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【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
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*披露しよう、日ごろの成果を
こちらは空手部。バトンパスの練習をこちらもしていたが、それと並行して行われていたのは、披露する技の練習であった。
浅沼 柳司
はバトンパスの際に披露する空手の技を何にしようか、と一人武道場で思案していた。目の前にはキック用のミット。胴着をびしっ、と纏った柳司は精神統一を行い、いくつかの技を練習してみる。
(うーん、どれがええかなぁ)
部活対抗リレーは、空手部をアピールするのにいいチャンスである。折角だから、印象に残って欲しい。『空手ってすごい』と思って欲しい。それには、どんな技が良いだろうか?
「そやなぁ、どうせやったら試合でできん、胴回し回転蹴りにしようかな。やったことがないけど、練習や」
閃いたら行動は早く、練習開始。まずはゆっくりとモーションの確認から始めた。その傍らでは
南雲 銀丸
もまた技の練習をしていた。彼は後回り蹴りを選択。神経を研ぎ澄まし、鋭い技を叩き込む。
(まだまだだな……)
放った一撃に納得がいかず、少し身体を解しなおしてみよう、と息をつく。
その後、一息ついてからキックミットを素早くつける練習も。他の選手も言っているようにリレーではバトンパスが命。ここでもたついていたらいけない、と柳司も銀丸も真剣である。
「もたついてしもうたらかっこ悪いし、こんなんで先輩の晴れ舞台を潰したない」
「ああ。こういう所もびしっ、と決めないと」
2人は肯き合って練習に勤しむのであった。
*とある朝の風景
海浜公園での走りこみを終え学校へ向かう途中。支援部メンバーは空手部の銀丸と遭遇する。彼はなぜか鉄下駄を装着し、学校へ向かっていた。
『おはようございます、南雲先輩』
「お、おう。学生支援部もがんばっているようだな」
銀丸が汗を拭い、答える。
「ど、どうして鉄下駄を履いてるの?」
不思議に思った雅人が問いかけると、銀丸は少しだけ表情を緩めた。
「これも特訓の一種でな。部活対抗リレーでは、互いにがんばろう」
銀丸はそう言って校門をくぐる。零や月はその背中を見送りつつも、こっちも負けていられない、と表情を引き締めるのであった。
… … … … … …
――そして、本番。
「位置について、用意!」
スタート係がピストルを片手に号令をかける。第一走者達は身構え、合図を待つ。
――パァン!
一斉に走り出した選手たち。
浅山 小淋
は手作りの旗を手に走り、スカートとリボンを翻して進んでいく。その横を風のように通り過ぎるは
七音 侑
。大き目のTシャツが風の抵抗を受けるも、それを苦にせず楽しそうだ。
(出遅れた? でも、負けないよ!)
結ったロープを手にした
北原 みゆき
は半袖と短パン姿で小淋と侑にぴたりと張り付くように走る。体力配分も考え、無理はしない方針だ。そして先頭を行くのは鉄下駄で特訓をしていた
南雲 銀丸
。凛々しい胴着姿、両手に装着したキックミット、素足につけたミサンガ、ときりっ、とかっこいい姿に黄色い声があがる。が、何人かちょっと顔に縦線が入るほど慄いていた。真剣な表情が怖かったらしい。
(今は、このバトンを神無月先輩に渡す! それだけだ!)
「うに~っ、燃えてきたに~!」
その後を追う侑のスピードが上がる。エンジンがかかったのか、コースの半分を過ぎた時点で銀丸との差がぐぐっ、と縮まっている。けれども小淋とみゆきも負けては居ない。2人は互いに越したり越されたりを繰り返しつつも先を行く2人との距離を縮めていく。
(残り半分? ちょっとずつ早く……)
みゆきが勝負に出、小淋より内側のコースへ。前方を見るとバトンパスの用意をする銀丸と侑の姿が。
「神無月先輩!」
「郡さぁん!!」
銀丸と侑が同時に声をかけ、
神無月 ひふみ
とトモエが身構える。そして、雅人と
邪衣 士
もまた小淋とみゆきが来るのを待ち構える。
(迫ってきたか)
ちらり、と銀丸が振り返るとすぐ後ろに侑がいた。後ろにいた2人も差を詰めてきている。しかし、待っていたひふみの元にたどり着くと彼は瞬時に意識を切り替えた。素早くキックミットを渡すと安全確認。元々他のチームから離れて待機するようにチームで決めていたのでその辺りは抜かりない。銀丸はひふみがキックミットを装着すると互いにアイコンタクトを取り疾風となったっ! 勢いよく叩き込まれる後回し蹴り。ひふみはその力強さに笑みを浮かべる。
「ふふ、いい蹴りね。腕がちょっと痺れちゃったわ」
「先輩、後は頼みます!」
彼女は一礼をする銀丸に見送られ、レースへと駆け出した。が、その先には既にトモエがいた。彼女は銀丸が技を放つその少し離れた所で、しゅるり、とTシャツを脱いだ侑から受け取るとあっという間に着てスタートを切っていたのだ。
「がんばるにぃ~!!」
「もちろん!」
確かに特殊なバトンだ。トモエはそれでも勝てる、と練習の成果を発揮していた。その後をひふみが追う。
【部長として、トップとして……バトンは繋げますから!】
(少しでも、早く……っ!)
接戦を繰り広げていた小淋とみゆきもまた第二走者のもとへ駆けていた。
「小淋ちゃん!」
千鳥 雅人
が手を伸ばし、少しずつ進んでいく。少し離れてパーカーを羽織った
邪衣 士
がスタンバイしていた。カーブを曲がり、ラストの直進でみゆきが小淋を追い抜いて、士へとロープを渡す。彼は慣れた手つきでロープを腰に巻いて、みゆきに肯いた。
「後は任せろ!」
士はダッシュしつつ指をパチン、パチン、パチン! ろっこん『天の救い』で向かい風を起こそうとしたのだ。ところが『ひと』の目もあったのか思ったより風は吹かない。それでも、少し走るのが楽になった気がした。彼の目的は羽織ったパーカーで風を受け、ヨットの帆のように加速利用する事だったのだ!
少し離されてしまったが、小淋もまた雅人へと旗を渡す。雅人は小柄な身体で風を切り、支援部の旗をはためかせて突っ走っていた。士のろっこんはここでも僅かに作用し、旗を効果的に翻させていた。
(わぁ、ちょっといい風! これで支援部をアピールするよ!)
雅人は士に追いつこうと走りながらも、ちょっとだけ嬉しくなったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
64人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月20日
参加申し込みの期限
2014年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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