this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
…
26
つぎへ >>
各チームの第一走者が並ぶ。前もって撮影許可を貰っていた
音無 文
はカメラの調子を確かめつつ共に走るメンバーを見た。水泳部の
李 小麗
はバトンであるイルカさん型ビート版を手に気合を入れていた。
「負けないのだっ! がんばるのだっ!
李 小麗
、いざ参る~っなのだ!!!」
靴紐は締めなおした。あとはがんばるだけ、と小さい体でアピールしていた。因みに時代劇っぽい台詞なのは前日に家族と見た時代劇の影響らしい。傍らで、赤いリボンで纏めたモミジを手にする
丹羽 紅葉
もまた、モチベーションを上げようとしていた。モミジを見れば緊張よりも闘争心が沸き起こる。
(バレエだって筋力がないと出来ない踊り。日頃のレッスンで培った体をめいいっぱい動かすわよ!)
華道部はバトンが花なのだが色々と工夫があるらしい。紅葉はそれの事を思うと見た人々の反応が少し楽しみになった。赤いモミジの葉をみれば、そして、その隣には黒髪をポニーテールに結い、剣道着(袴は走る事を考えて少し丈が短い)を纏った
春賀 幽
。スタートラインに立つ前、彼は竹刀で綺麗な空を切りつけ、腰に収めてから並んだ。
彼の袴には蒼竜の刺繍が施されており、とても綺麗で幽に似合っているが……彼自身は丈がちょっと短い事で妙にスーッとするような気がした。
「……ちょっとこの季節だと足元が寒いかなぁ?」
なんて思わず呟いている。そんな姿にくすり、と笑いつつも文はカメラを向けた。
「それじゃ、皆。スタート前に一枚いいかしら?」
「OKなのだ!」「いいわよ」「どうぞ~」
小麗、紅葉、幽がそれぞれ答えれば、文はぱしゃり、といい笑顔の3人を撮る。そしてカメラを首にかけなおした所で実行委員も「位置について」と掛け声をかける。
「よーい」
パァン! とピストルが鳴りスタートを切る。はじめ横一線だった3人だが、徐々に幽が追い上げ、紅葉と小麗が追いかけるという構造となる。そのやわらかく陽気な口調とは裏腹に凛とした走りっぷりを披露し、修行仲間である冥や零とはまた違う魅力を見せる。そんな彼に少しでも追いつこうと、紅葉は走る。しかし、その顔は上品で優雅な笑顔だった。
(真剣に。でも、優雅さを忘れてはいけないわ)
紅葉は微笑む。プリマはどんなに苦しくても常に優雅でなくてはならない。そう、誇りを持って咲く花と同じように。だから、彼女は優雅に走る。
(皆も速くて振り切られそうなのだ……。でもしゃおりーは走りぬいてみせるのだ!)
小麗はふと沸いた弱気な思いを振り切り、紅葉と再び並ぶ。接戦を見せつつも先を行く幽も視野に入れ、いかに抜くかも考えながら彼女は走る。
(イルカさんビート板は死んでも離さないのだっ!)
「うぉりぁあああああああっ!!」
いつしか、少女に似合わぬ気合いの入った声を上げて走っていく。パシャ、パシャ、とシャッターが切られる音がした時には紅葉を追い抜いていた。それでも優雅な笑顔が崩れない紅葉。彼女はにこっ、と再びやさしく微笑むとさらに加速するのであった。
ここで「あれ? 文は?」という声が聞こえそうなのだが、彼女は3人を撮影するべくスタートの際猛ダッシュしていたのだ!
(走りながら撮るのは、なかなか難しいですからね)
という事で3人の邪魔にならなくて、なおかつ撮影にいいであろう絶妙なポイントに陣取り、追い抜かる瞬間を綺麗に収めていたのだ! その後は走りながらもコースの周りに集まる人々を撮影していたりする。
(あまり遅れると次に走る葵さんにも悪いですから、行きましょう)
足には自信がある。まだ追いつける。文は楽しそうに瞳を細め、軽やかに追いかける。そうすれば、紅葉の背中が少しずつ近づいてきた。
(これは、本気を出さないといけないかなぁ?)
余力を残していた幽は徐々に迫る小麗を警戒しつつ速度を上げる。ちらりと振り返れば紅葉と文がほぼ並んだ状態で走っている。
「いざ、尋常に勝負なの、だっ!」
「望むところ、だよぉ」
時代劇の影響が残ったまま、小麗がそう言えば幽も負けじと言い返す。そんな様子に、剣道部の第2走者である
伊藤 佳奈
は思わず息を呑んだ。それでもだんだん緊張してくる自分に「しっかりしなきゃ!」と活を入れる。
(注目されるとあがる自分が情けないけど、ここでヘタレる訳にはいかないよ)
第1走者やアンカーは目立つので第2走者にしてもらった。そんな自分がしくじったら仲間に申し訳が無い。自分に出来る事はバトンを確実に繋ぐ事だ。
少し離れた位置にいた水泳部の第2走者、
雨崎 荒太郎
はウォーミングアップもかねてクロールの動きのパフォーマンス。本人は「クールに走るよー!」と気合十分。そんな彼も仲間の善戦には気合が入る。
そして、それぞれの第2走者へとバトンを渡す直前、小麗と幽は並んだ!
「想いと魂を乗せたバトン、託しますよぉ」
「後は任せて」
差し出された竹刀を、左手で受け取る。生まれた時からと言っても過言ではないくらい手になじんだ感触が掌に伝わればしっかりと握り締める。取り落とすなんて考えられないほどに。お疲れ様、と幽に言いながら逆手に竹刀を掴み脇に抱えて走り去る。
「お願いなのだ!」
「しゃおりーちゃん、任せて!」
小麗がイルカ型ビート板を荒太郎へ渡す。彼はすぐさま腕をふって走り、少し先に行った佳奈を追いかける。それを見送った幽はどこか自信に満ちた笑顔で
「ふふっ、剣道部の走りの真髄と真打はここからですよ、皆さん」
と呟く。一方、小麗は水泳部らしいパフォーマンスをせねば、とバタフライのポーズをとる。そして「今、やるんじゃなかったのだ」と激しく後悔したのだった。
少し遅れる形で来たのは紅葉。第2走者の
秋ノ宮 こまち
は緊張した面持ちで手を上げる。そしてモミジを受け取れば、コマチソウとあわせて黄色とオレンジのリボンで手早く纏める。緊張して僅かに手を震えてしまうが、それでも落とさない辺りさすがと言った所だろうか?
(自分を信じてやるしかない。焦らず、でも迅速かつ確実に……)
綺麗にまとまった花束を手に、こまちは走り出した。
僅かな差で最後に到着した文は他の選手の邪魔にならぬよう、尚且つ出来るだけ妨害が少なさそうで自分の走行に支障が出ないような位置にいた第2走者の
三ヶ島 葵
へとカメラを渡す。葵はこまちより先にスタートし、慣れた感じでシャッターを切る。先をいく2人、追いかけてくるこまち、にぎわう会場……。葵はくすり、と笑う。
(日ごろから培ってる技術を生かしますよー)
シャッターをきりつつも、先を行く2人を見据える。その後ろ背中を取りながらも、前からとってみたいな、という気持ちも沸き起こる。葵は楽しげに笑いながら走っていく。
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
…
26
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
64人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月20日
参加申し込みの期限
2014年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!