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○ 消えたサンマと食堂のお掃除
平日お昼、寮の食堂には人がいない。
とはいえ、夕食の仕込みはしっかり行われている……はずだった。
「え? 夕食の材料のサンマが足りない!」
寮母のトシコさんが声を上げた。
「どうしましょう、ごはんと味噌汁だけでもいいかしら……」
トシコさんはふふっと笑ってしまった。
「なんだって?!」
通りかかってその声を聞きつけた
風雲児 轟
が、窓から顔を覗かせた。
「そいつは一大事だ! ……まさかとは思うがまたろっこん絡みじゃないよな? とはいえ、犯人を探すよりも他にやる事があるからそっちを優先だ!」
轟はさっそくトシコさんに聞き込みを始めた。
「頼んださんまが届いていないんですね? まずは今あるさんまの量、それから他に何か食材があるか教えてください」
「さんまはここにあるだけよ。他の食材は、ごはんと味噌汁、それから……そうね、アスパラにベーコン、じゃがいもに玉ねぎ、しめじや生姜なんかはあるけど全員分には足りないわ」
トシコさんが指さす先を見ると、さんまが入っていたはずの箱がいくつか空になっている。ひと箱は無事だったが、寮生全員にはいきわたりそうにない。
「足りないのは1尾2尾ではないし、今から買い集めるにしても他の仕事もあって手が離せないのよ……」
「なるほど……」
轟は腕組みをして考える。
さんまがなくなった件については、もしかしたら誰かが調べるかも知れない。そしてもしかしたらさんまが届いて無事にさんま定食が夕飯として出す事ができるかも知れない。
「だけど全部『かもしれない』だ! つまり届かなかった場合を考えて……」
そこで轟は壁の時計に気づいた。
「まずい、もうこんな時間か。トシコさん、学校が終わったらすぐに戻るから待っててくれ」
轟は、今後の対策を考えながら駆け出して行った。
(とりあえずねこったーに書き込んでみるか?)
学校が終わった夕方、
夢宮 瑠奈
がやってきた。
「こんにちは~」
「あら、早いわね。夕食はまだ……」
言いかけたトシコさんに瑠奈は答える。
「なんか、夏の匂いがこもっちゃった気がするから、夕方のスキマ時間で食堂の掃除を手伝いたいなって思ったの」
「まあ、それはありがとう」
夏の匂い……というと詩的だが、つまり汗の匂いだ。
「きっと男子も普通に使うようになったからだよね。単純に人数増えるものねー」
そんなに時間は掛けられないし、大掛かりには掃除できないだろうけれど、気は心。
自分の住まいだから、感謝を込めて掃除をしようと思う瑠奈。
「それじゃあ私も……」
手伝おうとするトシコさんだが、
「トシコさんは座ってて!」
と瑠奈に止められる。
「いつも忙しいんだもの、たまにはゆっくりしてください」
「そ、そう……ありがとう」
トシコさんは気になりつつも他の仕事を片付けることにしたらしい。
窓を開けて、廊下に続く扉を開けて、空気が流れるようにして。
「掃除の基本は上から下!」
瑠奈はテキパキと上のほうからホコリを落とししていく。
ある程度ホコリを落としたら、モップで床を水拭きしてそれから乾拭き。
最後にテーブルを綺麗に拭いて完了!
「ありがとう、とても綺麗になったわ」
ちょっと所在なげだったトシコさんが、にっこり微笑んだ。
「とはいえ、やっぱりにおいがちょっと気になるよねぇ……」
(一応女子寮内の場所なのに、妙に男の子くさいから、なんか色々まずいんじゃないかなって、思うし……ねえ?)
消臭剤を置いてみようかな。甘い香りついてるほうがいいかな??
そんなことを思いながら、瑠奈は声をかける。
「ちょっとお買い物行こうと思うんだけれど、トシコさんはなにか必要な物あるー?」
そこへ、轟が戻ってきた。
「ただいまトシコさん。お、夢宮も来てたのか。さんま、届いてないよな?」
「あ、風雲児くん 。え? サンマ? え、お夕飯足りないの?」
話を聞いてやっと事態が飲み込めた瑠奈。
「それじゃ、新鮮なサンマも買ってくるね!」
「ありがとうね、助かるわ」
トシコさんの声に送られ、消臭剤とサンマを求めて瑠奈は出かけていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月24日
参加申し込みの期限
2014年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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