this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
歌え! 笑え! シング・ア・サンドー
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
「なぎさ!」
歌が終わるなり、すばるはその場に立ち上がった。周りにはやし立てられ、なぎさも席から立つ。
「16年に感謝、そしてこれからもよろしくな。サンキューフォーエヴァー、永遠にありがとう!!」
様にならないウィンクと共に投げられたのは「TRUE LOVE」と書かれたギターピックだ。
「もう、いたごさんったら……」
両手の中にピックを包み、なぎさは嬉しそうに呟く。
「いたごさんいたごさん、後ろをみて下さいよ」
一段落ついた頃合いをみて、司会者が断幕をみせた。
「うわあ、いつの間に!?」
「横断幕を作って下さったのは裏方でお手伝い頂いている宇佐見満月さんです。宇佐見さん、ちょっとステージに出てきてお祝いの言葉をお願いします」
満月は急なことに戸惑いながらも司会者の隣に立ち、横からさっとマイクを奪った。
「いやあ魚新の旦那、おめでとう! 魚新さんの愛妻っぷりは旧市街一だからねえ、及ばずながら加勢させてもらった次第だよ。これからも可愛い奥さん大事にするんさ!」
「こちらこそありがとう! なぎさも喜んでくれたと思うよ」
会場で黄色い旗がひとつ、ぱたぱたと揺れた。満月はそれにほっとし、司会者にマイクを返して裏方へ戻る。
「さあ、では最後の審査に参ります。いたごさんの愛のこもったラブソング、みなさんはどう感じたでしょう、一斉にどうぞ!」
審査員席にいた3人は同時に白をあげた。雅人と一緒にいた修も、その場で白い旗をあげる。
だがしかし。
「おっとこれは、黄色が優勢でしょうか? それではいたごさんには宴会セットを! これを使って奥さんを笑わせてあげてください!」
会場は拍手喝采だ。しかしいたごはその真の意味に気づかない。
「どうもありがとう、ありがとう。では最後に……なぎさ、愛してるよ!」
最後までブレないいたごに、また笑いと拍手が巻き起こった。拍手が終わると、終了の音楽が流れだす。
「さあ、全ての参加者の披露が終わりました。あっという間の時間でしたが、みなさんどうでしたか? しかし、イベントは終わりましたが、商店街が賑わうのはこれからですよ。この後も古き良き商店街の空気を楽しんでいってくださいね。それではみなさん、今後とも参道商店街をよろしくお願いいたします!」
「テ、ン、チョー!」
遠くからでも分かるハイテンションぶりに、託志はしっぽをぶんぶん振っている仔犬を想像した。
「凛。悪くなかったぞ、ステージ。約束通りサービスしてやるよ。店の宣伝もしてもらったしな」
そこへ通りかかったのはステージを片付け終わった満月だ。凛と一緒にいる託志に、一直線に向かってくる。
「アンタがテンチョーさんかい? あたしゃうさぎ屋の宇佐見満月っていうんさ、よろしくさね」
うさぎ屋のチラシを貰った託志は、自分の名刺を代わりに渡した。
「おう、ステージでみかけたぜ。裏方お疲れさんだな。今度何かあったら俺たちも呼んでくれよ。手伝えることがあったらなんでもやるぜ!」
「頼もしいねえ! テンチョーさんノリもいいし、気に入ったよ。これから店に入るんだけど、よかったら食べていかないかい?」
満月の誘いに、凛の方が目をきらめかせた。
(テンチョーのおごりでお好み焼き!)
「そうしたいのは山々なんだが、俺も店があるからな。今度行かせてもらうぜ」
「そんなら仕方ないねえ。それじゃまた!」
(そ、そうだった……お店あるんだ)
ひとり一喜一憂しているところへ、輝夜が声をかけてきた。
「雨寺……凛ちゃん、であってる?」
「輝夜ちゃん!」
「覚えててくれたんだ、ありがと! 実はこれから3人で『シャンテ』に行こうって話してたんだけど、場所が分からなくて」
傍で話を聞いていた託志がならばと声をかける。
「案内してやるよ。俺も丁度店に行かなきゃならないしな。凛は今日シフトないからさ」
「あの……シフトがないなら一緒に行きませんか?」
輝夜の隣にいた真珠がおずおずと喋ると、後ろにいた瑠奈もうんうんと頷く。
「元気がでる歌、もう一回聞きたいな」
「え、いいの? いくいく!」
「よし。決まりだな。みんな学生証は持ってるな? 凛がいるから会員カードもあるな」
託志が先頭となり、女子高生がぞろぞろとそれに続く。
(やっぱり歌は楽しむもんだな)
久々に自分も思いっきり歌ってみるか、と託志はほほえむ。
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
歌え! 笑え! シング・ア・サンドー
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
貝
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月30日
参加申し込みの期限
2014年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!