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拙者、モテモテでござるの巻
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chapter.1 誘惑
「やってきました! 寝子島映画村!」
抑えきれない思いが声になって、体の外へと出た。
グッと拳を掲げ、彼女——
結梨亜・カールシュテイン
は映画村の中に出来た「忍者ミュージアム」の入り口前に立っていた。
日本文化も忍者も好きな結梨亜は、この忍者ミュージアムのオープンを聞き、いてもたってもいられずやってきた。
の、だが。
「むむ、ふたりだと入場料半額……」
ちらりと入場料が書いてあるところに目を向ける。思っていたより、ちょっとだけ高い。
入場料半額の文字はたいそう魅力的であったが、残念ながら結梨亜はおひとり様だった。
「諦めて、普通の料金で入るしかないですねぇ……」
財布の中身を確認しながら受付に向かおうとする結梨亜。そこに、後ろから声がかかった。
「そこのあなたっ」
「え?」
思わず振り返り、自分を指さす。後方に立っていた女性は、こくりと頷いた。
「今の独り言聞こえちゃったんだけど、もしかして入場料もっと安かったらなー、とか思ってた?」
結梨亜が少し照れたように首を縦に振ると、女性はにかっと笑って提案した。
「じゃあ、私と組まない?」
曰く、手裏剣投げで賞品がもらえると聞き訪れたは良いものの、入場料が思っていたより高く、どうしたものかと考えていたのだそうだ。
そこに同じような悩みを抱えていた結梨亜を見つけ、声をかけたということらしい。
「これも何かの縁ってことで」
「おぉ、入場料が半額に! ぜひぜひお願いします!」
話を聞いた結梨亜は、握手を求めながら明るいトーンで言った。その手を握り返し、女性が言う。
「決定ね! 今日は一緒に楽しみましょーか!」
さらに、話の流れで同じ寝子高生だと知ったふたりは、一気に距離感が縮まる。
「へえ、おじいさんが忍者マニアですか!」
「そ。入場料のお礼に、そこそこ詳しい解説ぐらいなら付けられると思う!」
「おぉ、入場料だけでも助かったのに、解説までしてくれるとは……なんて親切な人でしょう!」
すっかり興奮してしまった結梨亜は、一刻も早く中に入りたいとばかりに掴んだままの手を引っ張った。と、そこで結梨亜が振り返る。
「そういえば、まだお名前も聞いてませんでした!」
キラキラと輝く結梨亜の瞳に催促され、女性は名を名乗った。
「私は、
島野 夏帆
! よろしくね!」
「夏帆さんですか! よろしくお願いします! 私は
結梨亜・カールシュテイン
と言います!」
安くなった入場料、そしてひょんなことがきっかけで出来た新たな知人に心を躍らせながら、ふたりは施設の中へと入った。
◇
その頃、ふたりでミュージアムを訪れていた
常闇 月
と
八神 修
は貸衣装のコーナーでそれぞれ忍び装束へと着替えていた。
「結構、雰囲気が出るものだな」
成人男性用の、一般的な黒の装束に身を包んだ修は、満更でもなさそうに呟く。一緒に来た月も、そろそろ着替えが終わる頃だろうか。
着替え用の部屋に修が視線を向ける。彼の予想通り、ちょうどそのタイミングで月が部屋の扉を開けて出てきた。
と同時に、修は思わず言葉を失った。
「……いかがでしょうか?」
そう尋ねる月の格好は、一般的なくノ一の衣装……ではなく、太ももが露わになった現代風ともいうべき、ミニスカ衣装だった。ブラックカラーが余計に色っぽさを引き立たせている。
「八神さん?」
恐らくは無自覚なのだろう。月が首を傾げ、修を見つめる。修は目線を逸らしながら短く言葉を告げた。
「その……似合ってると思う」
「そうですか。それなら良かったです」
端から見れば初々しいバカップルに映るこのふたりの関係は、親しい友人同士。お互いにそれを分かってはいるが、つい太ももに意識が向きそうになるのは、健全な男としては仕方ないことだろう。
雑念を振り払おうと首を横に振った修は、月に言う。
「じゃあ、月が知りたがっていた忍者のことを、一緒に勉強していこうか」
「はい、よろしくお願いします」
そうしてふたりは地図に目を通すと、最初のアトラクションへと向かっていった。
そんな彼らを見ていたのは、
佐藤 英二
である。
単身忍者ミュージアムに来ていた彼は、あくまでマイペースに楽しもうとしていた。
「アレは、同じクラスの八神君……? そうか、やっぱり入場料半額だと、誰かと来ている人が多いんだな」
自分も忍び装束に着替えてみようかとも一瞬考えたが、さすがにひとりでそれをする勇気は出なくて止めた。
「えーっと、色んなアトラクションがあるみたい……どれから遊ぼうかな」
地図を広げ、英二は記載されているアトラクションの数々に指を這わす。
「手裏剣投げも面白そうだし、忍術体験もしてみたいな」
おおよその目的を決め、気分も高揚してきた英二もまた他の来場者たち同様、施設の中を進んでいく。
彼らはまだ、施設内で自分たちの学校の教師とくノ一がトラブルを起こしていることを知らない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
萩栄一
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月23日
参加申し込みの期限
2014年10月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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