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「……ってあれは相原先生?」
次に塔ヶ崎璃亜が足を止めたのは、
相原 まゆ
のブースでした。
「相原先生おはようございます。服とか雑貨とか探してるんですけど見ていっていいですか?」
「あー、おはよー」
まゆは嬉しそうに応じました。畳んで置いたスーツやスカート、ワンピースなどを披露して、
「どう? ちょっと大人っぽいかもだけど、いいのいっぱいあるよ。値段のほうも勉強しちゃう」
「そうですね……」
いいところに来たかもしれません。
「相原先生なら私と身長や体型も近いので、良い服があったら買いたいところです」
とまで言って、璃亜は慌てて付け加えました。
「いえ、決して先生が子供体型とかそんな意味で言ったわけでは。それにそれを言ったら私も同じような体型ですし……」
なぜだかそこまで言って、しゅんとしてしまいます。
「おっとっと、気にしない気にしない。璃亜ちゃんまだ育ち盛りだから。あたしもまだ身長とか、諦めてないし」
といっても三十四歳、可能性ゼロとは言いませんが……いやまそれはともかく、
「これなんかどう?」
とまゆが示してくれたワンピース、とっても可愛い柄でこれなら璃亜にも似合いそうですが……胸のところが……。
しかし心配ご無用、
「これとか、似合うと思うよ」
まゆが出してくれたニットのカーディガンは、目にも優しいアイボリー、網目は細かくて高級感があります。羽織るだけですから、体型の心配もありません。
「飽きたとか着られなくなったんじゃなくて、似たようなものを同時期にうっかりふたつ買っちゃってね。これなら色んな服に合わせやすいし、これからの季節、外出にはぴったりじゃない?」
「いいですね」
璃亜は心からそう言いました。これを着て歩く自分を、想像してみたりもします。
「で、お値段は……」
「実は結構したんだけど、生徒からがっつり取るのもアレだし、うんとサービスで」
とまゆが提示した額は、びっくりの安価なのでした。タダでもらうようなものです。
「お願いします」
即答です。璃亜の声は弾んでいました。
さっそく掘り出しものを見つけましたね。今日はついています。
北条 冬華
をまゆが呼び止めています。
「冬華ちゃんじゃない? あいかわらずセクシーボンバーね」
そんな発言をさらりとできる教師、それがまゆなのであります。
「あ……いえ、そんなことは……」
「今日は一人?」
「はい先生。主に、可愛いとか綺麗な装飾品を探しています」
いきなりセクシーボンバー呼ばわりするのはアレですが、たしかにそれはまぎれもない事実。
本日私服の冬華は、腕こそ出していませんが薄着で、胸の辺りは爆発寸前にぱっつんぱっつんなのでした。
「アクセならちょっとだけあるよ。見ていかない?」
なるほどたしかに。けれどメインの服のほうは、冬華に身長的にも色々と、まったくサイズ違いなので見送りです。
そんな感じで二人が立ち話しているところに、もう一人セクシーボンバーが訪れました。
いえ、セクシーボンバーと呼ぶには、まだ早いかもしれません。いわばボンバー予備軍といった感じ。
彼女は透明感のある銀色の髪して、それを赤いリボンでくくっていました。背は130くらいだし顔も幼い。それはそうでしょうだって小学五年生なのですから。けれども彼女の、ごく一部だけ突出して成長した部分はタンクフォース(意味不明)といったところ、彼女の名は
夕鈴 翼
といいます。
「こんにちは、見ていって良いですか?」
「もちろんよ」
まゆは冬華と話し込んでいたので、翼にはさほど注意を払っていません。
これ幸いと、翼は服の山にチャレンジします。
「うーん、ちょっときつそうかな……」
ボソッと物騒なことを言います。もちろんきついのは胸の部分。
「こっちは着れそうだけどデザインが……」
これまた辛口コメント。
それは聞き捨てならんと、まゆは彼女を見ました。冬華も。
ところが視線を浴びても翼はケロッとしていて、服の趣味が合いそうな胸の大きなお姉さん発見、とばかりに冬華に微笑みかけました。
「あ、そこのお姉さんその服とても似合ってますね、っと、すみませんいきなり。ボク夕鈴翼と言います」
なれなれしいと言うほどでもありませんが、適度に距離を縮めた口調です。冬華はいくらか面食らいましたが、
「私は北条冬華ですわ。はじめまして。よろしくね」
と微笑み返しました。初対面でいきなり、彼女には親近感を抱いています。
「実は……着れる服が中々見つからなくて困ってるんです。ボクもお姉さんみたいな服が着てみたくて……。お姉さんはどこで買ってます?」
その気持ち、よくわかる冬華です。小学生なのにずいぶん発育がいい、とりわけ、胸の辺りがよく熟れています。冬華にも経験のある悩みでした。
「むう……異次元の話題……」
まゆはたじろいで、じりじりと後退しました。(実際は一歩下がっただけですが、精神的に)
冬華は失礼にならないように、断ってから翼の体を頭から爪先までしっかり見ました。
「……ブラジャー付けていません? 付けた方が良いですよ」
「ブラジャーです? すぐサイズが合わなくなるので……」
「でも、型崩れするとよくありません。そうですね、私は……店員さんと相談しますね。並んでる服は大抵サイズに合いませんから、そこから探すより店員さんに聞いたほうが早いですから」
「なるほど……」
「お母さんに相談してもいいと思います。私も、そうしてきました」
「ありがとうございます」
二人の間には、共通の悩みをもった者同士の連帯感があふれていました。まゆが「まぶしい……」と、呟いてしまうのも致し方ないところ。
こうして情報を交換した二人は、連絡先も交換して別れました。
「じゃぁボク、小物類とか見てきます。お姉さんありがとうございました」
「また会いましょう。聞きたいことがあればいつでもメールしてね。では先生も、また」
ぽつねんと残されたまゆは無闇にむくれて、どすっと敷物のうえに座ってしまいました。
むくれる筋合いじゃないけれど、ないけれど……むむう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月30日
参加申し込みの期限
2015年01月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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