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【寝子ヶ浜海岸】
「あーあったよトルコアイス屋さん!」
鹿黒 浅黄
は大はしゃぎでワゴンへ駆けていく。
「へーここが朝黄オススメの」
夜乃 理沙
は平坦な声で言うが、内心期待で胸を膨らましている。実際に胸も中学生にしてはやけに出ている。
「すっごい美味しいんだよ! おじさーん2つください!」
「はい、まいどー!(お、おじさんかい)」
バルシュ・コルテュルク
は景気よく返事して、ドンドルマを練り込む。
「いつものとこでやってないから探しちゃったよー」
「今日はいつもと違うルートを回っててね。はいおまちどう!」
「わーいただきまぁす!」
海岸通りを歩きながらドンドルマを食べる理沙と浅黄。
「んー美味しい!」
「シャリシャリの氷に独特の粘り、ヨーグルトもほのかに香ってて」
そして何より口を満たす甘さがたまらない。スイーツに目がない理沙ももう虜だ。
「甘いもの食べると力がみなぎってくるよね」
「え、そう?」
理沙の唐突な発言に目をぱちくりさせる浅黄。
「ほら、腕なんてこんなに」
モリッと筋肉がみなぎっている。
「うわ、すごー」
「最近こうなるのに気づいたんだ」
(それってもしかしてろっこん……)
わいわいとアイスを食べていくうち、2人はいつの間にかエノコロ岬方面へ。この辺りは昼の時間帯でも人通りはあまりない。
「ねえねえどこ行くのー?」
髪を染めたちゃらい集団4人が、2人の行く手を阻んだ。
「……何なのあんた達……」
ムスッと対応する理沙。
(あれ、これって最近噂になってるナンパを装った拉致ってやつ……?)
後ずさりの浅黄。
「へーすごいね君の腕」
「ちょっと、触んないでよ!(僕たちの至福のときを邪魔しやがって……!)」
強気な理沙。
「もしかしてろっこんってやつかな?」
「はぁ?」
「そのデカい乳も?」
腹を抱えて笑う4人。理沙のどこかがプチッと鳴る。
「胸は関係ねーだろッ!」
理沙の右拳が、絡んできた男の頬に、文字通りめり込んだ。
「あ……やっちゃった」
「やりやがったな!」
「ごめんね浅黄……怒らせちゃったみたい」
警戒する3人。1人が浅黄の腕を掴む。
「きゃっ」
「浅黄!」
弾みで浅黄の持っていたドンドルマのカップが地面に真っ逆さま。ベチャ。
「あああー酷い……酷いよっ!」
半べそになる。
「君のろっこんも見せてみてよー」
(もうあったま来た!)
「お望み通り使ってやるわ!」
ろっこんを意識する。
「世界で一番アイスが好きなのにーっっ!」
ろっこん「狼少女症候群=ライアーガールシンドローム」。浅黄の耳がピンと張り、目つきは鋭くなり、鼻が伸び牙が生える。スカートの下からはフサフサの尾。手には頑強な爪。
「ガルルォ」
人狼となる。
「こ、これが浅黄のろっこん……」
噂には聞いていたが。初めて見た理沙はしばしの驚愕の後、
「すっごくカッコイイじゃん!」
興奮する。浅黄は安心した。
(やっぱり。理沙ちゃんはわたしを怖がらずにいてくれる)
「ガルルル!」
「おーけー浅黄、一緒に暴れよう!」
彼らの様子を遠くから眺めている者が一人いた。
(2人とも戦闘タイプか)
八神 修
。彼は近ごろ話題となっている誘拐事件を調査していた。
(ろっこんが絡んだ奇妙なこの事件。黒幕を突き止めなければ)
彼女たちが捕まるか、もしくはリーダー格が逃げるのを追うか。とにかく奴らのアジトを見つけることが第一の目標、だったのだが。
(……派手に暴れるてるな)
理沙と浅黄のコンビは強かった。理沙が拳で応戦し、浅黄は瞬発力とともに牙と爪を駆使する。相手も強化系のろっこんで応酬するのだが、本能的な部分で彼女たちのほうが勝っていた。
(このままだと、相手が全滅するな)
末端の口を封じられては身もふたもない。修は動き出す。
「ちっ(こんな強えーなんて聞いてねぇぞ!)」
ナンパ男は残り一人となっていた。
「ガルル……(こいつだけすばしっこいな)」
「ちょこまかして……標識でもぶっこ抜いてぶん投げてやろうか」
「待て」
「え?」
2人の間を修が割って入る。地面に手を付くと息を止め集中した。修のろっこん「分解」の発動。
「おわぁ!」
敷かれていたタイルに亀裂が走る。バランスを崩して転びそうになる。
「くそっ」
よろけながら地面を蹴るナンパ男。数の劣勢を感じたらしい。高く跳び、遠くの林へと着地し全力で駆けていく。
「ちっ、逃げられたか」
舌打ちする理沙。
「発信器を付ける前に逃げられたが特徴は覚えた。捜索に優れたろっこんの仲間がいれば見つけるのは容易いだろう」
わざと逃がした理由を説明する修。
「ガルルル」
すると、浅黄がメモに何か書いて修に手渡す。
「ん……世界で一番好きなのはお父さん……?」
読み上げると、浅黄の姿が元に戻った。
(ほう、これが解除の合図なのか)
「ふう、一旦休憩」
一息ついてから一気にまくしたてる。
「あいつの臭い、ばっちり覚えたよ! だからまた変身して、追いかけてアジトごとやっつけよう!」
「なるほど。あまり速く走らないでくれよ。俺は戦闘系ではないから」
「おーけー」理沙がちらりと、足元に転がる3人を見る。「こいつらはどうする?」
「警察に喧嘩沙汰とでも通報しておくか」
スマホを出しながら修、狼に戻った浅黄の後をついていく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月14日
参加申し込みの期限
2014年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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