this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
スイート・タイフーンにご注意を?
<< もどる
1
2
3
4
5
…
17
つぎへ >>
――桜花寮。
「ふぅ……」
時子との通話を終えた美弥子は荷物を纏めていた。すると、「ごめん! 僕、ちょっとテオくんを助けてくる!」という声。よく見ると、荷物を纏めた
恵御納 夏朝
が外へ出ようとしていた。美弥子はレインコートを着用しながら問いかける。
「テオを助けに行くの? 私は雲を散らす為に外へ出るけど、途中まで一緒に良い?」
「うん。何があるかわからないし、単独で動くよりいいね」
夏朝が肯き、2人は時子に連絡を入れると直ぐに寮を出た。
同時刻。自室にいた
志波 拓郎
は空から降るお菓子や、窓から見える様子から急いで屋上へとむかった。
(お菓子? 美味しそうだな……じゃ、なくて、……なんとか、しなきゃ!)
屋上で強風に呷られながらも辺りを見渡せば、猫又川が氾濫している。しかも淡い黄色の何かで、かすかにオレンジの香りがする。僅かに重力が弱いような気がして跳ねてみると、いつも以上に高く飛ぶことが出来た。それでも、あの空には届かない。
(あれって、ババロア……かな? そうじゃ、ない。……念の、為に……ロープが必要、かな? そして、もう少し高い場所なら届くかもしれない)
九州出身の拓郎は、台風にも多少慣れている。こんな日は外に出ないほうがいい事は知っているが、そうも言っていられない、と自室に戻るとロープを持って外へと向かった。そこで見たのは、
高梨 彩葉
が降って来るお菓子に目を輝かせている姿だった。
(か、可愛い……)
思わず見蕩れるが、ふと彩葉と目が合って互いに真っ赤になる。
「し、しばっち! ど、どうしたの?」
「あの……雲を、どうにか……できないか、と思って……」
拓郎が屋上で見た事等を話すと、彩葉も少し考えながら天を見る。あの綿菓子の雲をどうにかしなければならない。そして、重力は弱まっているが寮の屋上からではまだ天にとどかないとなると……。
「もう少し高い場所を目指す必要があるね」
彩葉は自分もそこを目指すしかない、と決意を固めた。
2人が出た頃。『ひと』の
奈倉 藍
は昼寝から目を覚ましたところだった。彼女は窓から見える光景に、思わず歓声を上げる。
「わぁ♪ これって、夢の続きですよね?」
沢山のお菓子が降って来る上に、遠くに見える淡い色合の川。窓を開ければ強風と共に甘い香りが入ってくる。窓を閉めつつも、藍は心が躍るのを抑えられなかった。
「台風だからって寮に篭っている場合じゃありませんよね! 空からお菓子が降るなんて……すばらしいっ!」
彼女は直ぐに身支度を整えると部屋を後にし、外へと飛び出す。よく見ると個別包装されたチョコレートやキャラメル、クッキーのほかにもラムネやマシュマロ、おせんべい……、とどれも美味しそうなものばかり。自然とテンションも上がる。
「うふふっ、たくさんあってどれから食べようか迷っちゃいます」
楽しそうに道を歩きながら、藍は猫又川の方へと歩いていった。
一足先に寮を出た夏朝と美弥子は、近くのホームセンターで色々と買い物をしていた。様々な道具がそろっている中、夏朝は筏になるものとして盥を見つけてくる。船のオールもレジャー用品のコーナーから持ってきており、美弥子もロープやタモ網、虫取り網などをカートに乗せていた。
「こんなもの、かな?」
「道具が多すぎても、かえって動きづらいわよね」
2人は手分けして道具をまとめ、ビニール紐でまとめ、2人の身体に括りつけた。準備が整うと、2人は改めて時子との待ち合わせの場所へと急ぐのだった。
因みに、支払いはどうしようかと考えた挙句、とりあえずいくらか置いておく事にした。
こちらは、寝子島総合病院付近。
八神 修
はこのあたりにコンビニがないか探していた。偶然そこにいた彼だが、テオが川に落ちたのを聞き即座に行動に移していた。
(人間に助けられるのは、不本意かもしれないが……)
修はとりあえず見つけたコンビニへ入る。そこには誰もおらず、蛍光灯に商品がただ照らされているだけだった。
「使い捨てカイロと、ロープとタオルはどこかな。……これか?」
直ぐにお目当てのものを見つけ出すと、彼は丁度持っていたお金をカウンターに置き、店から出て行った。幸い、降って来る菓子は当たっても痛くは無い。風は強いが、まだ動くことが出来る。
(問題は、あの雲か)
ふと、空を見るとそこには綿菓子の雲が渦を巻いている。妙に空が近く感じるのは、綿菓子がふわふわしている所為だろうか? 修は僅かに手を握り締めるとテオが落ちたであろう場所へ向かった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
スイート・タイフーンにご注意を?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月26日
参加申し込みの期限
2015年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!