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【体育祭】ネココー式借り物競争 ~黒猫組サイド
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【彼らの輝き ~その3】
「ちゃんと、たずさえないとねぇ」
律儀に言って、かぽっとヘッドホンを身につけたのは、
曖浜 瑠樹
! トラックに立った途端、表情はきりっと『戦う女』へとチェンジ。
羽生 碧南
!
「デスメタルって、初めて聞くのよね。どんな感じなのかしら?」
CDショップの店員さんが一緒に貸してくれたプレイヤーへ、CDをセット。空のジャケットを手に、二人はぽちっと再生ボタンを押しました。
ドドドドド……ヘッドホンに覆われた耳へ、たちまち吹き荒れる、嵐のような音楽。轟くスラッシュビート、唸るギターテク! 呻くような、叫ぶようなデスヴォイスが、二人の聴覚を駆け巡ります。
「あははは、歌すごいねぇー! 外の音、全然聞こえないねぇー」
「……何だか、身体が熱くなってきたわ……!」
走り出した二人の頭は、こくんこくん。ついつい自然と、リズムを刻んでしまうのでした。
「おっ、ノッてるじゃねーか!」
そんな二人に触発されたのでしょうか。かつてパンクロッカーだった過去が疼き出す、
広村 正敏
!
「俺たちも負けてられないぜ! なぁ正敏!」
こちらも音楽には一家言アリ、歌い出せばなかなかの美声の持ち主。
飛吹 蓮太郎
!
ノッてる碧南と瑠樹に負けじと、オジサンたちも気合十分!
「しかし、こんな競技に二人揃って招待状が届くたぁ、運命感じちまうよな。よぉし、レンちゃん! 俺の後ろに乗ってけ!」
「眼鏡イケメンな俺が、しっかり漕いでやるよ! 任せとけ!」
正敏のお誘いに、合わない眼鏡をかけた蓮太郎、ホイホイと乗っかります。
即ち、ニケツ! いい年したオジサン二人が、キャラクターものの三輪車へ同乗するという、シュールな光景!
「ペダルは任せたぜレンちゃん、ついでに俺が地面を蹴っ飛ばせば、こりゃもう最強タッグだぜ!」
「おうっ!」
と、熱いやり取りはカッコイイのですけれど。もう、キツキツ! すっごい窮屈そうなのです。
見据える先には、爆音に脳天を揺さぶられ、混乱しながらも走る瑠樹と碧南。
「うわぁ、ぐるぐるするねぇー。あはははは!」
「中盤までは、ペースを抑えて……最後に、競争相手がスピードを落としたところで、一気に……競走相手って誰かしら? ああ、何だかもう、良く分からない……!」
瑠樹はもうランニングフォームもめちゃくちゃで、碧南もまたふらふら、けれど何かに突き動かされるように足を動かしております。
ヘッドホンをかけてかっくんかっくん、ヘッドバンギングしながら先を行く二人を追う、三輪車のニケツで爆走するオジサンたち……なんでしょうね、この絵面!
絵的にも無理がありましたけれど、物理的にも少々、厳しいものがありました。トラックを半ばほど回ったところで、
「……す、すまん。正敏……思ったより、これ、キツい……胸が……」
「レンちゃん!? 大丈夫かおい、生きてるかーっ?」
がくんと三輪車が失速したのは、青い顔をした蓮太郎が、ペダルを漕ぐのを止めたため。底抜けのポジティブ気質に見える蓮太郎ですけれど、その実、意外にも繊細で、身体は病弱だったりするのです。
ばくばくと鳴る鼓動に、胸を押さえた彼へ。正敏は、
「……よし! こうなりゃ、チャリもレンちゃんも、俺が背負っていってやらぁ!」
ぐいーっ! 言葉通りに、蓮太郎と三輪車をまとめて担ぎ上げ、相棒に負担をかけないようゆっくり、けれどしっかりした歩調で走り出しました。
「だ……大丈夫、か? 正敏……キツくねえか……?」
「軽い軽い! そら、若モンたちに遅れねーように、気張って行くぜ!」
「……はは。やっぱり、正敏には……かなわないよ」
ぽそり、とささやくように聞こえた、弱々しい……ありがとう、の言葉に。正敏はますます四肢に力を込めて、そろそろゴールへ到着しようとしている、碧南と瑠樹の背中を追いました。
その光景やっぱり、傍目にはシュールな絵でしたけれど。それでも観客たちから贈られたのは、彼らを応援する、盛大な拍手!
彼女に対する、観客たちの応援メッセージは、実にキレイに二分されておりました。ウシさん衣装を身に纏う、
維剣 姫乃
!
注目は、手にしたお皿の上のバケツ豆乳プリン……では、もちろん無くて。ふるん、ふるんっ、あまりの上下運動の激しさに全く読み取れない、胸元の牛乳屋さんのロゴ……でもなくて。姫乃の誇る圧巻のアレ、つまりはその……ええい、おっぱいですおっぱい!
「わ、ととと……この格好、恥ずかしいし、早くゴールしてしまいたいっ……でも、急ぐとプリンが崩れちゃう……!」
走っては、ぷるんっ。よろけた拍子に、ぶるんっ。
たわわな肉感ボディに、会場の男性諸氏は歓喜のおたけびを上げ。女性たち……主にそうしたものをお持ちでない、控えめに言いまして小さいほうに属する方々からは、揃って次のようなコメントが寄せられました。
この、ウシめーーー!!
「う、ウシは関係ないでしょウシは! 宣伝のためなんだから……ちょっとそこ、笑わないで! 重いし揺れるしで、走るの大変なんだから。仕方ないでしょ!」
ええ、プリンがね。重いし揺れますもので。プリンが。
いまひとつ自覚が無いらしい姫乃と、観客席の貧乳女性たちとの噛み合わないやり取り、何だかちょっぴりギスギスとした会場へ……舞い降りるのは、まさに一服の清涼剤。
「メイドのすばる☆ 登場だよー!」
艶やかなロングヘアをなびかせて、短いスカートぴらりん! 颯爽と登場、
新井 すばる
ちゃん!
「さあ、後は走るだけだね。そこのけそこのけメイドが通る……行くよ! メイドーっ☆」
良く分からない掛け声はさておき、すばるちゃん、トラックを走り始めます……何となく女の子っぽい走りで。探偵術の一環、かどうかは分かりませんけれど、その女装っぷりはこれがなかなか、イケておりまして。
巨乳ウシガールへブーイングを浴びせていた一部の女性たちは、一見貧乳女子にも見えるすばるちゃんを盛大に応援し始め……男性たちは変わらず、姫乃の揺れる双丘を大絶賛!
「あら、メイドさん? 可愛いわね……じゃなかった、このままじゃ追い抜かれちゃう!」
「うわ、すっごい写メられてる! それはやめて欲し、ってイケてる? ほんとに? うーん、複雑だなぁ……」
いつの間にやら観客たちは、貧乳に多大なる理解を示す女性たち、豊かさを信奉する巨乳派男子たち、二派に分かれまして、激しい論争を繰り広げていたりしました。別にこれ、そういう競技じゃ無いのですけれど……!
……とはいえその議論は、意外なところで決着が着くこととなりました。
風を切って走るすばるちゃんの短いスカートが、おもむろに、ぴらりん!
「……見えた? いやーんエッチ、すばるもうお嫁に行けな、って行くかー!」
「嘘、男の子だったの……!?」
余談ながら、この時名づけられたすばるの『ちくわパンティ』、及び姫乃の『ウシガール』の通り名は、しばらく二人に付いてまわったということです。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月22日
参加申し込みの期限
2014年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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