this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
<< もどる
1
2
3
4
5
…
26
つぎへ >>
… … … … … …
*バトンを作ろう、練習しよう
【最近、支援部としての活動の幅が少し小さくなってきましたね……】
そんな事を思いながら小淋が廊下を歩いていると、部活棟の掲示板に『部活対抗リレー出場チーム募集』のポスターが貼ってあった。それに目を奪われた彼女は、早速活動の一環としてリレーに出場してみないか、と提案。すると、「参加したい」という声がちらほら上がり、出場する事が決まる。早速体育祭実行委員に書類を貰い、手続きを行う。
「他のチームは体育系の部活が多そうだけど、やるからには勝つつもりで楽しまないとね♪」
雅人があほ毛を揺らしながら答え、傍らの零や月も肯く。
「バトンはどのような物を用いるのですか?」
月の問いかけに小淋はすらすらとスケッチブックに考えを記す。
『今回は、支援部のシンボルが入った旗を作ろうと思います。他の部活の個性に負けないような目立ったものにしたいですね』
小淋は部のシンボルマークを見ながら、にっこりと笑う。確かに部活としてこうした大きなイベントに参加するのも緊張するが、彼女は仲間と精一杯走れたら素敵だな、と思っていた。だから、部の個性の表現ともいえるバトンにも拘りたかった。
『皆さんは、どのような物がいいと思いますか?』
「持って走る事を考慮しては如何に」
零が案を出すと、雅人がうんうん唸っている。
「真ん中に目立つようにさ、どーんとシンボルを入れたいなー。でも、旗が大きいと抵抗も大きくなるわけだし……難しいよぉ~」
「とりあえず意見を出し合いましょう」
頭を抱える雅人の様子を見、月が黒板を持ってくる。4人はああでもないこうでもない、と意見を出し合いながら図案を纏め、翌日には旗を完成させた。シンボルが堂々と描かれ、風の抵抗を受けても大丈夫なギリギリの大きさとなったそれは、満足のいく出来であった。
一方、レースの方も作戦を立てていた。走る順番は小淋、雅人、月、零となり、そこから零はふむ、と考える。
「出場チームは運動系の部活が多い。じゃが、勝てない事は無い筈じゃ。このメンバーなら……走る順番が進むにつれ速度が上がっていく『差し込み』もしくは後半からの『追い上げ』を狙えるじゃろう」
「一番の強敵は、陸上部でしょうか……」
月が思案顔で呟けば、零も同意見なのか、うんうんと肯く。
「じゃが、リレーにはコツがある。それを抑えるか否かにも関わってくるぞ」
「バトンの受け渡し、ですね? 私はその辺りを重点的に練習してはどうかと思うのですが」
月が提案すると、小淋たちも賛成する。その横で雅人がぴょこっ! と手を上げて
「確かにバトンパスも大事だけどさ、基礎体力も大事だよ! これからしばらく、みんなで毎朝早起きして海浜公園で走ってから学校に向かうっていうのはどうかな?」
あほ毛を弾ませながら雅人が提案すればそれに全員が賛成する。起きれるかと誰かに問われれば「ちゃんと起きれるもん」とちょっとむくれる雅人。けれども彼らはバトンパスの練習と早朝のランニングを行い、本番に備える。
(浅山さんの為にも、勝ちたいですね)
月は静かにそう、闘志を燃やした。彼女は雅人から受け取り、零へ渡すその流れを確実に物にしようと、真剣に取り組んだ。
因みに、彼らは寝子高の夏服で走る事に。それに月はふと、ある事に気付く。
(夏服……。スカートが翻るかもしれないことを言っておくべきでしょうか)
彼女が言わんとしていることを零と雅人が何となく察し、僅かにどきっ、とする。が、小淋は不思議そうに月を見るだけだった。
*バトンパスが大事
陸上部の面々もリレーの出場手続きを行うと、早速バトンを何にするか等の話し合いがもたれた。そして決まったのが大きいサイズの部活Tシャツとスニーカーであった。
「Tシャツは一度脱いで渡す……から、練習、しておかないと……」
志波 拓郎
はバトンとなるTシャツを手にし、早速早着替えの練習。本番では陸上部のユニフォームで走るので服の上に服を着るよりは多少やりやすいだろう。しかし、慣れておくことに越したことはない。彼は受け取った靴を置き、Tシャツを素早く着る練習を行う。
(スニーカーを持ったままじゃ、着替えられない。それに、渡す時に気をつけないとユニフォームまで脱ぎそうだ)
手間がかかるバトン故に、パスの所で接戦になるのでは、と危惧すれば、それを察したのか
冴木 竜司
が頼もしい笑みを浮かべて「そうだよな」と相槌を打った。
「リレーって、バトンパスが勝敗を分けるんだ」
いつになく真剣な竜司も肯き、リレー出場者をまとめていく。
郡 トモエ
も、Tシャツに袖を通しながら笑顔を見せた。
「うちらはバトンが特殊やから、念入りに練習して、見ている皆をあっと驚かせたいな」
自分は胸がないから引っかかることもない、と内心で苦笑していると……、第一走者の
七音 侑
が困った顔でスニーカーとにらめっこしていた。
「どうしたんだ?」
「うにに……、スニーカーって、どう結んだら運びやすいのかなーって……」
そういいながら手を動かしていく侑だが、妙にこんがらがっていく。うにー、と零しながらああでもない、こうでもない、と試行錯誤する侑は「いっそ手に履いちゃうとか」とスニーカーを手につけ、思わず拓郎とトモエは噴出してしまう。
「そこも考えないと、だな。まぁ、まずはTシャツの着脱から練習するか」
竜司も苦笑しながらそういい、4人はバトンパスの練習に勤しむ。トモエは素早くできるか不安を抱いていたが、繰り返していくうちにスムーズになっていく。
(こうして、ばっ! と羽織って……)
侑から受け取ったTシャツを素早く来て、今度はするっ、と脱ぐ。
(ばっ、と脱いでパスっ!)
素早く拓郎へと渡せば完璧だ!
「コツ……掴めた、みたい、だな」
「うんっ!」
拓郎とトモエがハイタッチで笑いあう。そうしつつも、トモエは内心でちょっと自分の体型のお陰かなと思え……少し複雑だった。
負けるな、
郡 トモエ
。君はまだ成長期だ!
<< もどる
1
2
3
4
5
…
26
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
64人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月20日
参加申し込みの期限
2014年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!