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言の葉、消えて
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◆
夏の夕暮れ。
その時間は、とても哀しい何かが満ちる時。
海岸に近づいた
夢宮 瑠奈
は、ふとそんなことを思った。
あんなに賑やかだった海水浴場も、今はもう人がまばらになっている。
全てをオレンジ色に染めていく夕陽の中、動く影はぽつりぽつり。
瑠奈は、それを眺めていた。
そよぐ風に、一つ結びの髪が微かに揺れる。
ずっと賑やかな光景を見つめていて、それが日常に――当たり前になってきていたから。
人が減っていくのは、とても寂しい。
そんなことを考えながら、浜辺で一人。
静かに、佇む。
耳に触れるのは、寄せては返す波の音。
瞳に映るのは、ゆっくりと沈んでいく太陽。
このまま、切り取ってしまいたい。
そうして、時間を止めてしまいたい。
ふと胸にわき出したそんな想いを、歌に乗せて――。
何故だろう。
歌が届かない。
目の前で揺れる波にも。
目の前で消えていく陽にも。
ぽつりぽつり動く、黒い影にも。
何処にも、誰にも。
脳裏をよぎるのは、いつかの夢の中の出来事。
優しい声をもう一度聞くために、背徳感を振りきって自ら差し出した時のこと。
あの時、差し出したのは――。
――瑠奈の、未来。
誰かのために、形のない想いを届けるための、道具。
形のないものを、幸せのカタチにするための、道具。
また、夜が来る。
もうなくさないと、思っていたのに。
もうどこにも落とさないと、思っていたのに。
それでも夜はやって来る。
沈まない陽はないのだから。
……それでも。
それでも瑠奈は、"あなた"に伝えたいと願う。
夜は、いつか明けるものだから。
信じ続けていればきっと、明けるものなのだと。
沈まない陽がないように。
明けない夜もないのだから。
ごく短い夜の中、希望を求め。
それでも彼女は、この世界で生きていく。
誰にもその声が、届かなくなっても。
いつか、いつか。
届くように。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月04日
参加申し込みの期限
2014年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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