんぴょんと跳ねる。艶のある銀髪がキラキラと光をはじいた。
「勉強がんばろーっと! そうだ、今日はノート買いに来たんだった。この水色のノートくださーい」
「はい。お買い上げありがとうございます。車に気を付けて帰ってね」
はーい! と元気に挨拶をして、美里愛はシマリス書店を出た。
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担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月04日
参加申し込みの期限
2017年01月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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