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◆
寝子島スポーツセンター内、新体操クラブ。
翠響は練習用のレオタードに身を包み、コーチの指導を受けていた。
今回彼女が練習しているのは、やや苦手としているボールでの演技だ。
「翠響さん、ボールを掴んじゃダメでしょう!」
「はい!」
コーチの鋭い声が耳朶を打ち、条件反射的に応える翠響。
掴まずにそっと手の平に乗せねばならないのだが、これが思ったよりも難しい。
身体の上を転がす演技の最中にも、ボールの重心がわずかにずれた拍子に落としてしまう。
「もっとボールの重心を身体で理解して!」
「――は、はいっ!」
きゅっと血が出ない程度に唇を噛み、眉根を寄せる。
天才肌――少なくともそう自分では思っている――翠響にとっては、こんな苦手分野が存在しているということが許せない。
更に言えば、厳しいコーチの指導に反発心を覚えていたりもする。
しかしそれも、出来ないという事実があってのこと。
(――なら見返してやるわよ!)
食らいつかんばかりの負けん気を燃やし、何度も何度も演技に挑戦した。
ボールというのは新体操の手具の中でも壊れにくく、それ故に心配せず練習を重ねられる。
演技を続けるごとに、少しずつコツをつかめるようになっていく翠響。
やがて彼女は蛹から蝶へと成長するが如く、美しい演技を披露できるようになっていた。
身体の上を転がるボールは、まるで吸い付いてそのまま流れていくかのように。
ボールをそっと持ち上げる動きも、見違えるように自然で美しく。
――演技を終えると、小さく拍手の音が聞こえてきた。
「一日でよくここまで出来るようになりましたね、素晴らしいです」
「――ありがとうございますっ!」
コーチからの珍しい褒め言葉に、翠響は年相応に素直な喜びの色を浮かべた。
シャワーを浴びて帰宅する頃には、心のなかは充実感でいっぱいだった。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月16日
参加申し込みの期限
2014年12月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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