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\ オーバータイム!/
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リモコン奪還作戦
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タルトは前足でがさがさと自分のリモコンを探したが、似たようなリモコンが多すぎてどうにも判別がつかない。それに、問題はそれ以外にもあった。
「どうだー? 持ってこれそうかー?」
修が下から声をかけるが、なにしろ猫になっているためタルトは声を出すことができない。顔を出してジェスチャーでなんとか伝えようとしたものの、『猫の姿だから一度に一個しか運べない』ということは伝わらなかったようだ。
どうしたものかとタルトが辺りを見回していると、頭上から何かが垂れ下がるのが見えた。
(はしご?)
それは蔦で編まれたはしごだった。意外としっかりとした造りで、人一人くらいなら支えられそうに見える。と、その時、崖の上から急に小さな足が現れた。
「よい……しょ」
はしごを使って下りてきたのは瑠樹だった。なんともたどたどしい動きで、見てて不安になる。何か声をかけようにも、にゃーとしか言えない。
「あれぇ? 猫?」
タルトの鳴き声に反応した瑠樹が下を見た途端、足がずるっと滑り、瑠樹の体が背中から落下してきた。
(やっば……)
タルトはろっこんを解除しようかと一瞬考えたが、足元の岩は巣と猫一匹分程度のスペースしかなく、解除すれば足場がなくなってしまう。かといって下のクッションに頼っても、落ち方が悪ければどうなるかわからない。
最悪自分が下敷きになることも考えてタルトは目を瞑った。
が、瑠樹が落ちてくることはなかった。
一時的に鷹を振りきった柳司ががっしりと瑠樹の体を支え、壁を蹴って巣へ直撃しないように避けたのだ。
柳司はそのまま背中からクッションに落ちた。瑠樹の体ぶんの衝撃はあったが、体の軽さもあって気を失うようなこともなかった。落ちていく柳司を見ていたタルトも急いで崖を下り、ろっこんを解除させて元の姿へと戻った。
「浅沼、大丈夫か!?」
「八神か……俺は大丈夫や、瑠樹は……」
駆け寄った八神が瑠樹の体を抱え上げると、ぎゅっと目を瞑っていた瑠樹はぱちくりと目を瞬かせた。
「あれぇ……? 無事だったぁ」
「……大丈夫みたいだな」
一同がほっと胸をなでおろすが、まだ鷹は柳司の事を諦めてはいなかった。急降下して、その爪でもって襲い掛かってくる。
「あーもう、ほんましつこい……!」
既に引っかき傷やミミズ腫れだらけになっていた柳司がうんざりした様子でつぶやくが、鷹は柳司の目の前で旋回し、近くの小さな樹の枝に止まった。
「だいじょうぶ……おちついて……」
見ると、時子は手を組んで再び「鳥の囀り」を発動させていた。鷹は時子をじっと見つめ、時子も何かつぶやいているようだった。
「なんて言っているの?」
一区切りついたらしい時子に天吏が尋ねると、時子はふぅっと息を吐いて一同に向き直った。
「えっと……この鷹さん、リモコンというよりも、電池が好き、みたいです」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
むょりん
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月26日
参加申し込みの期限
2014年09月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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