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【体育祭】部活対抗リレー ―つないで、魅せて、走りぬけ―
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スピードに乗り、体の軸を意識して上体を真っ直ぐ立てて走る佳奈。その方が足がリラックスするのでより走りやすくなる。その上丁度いい事に彼女のボディは健康的にスレンダーである。走るのに邪魔になる程バストが大きいわけでは……。
「ってちっがあう! 確かに抵抗少ないけど! 全然嬉しくないよぉ!」
脳内で言った事に突っ込みを入れる佳奈は奮起したのか、さらに加速! 後を追う荒太郎はそれに「えっ?」という顔に。それでも8月の合宿で味わった猛暑と照り返し鍛えられ、身に付いたスタミナは荒太郎を裏切らない。
「ここは、合宿の砂浜に比べたら走りやすいよ」
と力強い走りを見せる。その後ろに迫る葵とこまち。こまちは特にあとの2人のためにもここで順位を上げておきたかった。バトンは段々大きく、重くなってくる。身体へ負担も考えれば自然と弱音は消えうせる。確かに運動系の部活には身体能力的な面で劣るだろう。けれども、全力を尽くさない理由にはなりえない。
(私は、私の全力でコースを走りぬける!)
運動神経が特に良い訳ではないが、こまちは真剣に走り抜ける。そして葵はいい写真を求めて走り、いいポイントで佳奈と荒太郎を前から撮影することに成功した!
(このまま逃げ切れるとは思えませんけど、やりましょう!)
荒太郎の後ろへとつけるこまち、彼からさらに離れる佳奈。葵は適度に緩めつつも勝負になりそうな位置をキープしていた。
第3走者が準備に入る。
島野 夏帆
は軽く屈伸しつつ葵を見、少しずつ出番が近づいている事を感じていた。
「そろそろだネー♪ お兄ちゃん、ガンバッチャウゾー」
荒太郎が佳奈を追い抜こうと走る様に、
志波 武道
はキャップをかぶり直しつつ言う。「サァコイ!」と短く言い切れば普段の明るさとは別の顔が見れた気がした。因みに彼は裸足である。少し離れた所では
風鳥院 鷲羽
が佳奈を応援しつつ出番を待つ。
(普段からこの格好で走りこみをしていますし、幽さんにコツを教えてもらいましたからね)
不都合は無い、と不適に微笑む鷲羽。彼の姿と武道、夏帆の様子を見つつ、
伊勢 エリカ
は色々と高ぶってきた思いを感じ取る。
(こまちは大丈夫だろうか。あの様子だと、心配しなくても良さそうか)
花束を手に走るこまちに手を挙げ、自分の位置を示すエリカ。その視線の先で、こまちは必死に走っていた。
夏帆は三者三様の横顔を写真に収めると、葵を待つ。
そうこうしているうちに、佳奈が到着する。彼女は「お願い!」と竹刀を差し出し、鷲羽は1度頷いた。
「
風鳥院 鷲羽
、推して参りますっ!」
右手で受け取り、すぐさま左手に持ちかえる。『持ち提げ刀』という持ち方だ。普通ならば腕を振って走るほうがいいだろう。しかし、彼の場合右手を竹刀の柄に手をかけたほうがいつもの時のように全力を出しやすいのだそうな。
(それに、長いバトンを振りながら走るのは危険ですからね)
鷲羽は周囲に気をつけつつ走ろう、と改めて心に誓った。
剣道部がバトンを渡してすぐ、荒太郎が武道へとバトンを渡した。荒太郎はラストスパートの際、「バッタの足!」とバタフライの要領で跳ねるように突っ走っていた。そのお陰か距離が縮まり、剣道部とのタイム差がかなり縮まったのだ。
「はーいっ!」
「任せろ!」
頭を持ち、イルカの尾を差し出す荒太郎。武道はすぐさま受け取り、前傾姿勢で全速力を見せれば、先を行く鷲羽の真後ろにすぐ到達する。荒太郎が見送りつつコースアウトしている間に葵とこまちがほぼ同着でバトンパス。
「島野先輩、やっちゃってくださいよー!」
「行くわよ!」
夏帆はこまちとエリカのバトンパス光景を収めるとすぐさま鷲羽と武道を追った。片手で持っていつでもシャッターが押せるようにしつつ足の力だけで走るが、なかなかの速さだ。
「あとは、お願い」
こまちの言葉に頷きつつ、慎重にエリカの花を加えて緑、青、藍のリボンを結う。手早く丁寧にそれを済ませると、エリカは追いつこうと走り始めた。
(私は……ちゃんとできたかしら?)
後はエリカと小萩を見守ろう、とこまちは静かに瞳を細めながらコースアウト。その先では佳奈がぼんやりと胸元を見ていた。
(せめて、走るのに邪魔になるぐらい胸が欲しかったなぁ)
負けるな、
伊藤 佳奈
! 君はまだ成長期だ!
先頭は鷲羽。その後を武道とエリカが追い、夏帆が写真を撮るために越したり越されたりを繰り返す。
(絶妙なタイミング!)
今も彼女は、武道に追い抜かれる瞬間を捉え、シャッターを押した。僅かに力を緩めてエリカも捕らえ、タイミングを見計らって観客も撮る。あまり凝ったことは出来ないが、少しは臨場感のある物が取れただろうか? そしてエリカもエリカでカメラを向けられ、凛々しい笑顔を見せる(勿論走ったまま)。その前方では武道がいよいよ鷲羽を追い抜こうとしていた。
(あと少し……!)
(させません!)
鷲羽は後ろを振り向かず、脱兎の如く駆けて行く。それに追いすがる武道。エリカは花束を手にどうにか追いつこうとするが、なかなか追いつけない。
(出来ることを、やりきるまでだ!)
エリカが更にスピードを上げる。僅かに散った花とモミジが風に乗って舞う。その可憐さとは裏腹に、勝負は白熱していく。
(俺、実を言うとさ……)
ついに武道と鷲羽が並ぶ。かたや、剣道着姿。方やブーメランパンツ。魅力は違えどそれぞれの個性が出た姿で走る様は実にかっこいい。歓声が上がる中、2人の目にアンカーの姿が映った。
(負けず嫌いなんだよねッ)
次の瞬間、武道は更に加速した。追い抜かれまいと鷲羽も加速するが馬力の面で敵わず少しずつ離されて行く。水泳部のアンカー、笑顔がすてきな部長の
佐々 寿美礼
はその様子を見、手を上げる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
64人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月20日
参加申し込みの期限
2014年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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