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桜の花の舞うところ
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○ 捜査開始であります!
「ナタリアさんナタリアさん! 大事件でありますよ!」
ねこったーを眺めていた
小倉 杏子
が声を上げた。左頬にはいつものように大きなガーゼを貼っている。
「桜花寮の夕食のサンマがなくなったそうです……これは由々しき事態でありますよナタリアさん! サンマ泥棒……そんな不届きものは許しておけないであります! こうなったら私が犯人を見つけるであります!」
(昨日見た刑事ドラマ格好良かったですし!)
内心でそんなことを思いつつ燃える杏子。
「……サンマ泥棒? ああ……頑張ってください」
対照的にローテンションで、心底どうでもよさそうに同室の
ナタリア・シシロヴァ
は言った。
日本の夏の暑さは、ロシア出身のナタリアには堪える。
(……心なしか杏子が普段より煩い気がします。大事件……確かに頭が大事件かもしれませんね)
「ナタリアさんも一緒に犯人探しするでありますよ!」
「そんな暑いことはしたくないです」
即答するナタリア。
(ナタリアさん、ちょっと元気なさそうでありますね)
「手伝ってくれたら冷たいアイスとジュースをご馳走するであります」
断られるのは想定内だったので、元気を出してもらおうと杏子は言う。
「……仕方ありませんね。アイスを献上してもらえるのなら、その契約、乗りました」
(どうせ野良猫か何かの仕業だと思いますが)
そう思いつつ、面倒なので黙っているナタリアだった。
「まずは寮母さんにお話を聞くであります」
トシコさんのいる食堂へと向かう。
「ふう……それにしても、今日はサンマ定食ですか。たまにはボルシチやらピロシキを出してもらいたいものです」
そんなことを言いながら椅子に座って休んでいるナタリア。
(8月を過ぎて少しは暑さも和らぎましたが、そろそろ死神が見えそうです)
「怪しげな物音などは聞いていませんか……怪しい人影とか?」
杏子は意気込んで尋ねるが。
「特に思いつかないわねえ」
申し訳なさそうにトシコさんは言う。
「ふむふむ……」
大きな軍帽ごと首をかしげ、考え込む杏子。
「足跡がないか調べるであります!」
「あ……さっき掃除したばかりみたいだぜ?」
言いづらそうに轟が言う。
「……なるほど犯人が分かったのであります! 犯人はきっと桜花寮を制圧しにきた国際的なテロ組織であります! 兵糧攻めとは小賢しいのであります!」
「……杏子?」
ナタリアのジト目に、杏子が姿勢を正す。
「さすがはプロの鮮やかな手腕! 寮母さんにお話をきいただけで捜査手詰まり感満載であります!」
そこへ、長身のロングTシャツ姿の少女が現れた。
少しだけ時間は遡る。
「やっぱりスポーツの秋よね」
180cmの長身の
羽生 碧南
は、今日も元気にバスケットボール部で汗を流し、シャワーを浴びてさっぱりして寮へ戻ってきた。
部屋着のロングTシャツとスパッツ姿で颯爽とルンルン気分で足取り軽やかに食堂へ。
「そして今夜のメニューは食欲の秋にふさわしいサンマ定食♪」
脂の乗った熱々の焼きサンマに醤油を少量、身を解して大根下ろしを添えて頬張れば……
想像しただけで幸せな気分になる。
だがその期待は、食堂でもろくも崩れ去った。
「サンマが足りないのでご飯とみそ汁で我慢してもらうかも……」
とトシコさんが話している現場に出くわしたのである。
一挙に不幸のズンドコへ落ちた碧南。
「サ……焼きサンマ定食が……消滅……」
楽しみにしていた秋の味覚がパーになってしまい、悲嘆に暮れた碧南だが。
そのうちメラメラと変なスイッチが入りだした。
「これはきっと何かの謎の悪の秘密のシャドウガバメントの陰謀だー!!」
「おい……」
「杏子の仲間がいるようですね」
引き気味の轟とナタリア。
一方杏子は目を輝かせ、ガシッと碧南の手を取る。
「同志発見であります! 一緒に捜査に向かいましょう! まず捜査の基本は足だって言うでありますよ! さぁさぁ地道に寮内を聞き込みなのでありますよー!」
「そうね、犯人を探しましょう!」
最初は驚いた碧南だが、元気に返事を返す。彼女もまた無駄な行動力の持ち主だったようだ。
「ほら、ナタリアさんも行くでありますよー!」
「……杏子。アイス、先に食べておきたいです。そろそろ体温が限界点を突破しそうですので」
「アイス、いいわね! 私も食べたい」
こうして、まずはアイスタイムとなった3人だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月24日
参加申し込みの期限
2014年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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