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【らっかみおろし】第2区間:麓から町へ
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chapter.9 麓から町へ1
九夜山の麓と町の境目。第2区間から第3区間へらっかみさまが受け継がれる地点は、たくさんの応援客が詰めかけ熱気に包まれている。一体どのチームが最初に山を抜けてくるのか。固唾をのみ見守っていた。
「お、来たぞ」
応援客の誰かが叫び、一気に沸き立つ。
最初に姿を現したのは……黒猫チームだ!
「うお、俺たちもしかしてトップ!?」
たくさんの歓声に
冴木 竜司
が手を振って応える。
「やりましたね!」
鬼崎 つくし
は竜司の元を離れサポートに徹していた。抱かれた状態で、ロリコン最高とか叫びながらゴールするのはさすがに気が引けた。
「色々道草食ったような気もしたけんど、うちらが一番だべかー」
キレよく駆ける姿と裏腹に、間延びして
鈴野 海斗
が言う。
幻覚に惑わされたりペナルティを課せられたりタイムロスはあったものの、海斗のかんじきによる沼の不利無効化、そして竜司とつくしの合体ろっこんのおかげで、後半は他チームを凌いだ。
黒猫チームのらっかみさまは第3区間のメンバーへ託された。
「……やったぜ」
託した直後、足がガクガクいいその場に倒れる竜司。
「不思議な力たくさん使うからだっちゃ」
海斗もその場にへたり込む。
「お兄ちゃん、お疲れさまでした」
介抱するつくし。膝枕の上で気を失った竜司は幸せそうな表情を浮かべている。
「いい顔で眠ってるべ、夢でも見てるんだべか?」
微笑ましく見守る海斗とつくし。
(ほんと……お兄ちゃん、お疲れさまでした)
しかし直後、竜司の寝言が場の空気を変える。
「……まゆ先生つかまえたあ……ニャルキー食べますか?」
つくしの渾身の拳が竜司の顔にめり込んだことは、言うまでもない。
さび猫チームも沼を抜けゴールへ一目散。
「あ、あとちょい……!」
全員気力で走っていた。
佐藤 英二
は飛びそうになる意識を必死に抑えている。
「頑張れ!」
ラストは
恵御納 夏朝
がサポート、
小山内 海
が後ろを担う。さび猫チームも樹海で幻覚を見たが持ち前の精神力でしのぎ、沼ではろっこんを駆使してペナルティ無しで切り抜けた。しかし基礎体力やスピードといった地力の面でいえば、他のチームには少々劣るところがある。
(……あっ)
海が口をあんぐり開く。すぐ横を別のチームが並んできたからだ。
さび猫チームに並びかけたのは虎猫チーム。樹海は
光村 日向
のろっこんにて事なきを得たが、沼では腹筋のペナルティ。タイムロスはあったが、知力体力ろっこんによってここまで這い上がっていた。
「負けないよ……」
再び前を担う日向。
「立井くん、もう少しだ、ゴールはもう少しで見えてくる」
「もう体がぼろぼろじゃが……必ずらっかみさまを次のランナーへ届けるぞ」
うつろになりながらも走りを止めない
立井 駒鳥
。
「八神くん、ついてきてる?」
「ああ」
らっかみさまの横で
八神 修
は短く応える。
「最後は気持ちだよ……負けたくない気持ち」
鼓舞する日向自身、今すぐにでも倒れそうだ。気持ちだけを前向きにして両足で地面を踏み切っている。
「僕らのらっかみさまを繋がなくちゃ……!」
しかしそこにさらなる伏兵が。
「わりいが、急いでるんで、ちょっと通してくれねぇか……」
さび猫チームと虎猫チームが競っている間を割って追い上げるチーム……三毛猫チームだった。
「な、なんだ!?」
その光景に修を始め虎猫チームは絶句する。
(なにコレ……)
「な……!?」
海や夏朝、英二も唖然とした。
男子高校生1人+女子小学生2人の三毛猫チーム。
如月 庚
は、終始
小島 海美
と
劉 瑞麗
に翻弄されてきた。樹海では幻覚の海美をおんぶして走り、沼ではわがままを言う瑞麗をおんぶして走り、ほとんど孤軍奮闘ではないかといくらいだった。
しかしペナルティ。懸垂300回では、力尽きた庚に代わって瑞麗が200回近い数をこなした。その後に海美も斜め懸垂で25回ほど、そしてラストは復活の庚。辛くもクリアした。
その後の沼も気合でなんとか乗り切ったのだが。
沼を渡りきってすぐに新しい悲劇が待っていた。
「るいり、疲れた」
「わたしもー眠たくなってきちゃった」
役目を終えたというように、そのままぐったり〜な小学生2人。
「まじか……」
愕然とする庚だった。
そして現在。
「こうなったらヤケクソだぜ」
1人で走る三毛猫チーム。背中には瑞麗。山駕籠の中では、らっかみさまの膝の上に海美、さらにその上にはにゃんこボール。瑞麗と海美、2人はすやすやと眠っている。
「全員でゴールしないといけないんだろ……最後まで面倒見てやるぜ……」
庚の限界はとっくの昔に超えている。
さび猫・虎猫・三毛猫、3チームのデッドヒートが繰り広げられる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
梅村象山
萩栄一
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月17日
参加申し込みの期限
2014年09月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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