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次はいよいよ航空宇宙ゾーンだ。
「うわあ、ロケット?! 大きいなあ」
「あたしたちが大人になる頃にはこういうのに乗って宇宙に行けるようになるのかな」
あいらが呟いたとき。
「月面資源採掘船の開発プロジェクトは先着順でご参加できます。満席になり次第終了です」
係の人のアナウンスが流れた。小学生たちは慌てて受付に走る。
「あたしこれをすっごく楽しみにしてたんだ」
あいらの将来の夢は建築家だ。「設計」と聞けば心惹かれる。
翼が、そしてスフィアもおずおずと遠慮がちに手を挙げる。定員が埋まった。
「あたしはコックピットを作りたいな。他にやりたい人がいるならドリルでもいい」
あいらが真っ先に言う。
「月って三日月とかになると滑りそじゃない? こんな足どう!?」
庵が格好良くタコ足を描いてみせた。
「うわあ、タコさん! げつめんみっしょん! いつもおとーさんが組み立ててるのと似てる?」
興味津々の玲音。
「私は絶対穴掘り機能が必要だと思うの」
そう言ったのは、穴掘りが大好きな未月だ。
「穴堀り?」
庵の問いに、未月が力説する。
「火星とか月の調査にも土じょーサンプルが必要だったから、私達の宇宙船にもこの機能をとうさいしないと!
後、スキャナーとか全自動AIとか金属探知機も搭載しないと……だってもしかしたら別の惑星のまいぞー金も眠ってるかもなんだよ!」
「なるほど、そうだね……」
「月の地殻を掘って内部の土を採取する小型ドリルアームとかですかね。折り畳み式のアームと伸縮式のアームを組み合わせて、内部は空洞で掘削しつつ土を取り込めるようにしてみるとかどうでしょう」
5年生としても専門的な翼の発言に、未月が賞賛の眼差しを向ける。
「掘った土をそのまま取り込めるの? そうか、月の土はそれだけで貴重なんだよね」
スフィアは黙ったままだが、目を見開きこくこくと頷いて話に聞き入っている。
「それじゃ、ボクがマニュピュレーターを担当しますから、未月ちゃんがドリルをお願いできますか」
「まにゅぴゅれーたー?」
「アームの難しい言い方です」
「うん、それじゃ私ドリルやるね」
「パソコンでぐりぐり作るのか、おお、これは楽しいな♪」
あいらは専用タブレット端末で設計を始めた。
「あたしがかっこよくて住みやすいコックピットを作ってやる。色は白で、滑らかな曲線のディテールで……」
ぐりぐりとカーソルをあわせ動かしていく。
「表面にイラストかけるの? じゃあ書きたい!」
玲音はおもむろにイラストを書き始める。
「おー、これってネコさん?」
「しばにゃんなのなの」
庵の問いに玲音が嬉しそうに答えた。
「あの……エンジン作って、いいかな」
スフィアは、誰も手をつけていなかったエンジンの設計を始めた。
「あー、それじゃあたしはホッパーにしようかな。これでジャンプするんだよね?」
三日月で滑る……のはちょっと子供っぽかったかなと思いつつ、庵もパーツを選ぶ。
「組立は慎重に慎重に……! うまくいくかな! かな!」
「あ、玲音、これはそっちができてからつけたほうがいいかも」
画面の中の月面資源採掘船は、どんどんパーツが増え大きくなり、完成に近づいていった。
未月もスフィアも、設計に夢中でいつの間にか人見知りを忘れていた。
「完成!」
「みんなで作った世界に一台の宇宙船か……なんだか感動だな」
庵が、あいらが、みんなが歓声を上げる。
「はっしーん!」
庵の声と共に、月面資源採掘船は動き出した。
「すごい……ちゃんと動いてる」
みんなで力を合わせればこんなことができるんだ。
スフィアは嬉しさを噛みしめていた。
一通り動かして満足した玲音が言う。
「おみやげも買いたいよね! みんなお揃いのおみやげ!」
「うん、ロケット皆で買って競争するとか……あれ?」
言いかけた庵は係のお姉さんが袋を持ってくるのに気づいた。
「今日の記念の700分の1模型です。皆さんが作ったものではなく、事前に用意されたものになりますが」
「うわあ、すごい!」
思いがけないお揃いのお土産に、皆は歓声をあげた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月17日
参加申し込みの期限
2014年11月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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