this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ののこがきゃはあ~と笑ったら
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
16
つぎへ >>
【嵐の中にて】
<突風警報、発令>
海に面する寝子島の天気は変わりやすい。今朝は快晴だった空をみるみる雲が覆い、大粒の雨が落ち出し、空気の流れが冷たくそして速くなる。島に嵐がやって来た。
街の外れにある建設現場。まだまだ工事の初期段階で、資材が散在した状態にある。突然の突風に煽られ、鉄骨に張られたテントがバリバリと音を立てる。切断された資材がコロコロと転がる。
そして。立てかけられていた数枚の看板が、風に乗って吹き飛んでいった。
十条寺 達磨
は突風の中、なぜか街へ繰り出していた。
(こういうスリルなときこそ、運命的な出会いがあるかもしないからな)
一応急用があっての外出なのだが、
(お、女の子見っけ!)
目は女性のほうばかりに向いている。
(んーでも超ロング、顔も隠れちゃうくらいじゃ、ちとストライクゾーンを逸れてるなぁ)
その超ロングとは買い物帰りの
垣根 瞳
だ。
(降り出してしまったわぁ……)
大事な髪が濡れてしまう。家路を急ぐのだった。
(じろじろ、こっち見てる人がいるけど、気にしないでおこう……)
達磨はあざとい。瞳から別の女性にターゲットを変えている。
(あちらのジョギング中の子は……金髪セミロングといったところかな)
達磨のドストライクはベリーショートだ。
金髪の女性は
メルヒオール・ハルトマン
。鍛錬のため走り込み中だ。
(風は強いが……雨は粒が大きいだけで量はそれほどでもないな)
通常のメニューはこなせるだろう。そう予測し、歩速を早める。
(スパートをかけるか)
(おお、ベリショの子! 雨に降られて困っている様子!)
好みの女子を見つけた達磨は即座に駆け寄る。
「お嬢さん、よかったら俺の傘に入りませんか」
「あ、いえ、大丈夫ですから」
「そんなこと言わず」
「家、すぐそこなんで」
「送りますよ」
ひと際強い風が吹いたのはそのときだった。
「きゃあ」
短い悲鳴をあげるベリショの女の子。
「くっ」
帽子を押さえる達磨。
そして。
「気をつけろー!」
風に紛れながらの警告。声の先を辿ると、
「!」
いくつもの看板が風に飛ばされ、勢いよくこちらへ向かって来ているではないか!
(これ、当たったらやばいじゃん)
一瞬たじろぐが、あることを思いつく。
「飛ばされないように俺に捕まって」
「は、はい」
同意の上で手をつなぐことに成功する。
(よし)
達磨のろっこんが発動、彼を中心に空気の渦ができる。
(あれ、カマイタチじゃねーじゃん)
いつもと違う能力が出たが、この際どうでもいい。
(ジェットストリームって感じだなこりゃ)
渦巻く気流は飛来した看板を弾いた。
「何とか凌いだな」
「あ、ありがとうございます」
「ふふ、お礼なんていいさ。それよりも連絡先を」
「危ないんで帰ります」
「あ、なら送るよー」
突風よりもしつこい達磨なのだった。
看板はメルヒオールにまで迫るが、背中を向けていたため気づくのが遅れた。
「きゃっ」
すれ違う通行人が短い悲鳴。
(ん……!)
そこでようやく迫る看板を知る。ぎりぎり避けるも、頬をかすめて血がツーと流れる。
(殺傷力があるな)
看板は他の通行人をも襲おうとしている。まるで意思を持っているかのように。
(くっ! こういうときに限って木刀を持参していないなんて!)
こうなれば一か八か。風で折れ落ちた木の枝を拾い上げ、頬から垂れる血を塗る。枝に変化を感じた。
(木刀でなくてもいけるか……よし、間に合えっ!)
ろっこん「妖刀村正」。通行人のそばへ一気駆けると、迫る看板を居合い斬り。メルヒオールの前で真っ二つに切れた。
(力が変化した……? 日頃の鍛錬の成果だろうか)
何にせよ、無事に助けられてよかった。
が、看板はまだ数枚こちらに向かっている。
(! 今度はあっちの女性に!)
瞳にひと際大きな看板が襲いかかる。
(この距離では)
また走り出すメルヒオールだが、これでは確実に間に合わない。
「あぶ……」
背後に迫る看板に気づかない瞳に向かって、叫ぼうとしたときだった。
瞳の長い髪が勝手に動き出し、瞳の背後に壁を作り出す。看板を受け止めると、横に流すようにしていなした。
(な……風のせいではないな……そういう力の持ち主なのか)
始終を見届けたメルヒオールはホッと一息。刀の力を解く。
(ん……今何か後ろで起こったような……)
違和感を覚えた瞳は後ろを見るが、風と雨がこちらに強く注ぐだけだ。
(なんでもないか……早く帰ろう)
迫っていた危機のことなど一切知らず、とぼとぼと帰るのだった。
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
16
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ののこがきゃはあ~と笑ったら
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
70人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月01日
参加申し込みの期限
2014年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!