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【九夜山にて】
<巣立ち>
雨崎 荒太郎
は飛べないカラスちぎりと一緒に九夜山で飛行訓練中だった。
「早く二人で飛べるといいねー」
見晴らしのいい崖上、大空を見上げながらつぶやく。
「ん?」
ちぎりのほうに視線を戻す。崖際を跳ねていたちぎりが足を滑らせ、崖の向こうへ消えた。
「ちぎり!」
荒太郎は迷わず走り出し、ちぎりを追って崖から真っ逆さまに飛び込んだ。
周りに羽ばたこうとしている鳥はいない。つまり荒太郎のろっこんは発動できない。無謀な飛び込みだ。
(いや……やれる)
羽をばたつかせながら落ちて行くちぎりに叫ぶ。
「今、助けるよ!」
飛べ、飛べ!
荒太郎のイメージが届いた。
無我夢中から覚めると、荒太郎はちぎりを抱いて九夜山の空を滑空していた。
「一人でも飛べた……ちぎりより先に一人前になれたねぼく」
一人と一羽。見下ろす寝子島の景色を楽しむ。
「いつかちぎりも飛べたら、また一緒にこの景色を見よう」
荒太郎のろっこん、巣立ちをする。
<九夜山麓で宴会を>
酒浸 朱蘭
は九夜山麓のとある広場にドカッと腰を下ろした。片手には一升瓶が握られている。もちろん中身は……ただの水だ。
(ナニカが変わった、そんな気がしたんだぜ)
一升瓶とにらめっこ。そっと指を近づけ、側面に十字の形を切る。
と、そこへ鈴を付けた猫がやって来た。
「お、そこの猫ちゃんよ」
一升瓶をかざして見せた。
「これただの水なんだけど実は酔える摩訶不思議な水なんだぜ? 一緒にどうだい」
しかし猫は朱蘭と一定の距離を置いたまま、警戒半分興味半分といった対応でちんまりしいてる。
「ちぇ」
舌打ちとともに、水を飲む。
「ふぇ」
思わず声が出る。体がポーッと熱くなるのを感じた。
「うっ」
散歩中だった
風宮 悠
は頭のうずきを覚える。
(またいつもの頭痛……あら)
たまに起こるこの異変に、さらなる異変が起きていると気づく。
(ナニカ感じる……なんだろう、こっちの方角?)
まるで電波を受診するアンテナのように。頭痛の源はある方向から強く届いているような気がした。
(九夜山、の方……行くべきなのか、行かないほうがいいのか)
少し迷った末、ちょっとだけ行ってみようと決意する。
(それにしても……痛い!)
少し時間は巻き戻り、早朝、人気のなかった寝子島駅前に突然、一つの影。
「やった、飛べたね〜」
普堂 しおり
は目の前に建つ、鯛を脇に抱える七福猫を撫でる。
「寝子島駅へはいつでも瞬間移動できるね」
地図に印を付ける。天気のいい朗らかな一日、今日の散歩はここからスタートだ。
ろっこん「猫間飛行」。猫や猫の形のある場所へ移動ができるのだが、一度行ったことのある場所でなければいけない。そこで日がな一日散策して、瞬間移動先を増やすようにしている。
「今日は参道商店街から神社、登山道、隅々まで猫形を見つけて行くぞー」
参道商店街には外猫が多い。おまけに猫グッズを扱う店も多い。小道にいる猫も隅々まで見つければ、この辺りはどこでもひとっ飛びできるようになるだろう。
「ふう、だいぶ歩いたな」
汗ばむ顔を手の平で扇ぐ。商店街はほぼ回りきった。寝子島神社でお参りをしつつ、狛猫の位置を確認する。
「どこかで休憩したいなー」
できれば人気のないところがいい。そういえば、九夜山方面に鈴を付けた猫がウロウロしている静かな広場があったはずだ。
「よし」
目を閉じ念じる。神社からしおりの姿がヒュンと消え飛んだ。
一人黄昏れ飲んだくれていた朱蘭、
「ったく、酒屋の娘が酒に弱いとかやってられねぇよべらんめぇ」
完全に酒乱と化していた。
そこへ登場したのが、頭痛感知の発信源を追って来た悠だった。
「やあやあやあ、あなたは隣のクラスの……どうだい一緒に一杯やらないかい」
一升瓶から注いだコップを渡す。
「え、私は、お酒とかは……」
飲んだ日にはなおさら頭が痛くなるだろう。
「いやいやそれはただの水だぜ」
(ほんとだ、何のにおいもしない)
一口含む。
「あら……なんだかぽかぽかして……いい気分」
「おろ、あっちにも」
新たな人。鈴を付けた猫のすぐ横にしおりがいつの間にかいた。
「一気に人が増えてくれて嬉しいぜ、さあさああなたも一杯おやり」
「?」
「ふふ、すごく気持ちがよくなりますよ」
ほろ酔いの悠。
「へえ……ん、なんだろう普通の水なのに」
体の芯が温まる。
「歩いた疲れが吹き飛ぶような、心地いい感じ……そうだお菓子を持って来たんだ、一緒に食べようか〜」
「いいね、みんなで宴会と洒落込もうかい」
「いいですね……! ポワーン」
こうして女子3人で盛り上がりを見せる九夜山麓、晴れの日中。鈴を付けた猫があきれ顔で彼らの宴会を見守っている。
※彼らが飲んでいるのはろっこんによって変化した、酔った気分になるただの水です。お酒は20歳を過ぎてからっ!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
70人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月01日
参加申し込みの期限
2014年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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